「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

ファミ劇太陽放送2/15=殿下の「最も優しい刑事」像スタート/太陽史上屈指の悲劇・ボスのトラウマ

2019-02-14 06:55:11 | ファミ劇日誌
さて、2/15のファミ劇太陽放送です。

【CS】

▼ファミリー劇場HDリマスター版 マカロニ編

2/15(金)
6:30~7:30
=再放送=[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#31
ファミリー劇場HD(CS)
第31話 48.02.16 お母さんと呼んで (マカロニ)


2/15(金)
7:30~8:30
=再放送=[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#32
ファミリー劇場HD(CS)
第32話 48.02.23 ボスを殺しに来た女(ボス・マカロニ)


2/15(金)
19:00~20:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#33
ファミリー劇場HD(CS)


2/15(金)
20:00~21:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#34
ファミリー劇場HD(CS)



第33話 48.03.02 刑事の指に小鳥が… (殿下)

セミレギュラー:三谷文乃
ゲスト:吉行和子
 柳生博
 練木二郎 山口譲 川瀬秀司 上野郁巳 高橋裕二

脚本:市川森一
監督:金谷稔

妹・京子と街を歩きながら殿下は彼女の悩みを聞いていた。
作曲家志望の音大生と結婚したいのだといい、殿下に父親を説得してもらいたいと云う。
そんな話を聞いて、殿下は漫画家・谷口の夫婦のことを思い出す。
ちょっと前までは売れっ子作家だったが、現在夫は殆ど仕事を失いアルコール中毒になり、妻はバー勤めで生計を支えていた。
作家と結婚すると、谷口夫婦のように苦労するぞと京子を諭すが、京子は全く意に介さない。
早朝、山さんたちはあるマンションの傍らで発見された転落死体を検分していたが、どうやらマンションに盗みに入ろうとよじ登っていた時に転落したらしい。周囲の者はだれもこの事件に気付いていなかった。殿下が遅れて駆け付けたが、遺体の男に見覚えがあった。
この間京子に話して聞かせた漫画家・谷口の妻・澄江に執拗に付きまとって、殿下が澄江から相談を受けていた辻という若い男だった。
早速、マンションにある谷口宅を訪問してみると、谷口は昨日から帰宅していないこと、事件のことは知らなかったと澄江は言う。ふと部屋にある1羽が入る鳥かごに目をやった殿下は、以前2羽いた事に気付いたがもう1羽には逃げられてしまったと澄江はいう。
谷口家と辻の事件はひと月前に発生した。
辻は澄江に付きまとうだけで何もしてこないというが澄江は逮捕してほしいという。一方夫の谷口は以前の売れっ子ぶりが嘘のように荒れていた。
部屋への投石等があったが、その後なぜか澄江は被害届を出さなかったので、その件はそこで一旦終了した。
現在、澄江は妊娠4か月でバーを休んでいた。幾度か澄江に事情を聞いているうち、澄江の方から殿下が何故刑事になったのかを尋ねられた。
殿下の父は厳格な検事で、常に「男らしくなれ」と言われていたこともあったが、男子校で上級生からラブレターを貰ったことがトラウマになり男らしい職業の刑事になったものの、当人は高所恐怖症で今でも死体を見ると背筋が寒くなると答えた。
辻の検死が終わった。転落死には間違いないが、手には地底深いところにある土が検出され、辻のバイクにもその痕跡があった。
何のためにそのような土が付いたのか、一係では該当する土地のビル工事現場を調査することとした。
さらに事件以来行方がつかめない谷口の動向も気になるところで、ひょっとすると辻が死んだことに関与しているのかとの疑問もわいた。
そんな混沌とした中、谷口の靴が海岸の崖で発見され、辻がつけていた土も付着していた。谷口が自殺?そんな人間には思えなかったマカロニは真犯人はひょっとして澄江ではないかと推理したところ、殿下が激怒した・・・。
色々調べたところ、時間的に都内で例の土が一般人の靴に付着することは考えられなかった。但し、町田の宅地開発の埋め立てに使われているという。
殿下はその宅地分譲地の購入者リストを調べてみたところ、谷口の名前があり、殿下はその土地の存在は澄江から聞いていなかった。ただ、赤ん坊が生まれたら今のマンションは出ていかなければならないこと、谷口が本当は出産に反対していることは聞いていた。
殿下は何か胸騒ぎを感じて、谷口名義の土地に行ってみると、最近埋めたような跡があった・・・・。

殿下の性格再設定作であり、かつ殿下初の単独主演編になります。
後の「世にも優しい刑事」という殿下のキャッチフレーズの大元になっており、さらに殿下の家族も出演するという殿下尽くし状態。
妹・京子役の三谷文乃さんはオーディションで選ばれた新人。
後に鮫島シリーズを執筆する、ハッキリとしたキャラクター像を太陽で示してきた市川森一さんがその生みの親となりましたが、ここまで極端だと演じる小野寺さんもパーソナルな部分と合致しないところが多くなるので(殿下の優しいボンボン的な面と、小野寺さんご自身の自立して家庭も持っている頼もしい部分と)、当初は困惑なされたと思いますが、役と小野寺さんご自身を総合的にうまく融合していってジーパン編で殿下が完成する感じになります。
マカロニ編も中盤にきて、他のレギュラーにもキャラクター力を付け始めた頃の最終段階で、すでにショーケンさんの欠場を見越した動きにも見えます。
もう一つは、放送延長による予算調整の関係もあったそうです。(特に長さんや殿下の欠場はその影響。)
本来であれば、メインのショーケンさんをもっと活躍させたかったというのが本音だと思いますが、メインどころが皆掛け持ち出演なので、当初サブ的な立ち位置だった殿下に白羽の矢が立ったのは当然ということではありますが、嬉しいことにそれは長さんにまで波及します。
なにしろ、初主演#22は山本監督らスタッフから盛り上がって出来上がった作品だったようですから、実はマカロニ編(ジーパン編)というのは、小野寺さんと辰平さんにとっては、出世シーズンといっても過言ではないと思います。
さて、話自体はホラーチックなミステリー調の中身で、殿下の知り合いの漫画家夫婦の悲劇を描きます。
吉行さんの演じる「女性の狂気」がかなり怖いです。
野鳥の会現会長も初登場、柳生さんはこういう役を演じられると、天下一品だ・・・・。



第34話 48.03.09 想い出だけが残った (ボス)

SPゲスト;江波杏子

ゲスト:早川保
 沼田曜一
 村山達也 木村博人 
 進藤幸 伊藤正博 松尾文人 柄沢英二 黒崎勇 小倉雄三

脚本:鴨井達比古
監督:金谷稔


最近見合い付いているゴリさん、マカロニたちに揶揄われながら、先方が本気なので迷っている。
ボスに相談しても、そっけない返事。
一方、山さんと長さんはジャズシンガーが麻薬の打ちすぎで死んだ事件で、国友という麻薬の運び屋を追っていたが、動きが無く、調査の結果、ジャズシンガーは事故死、国友は麻薬から離れているらしい。
ただ、国友の交友関係がボスは気になっていた。官僚や代議士の秘書、貿易会社の重役など、国友の前科を考えると結びつかないような人物との繋がりが見えたが、その交友を示す写真のなかで一枚、女性が写っているものに釘付けになった。
加代子だ・・・。
何故?
捜査を終了しようかという山さんと長さんに続行を命じた。
そんな頃、ボスは東慶大学の同窓会に出席した際、旧友の三浦に再会した。三浦は母校の大学で教授に昇進、同級生に祝福されて順中満帆に見えたが、ボスに相談を持ち掛けてきた。
三浦は自分の妻、加代子が狂ってしまったと漏らしたが、長さんから国友が殺害されたという緊急連絡が入り、酔いつぶれそうな三浦の相談を聞く前に現場へ向かわざるおえなかった。
国友は解散した竜神会の元幹部と接触していたが、山さんが目を離した隙に殺された。
更に現場にはボスを凍りつかせるものが落ちていた。加代子のイヤリングの片方、それもボスが贈ったものだった。
国友殺害の容疑者である増田がゴリさん他に逮捕されたが、厳しい取調べでも黙秘を続けた。
10年以上前、ボスは加代子と交際し、結婚を意識していたが、ボスが警察の仕事を選択したことなどから結婚をボスの方から断り別れていた。その後、ひそかに加代子に想いを寄せていた三浦と結婚していた。
ボスは三浦の「加代子は狂ってしまった」という内容を訊く為、母校に赴いて三浦にそのことを問い直したが、三浦は自分たちは子供が出来ないが上手くいっており、相談の件も酔った上での話だと誤魔化して語ろうとしない。
そんなボスの様子がおかしいことを山さんは気付いており、さらに加代子の身元も判明したことからマカロニを三浦に張り込ませ、ボスに事情を訊いた。ボスは加代子との関係やこれまでの経緯を話し、現場に落ちていたイヤリングはボス自身がアルバイトで稼いで加代子に贈ったものだと断言、ボスに気をつかう山さんをよそに加代子をマークするように命じた。
一方三浦家では、三浦が昇進祝いをしようというのにお互いの行動を束縛しないのが結婚の条件だったとそっけなく言い、加代子は外出してしまう。三浦も我慢が限界にきたのか、加代子の部屋を調べてみたところ、見覚えのない高価な宝石を多数発見して凍り付いてしまう。
加代子は美容室で髪をセットし、ブティックでドレスを買っていた。山さんやマカロニの調べで、金の出所はどうやらクラブ・サファイアの社長で、元・竜神会組長の神山からであるようだ。
ボスは神山が宝石の密輸をしていて、現在赤坂署が内偵中であることをキャッチ、国友は角界の名士に宝石密輸をさせるための連絡係を担っていたが、先に逮捕された増田の自白によると、国友は独自に商売しようとして消されたこと、宝石密輸の商売が一連の事件などで危うくなった為、今度はそれの片棒を担いでいる加代子も殺してしまうつもりなのだという・・・・。


刑事の職業を選んだため女と別れたボス。
今では「氷の女」と化してしまった女・加代子。

ボス・加代子・三浦の苦悩が交差して・・・

ボスが後年、女性には一歩踏み入れないようになったきっかけの事件です。

いや、こんなことがあれば否応なくとも自制したくなると・・・。

久々に復帰した長さんが、ヨコワケから五分刈りになるのも見どころ?。
(岡田P氏によると、この頃欠場が多かった長さんと殿下。その理由は「予算の関係上」だったとのこと・・・。この頃は予算繰りが大変だったんでしょう。)

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ありがとう、復刊ドットコム 『露口茂 in 太陽にほえろ!』復刻

2019-02-13 00:28:30 | 当直室日記
なんとも、この2月は水面下っぽいところで太陽が動いています(^_^;)

既に「特報」は書きましたので、復刊の感想なぞを・・・。

■『七曲署シリーズ 露口茂 in 太陽にほえろ! 復刻版』
https://www.fukkan.com/fk/CartSearchDetail?i_no=68327032&tr=s

確かに価格はオリジナルより2.6倍となりましたが、この復刻、かなり画期的ではないかと思います。


私自身が復刻投票したのが2002年5月、「当直室」とインターネットを始めてすぐのこと(「本名」で投票(^_^;))なので、実に17年近くの年月が経っています。

決して、みかんは転がりません(^_^;)

ただ、私が投票する前に既に「沖In」含めた太陽書籍全体が復刊不可という返事が日テレから復刊ドットコムに着ていたので、ハッキリ言って絶望かと思っていましたが、まさか今?な心境です。
復刊ドットコム諸氏の粘り強さに感服です。

それに麻矢さんじゃないですけど、願っていれば叶うということもあるという事で良いと思います。


このホンを最初の購入したのが1986年の夏、北海道の片田舎の書店でも10冊ほど棚積みされていて、山さんが睨んでいるのを買わずにはいられませんでした(^_^;)
内容は撮りおろしの写真集で、当時としては資料を欲していた私としては少々物足りない部分がありましたが、しばらく経つと#691撮影とほぼ同時に本写真集のフォトが撮影された事自体が貴重となり、またその美しさから山さんファンや露口さんファンには欠かせないアイテムとなりました。
(#715では写真集に未掲載だったフォトを公開)

ただ、市場から早々と姿を消したと思います。かなりの刷数あったと思われるドックやラガーの個人写真集や名場面集は私が当直室を始める直前まで流通していましたから、初版だけしか刷っていないのではないかと思われます。

私も先に書いたように、当時買った一冊、絶版後に購入した程度の良い一冊を所有しています。結構背表紙が色落ちするんですよね、日焼けで。
なので、今回の復刻は当時の印刷技術以上のものが期待できるようで、楽しみであります。

ところで、今回の復刊。
多分「名場面集」だと肖像権云々の問題で煩多な作業が必要となるとは思いますが、「個人写真集」だったから実現したのかもしれません。
復刊ドットコムで太陽関連復刻投票トップは「沖In」ですが、なかなか難しいようです・・・・が、「露口In」については、露口さんがOKを出されないと実現できなかったものと思いますが、OKを出されたということは、なんというかそれだけでも嬉しいというか・・・。

露口さん、お元気でしょうか。
ありがとうございました。

また、復刊ドットコム諸氏にも御礼申し上げます。

いや、すばらしい!

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【特報!】復刊ドットコムにて、『露口茂 in 太陽にほえろ!』が復刻決定!

2019-02-12 19:21:09 | けぶの散財日誌
いやぁ。。。参った。
山さんファン諸氏の小躍りが目に目に浮かぶ・・・と言いつつも、小生もガッツポーズをとってしまったので(^_^;)


本放送当時の1986年8月に発売されましたが、すぐに番組終了となったため、流通自体が少なく、ファンでも買い漏らしがあるため、
中古品はプレミア価格が付いている、

写真集[七曲署シリーズ] 露口茂 in 太陽にほえろ!(日本テレビ 刊 当時定価 1,620円)

復刊ドットコムにて、復刻決定です!!

小生は本放送当時に購入して、後で1冊買い、今回も・・・(^_^;)
この本、経年劣化で結構痛む確率が高いホンなんで、買わせていただきます<(_ _)>
「2.高い印刷技術で蘇る美麗な誌面にも注目。 」なんて云われたら・・・・。

ただ、4,320円と、当時の定価と比べて2.67倍ですが、滅多にない機会ではあります。

今のところ、在庫残数45冊。

山さんファンはお財布と相談の上<(_ _)>


以下、復刊ドットコムからの案内です。

********************************

伝説の刑事ドラマ「太陽にほえろ!」より、“山さん”の写真集『七曲署シリーズ 露口茂 in 太陽にほえろ!』(90票)が復刻決定!

伝説のテレビドラマ「太陽にほえろ!」の関連書籍が史上初復刻!
“山さん”こと山村精一刑事の殉職で、俳優・露口茂が惜しまれながら番組
から去った後に発売された伝説の写真集が、初版刊行当時と同じ体裁で限定
復刊決定です!

――――――――――――――――――――――――――――――――――
■『七曲署シリーズ 露口茂 in 太陽にほえろ! 復刻版』
 (最終得票数 90 票)
https://www.fukkan.com/fk/CartSearchDetail?i_no=68327032&tr=s
――――――――――――――――――――――――――――――――――
【著者】日本テレビ放送網 編 / 小西康夫 撮影
【発行】復刊ドットコム
【予価】4,320円(税込み)※予価の為、価格が変更する場合がございます。
【発送時期】2019/03/下旬

「太陽にほえろ!」は、1972年7月から1986年1月まで約15年、全718話にわた
って放映され、最高視聴率は40%以上を記録した大ヒットドラマ。石原裕次郎
が演じる藤堂係長(通称・ボス)を中心に、ニックネームで呼び合う七曲署の
刑事たちの活躍を描き、その後の刑事ドラマにも影響を与えた作品です。

その第1話から第691話まで休むことなく出演し続けた、露口茂が演じる刑事・
山村精一。通称・落としの山さん。人生の裏を知りつくした洞察力、推理力を
発揮。取り調べの名手で、容疑者を自供に追い込む(落とす)ことが“落とし
の山さん”と呼ばれる由来です。
初期はアウトローな刑事で、家庭では愛妻家という人物像でしたが、年数を
重ねるにしたがって、ボスを補佐するポジションとして活躍も加味されていき
ました。1986年4月、養子の隆を実の父親に戻すことを決意したのと、時を同
じくして解決した事件の報復によって、夜道で撃たれ絶命しました。

刑事・山さん、俳優・露口茂の魅力が堪能できる写真集をこのたび限定復刻
いたします。

全112ページのうち70ページ以上が、この本のために“山さん”のイメージで
新撮影された写真によって構成されたものになっています。また、山さんを
メインに描かれた放映作品の紹介、スタッフ、キャストからのコメントなど、
読み物も充実しています。
ついに日の目を見る『七曲署シリーズ 露口茂 in 太陽にほえろ!』の世界を
ぜひお手にとってお楽しみください!

☆☆☆本書の特長☆☆☆
1.日本の刑事ドラマの金字塔「太陽にほえろ!」。ボスを支えた山村精一
(露口茂)の魅力が存分に味わえる幻の写真集が完全復刻!
2.高い印刷技術で蘇る美麗な誌面にも注目。

協力:日本テレビ放送網

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「再放送」の切り方

2019-02-10 10:18:33 | 当直室日記
日中は気温マイナス5度、夜はマイナス15度。
水道凍結は頻発しています(^_^;)
更に、タバコ吸いには辛い・・・・
えーと、マイナス二ケタでなにが起こるかというと、バナナで釘が打てます(^_^;)
さらに、水濡れタオルは板となるというのは定番ですが、体感的には、皮膚の弱い人は乾燥して出血、息をするのが苦しい、何より寒いというより「痛い」です。

と、寒波真っ只中のけぶでございます。<(_ _)>

これから書くのは昔馴染みの麻矢さんやしげさんへ、現在ある意味監査役として助けていただいているチバテレ視聴・Yさんからのメールに対してのご返事が含まれています。


チバテレ放送がボン殉職で終了したのは、「再放送」という観点から見れば太陽ファンにしてみれば至極当然ではあります(^_^;)
というのも、昔の再放送は大体登場編から殉職編を1回の再放送として放送していたため、誰かが殉職すれば一旦再放送が終わるという傾向が殆どでした。
特に「ボン&ロッキー編」に関しては、ロッキー登場からボン殉職がワンセットとなって、この期間の作品回数が多いことから幾度か再放送され、太陽ファンは「慣れて」しまっています(^_^;)
なので、しげさんがツイッターで呟いておられる、1年ぐらい平気で放置されることはザラでした。

朧気な記憶ですが、こんな感じの放送パターンがあったと思います。
「マカロニ編」「ジーパン編」「テキサス編(登場から殉職)」「スコッチ編(転勤まで)」「スコッチ登場からボン殉職まで」「スニーカー登場から殿下殉職」「ドック編(スニーカー退職まで)」「ラガー登場からロッキー殉職まで」「ジプシー登場から転勤まで」「ボギー登場からジプシー転勤まで」etc・・・・
後期については、そういうフラグが無い話で切られるということが多々(^_^;)

ただ、今回のチバテレ放送に対して注目すべきは「1話から放送していた」部分での、かつての再放送基準と比較にならないということ。

どちらかというと、本放送に近い感覚で考えて良いと思いますが、そうなると既に続きがあるのに終わってしまうというのは、熱心にチバテレ太陽を視聴し続けてきた諸氏には惨いお預け状態となってしまいますね、心情的には。


しかし、チバテレさんは決して太陽を今後放送しないと断言しているわけではないですから、そこに期待したいところです。


=麻矢さんへ私信=

宮内さんの著書、なぜか5冊予約してしまいました。。。
太陽関連のものについて、何故か最近5冊か10冊買ってしまうという変な癖が。。。。
多分、太陽散財枯渇状態だからだと思います(^_^;)
ちなみに、Gmen放送開始は5月です。

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宮内淳さん、著書発売!

2019-02-09 17:35:38 | 当直室日記
チバテレ放送・ボン殉職が話題の中、

しげさんからタレコミがありました。

宮内淳さんの著書『「あの世」が教えてくれた人生の歩き方』が2月26日発売!

太陽の話題もあるそうです。


5冊予約してしまいました・・・(^_^;)



「あの世」が教えてくれた人生の歩き方
宮内 淳
サンマーク出版



↓サンマーク出版書籍紹介

https://www.sunmark.co.jp/detail.php?csid=3740-1


麻矢さんが小躍りしているのが目に浮かぶ・・・(^_^;)

ところで、麻矢さんのBGMエコーバージョン所望。
選曲の小林さんの手のはずなので、実際に残っているかどうかは何とも言えないです・・・。

小生、20年ぐらい前にレーザーディスクにエコーを効かせる機能があって、
それを使ってエコーバージョンを自作した記憶があります(^_^;)
いまなら、結構簡単に作れるかもしれません。

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音 #363

2019-02-09 06:49:54 | 当直室日記
やっぱり、チバテレのボン殉職に引っ張られているけぶでございます<(_ _)>

ボン殉職の#363、スニーカー登場の#364の前後編、やっぱり同時期に観てほしかったというのが本音ですね・・・(^_^;)

視聴者の思いが昇華(消化)できないし、やっぱり倉田逮捕とゴリパンチで吹っ飛ぶスニは観なきゃだし、なによりボンに対するメンバーへの愛情溢れるセリフが#363含めて泣けるほど多いし、キングベアに昇格したロッキーの逞しいこと・・・だし。
創「二年一緒に暮らした」
この台詞だけで泣けてくる。。。。

ところでBGMの選曲、ラストの愛のテーマのサックスバージョンと上空からの画は、多分に同じ7月13日に亡くなったマカロニを意識したものだと思いますが、この愛のテーマ、殉職編の定番曲となりました。
そして「新「愛」のテーマ」なども#363では効果的に使用され、かつメインで使用される傾向があったレコードバージョンより、モノラルのTVバージョンを選曲する(衝撃のテーマ、ボンテーマ群など)傾向があった直近の作品の特徴を継続しており、選曲の小林さんご自身も色々と思う所があったんじゃ無いかと思います。

ところで、麻矢さん疑問のエコーversionについては、商品化は素材のままが殆どなので、愛のテーマのピアノバージョンも商品化されていません。
「青春(ジーパン)のテーマ」のみ、レコードバージョンはエコー処理が成されています。

愛のテーマのピアノバージョンはメインテーマより使用頻度が高い、恐らく太陽楽曲では使用回数トップじゃないかと<未調査

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私信(^_^;)

2019-02-08 22:18:32 | 当直室日記
太陽「絞り」ツイッターはボン殉職の話題で盛り上がっているようですが、
いやぁ・・・麻矢さんのツイート観ていると結構当時を思い出して辛くなり、酒が飲みたくなってくる・・・(^_^;)

ところで、確か80年カレンダーのボンは白黒だったはず。

しかし、スチールは多いよなぁ・・・。




だけど、チバテレ視聴諸氏が、#364のいきなり逞しくなったヒゲ=ロッキーを目撃できないのは、
返す返す残念です・・・・。
それに「ぐぁったん♪ぐをっとん♪」も観てほしいし・・・。

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倉田を逮捕してくれなきゃなぁ・・・。

2019-02-08 21:22:15 | ビバ!チバテレビ
チバテレ太陽放送最終回は、ボン殉職・・・。

辛い。

やっぱり後編である#364はセットだよなぁ・・・。


とりあえず、過去記事のロケ地検索&メモを貼り付けておきます。


↓#363

https://blog.goo.ne.jp/taiyokebu/e/7b93c7e2ad0b86729c8e9858960c9765


↓#364

https://blog.goo.ne.jp/taiyokebu/e/c2273895f382d0ba4d2a1f6e891d4cb4


とは言いつつも、チバテレビさんには感謝なのですが。

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チバテレ太陽放送最終回2/8=ある不幸な女性を救うため、ボン殉職!!

2019-02-07 06:19:48 | ビバ!チバテレビ
チバテレ、2/8の太陽放送です。
とうとうチバテレ放送最終回、ボン殉職・・・。


【地上波】

▼チバテレ ボン&ロッキー編

2/8(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!
チバテレ1(地上波)
第353話(チバテレ放送最終話) 13日金曜日・ボン最期の日

第363話 54.07.13 13日金曜日・ボン最期の日 (ボン)

ゲスト:根岸とし江
 望月太郎
 青木真知子 大橋一輝 上野綾子 高杉哲平 稲川善一 五十嵐美鈴 佐瀬陽一 市川千恵子 西内彰 鈴木実 由利勝郎 橋本美佳

脚本:長野洋
監督:竹林進

ボンは夜中に自殺未遂の女・礼子を救い、アパートまで送り届けた。
その直後、その近くの宝飾店が襲われ5億円相当の宝石が奪われ、一係の捜査が始まった。
その捜査の合間をみてボンは礼子のアパートを訪ねたが、礼子は不在で妹の智子が怪訝そうに対応、しかしボンは事なきを得たということで安堵していたが、その夜、礼子が自殺した。
ボンは礼子が自殺したことが信じられず智子を訪ねたが、彼女は異常に怯え、ボンが礼子の自殺のかかわっているとして激しくなじった。
捜査が進むにつれ、礼子が宝飾店へ金庫を売った店の従業員であったこと(2/9訂正)、その恋人である倉田が今回の強盗事件の主犯であって、知ってか知らずか礼子は事件に加担、ひょっとすると礼子は倉田に殺されたのかもしれないという見方が強まった。
その推理をボンは智子に告げ、協力を求めたが、他に身寄りのない智子は倉田を兄のように慕っており、ボンの話に聞く耳を持たない。
倉田は智子に接触してくるのではないかと智子を張り込むボン。
案の定、倉田は智子を呼び出した。
倉田に会った智子は、彼の言動や態度で全てを悟った・・・・しかも倉田は銃を持っていた・・・逃げ場がない為開き直って自分を殺せと詰め寄った。
その時、智子を追ってきたボンが飛び込んて来た!
間一髪、倉田の銃を撃ち落としたボンだったが、倉田のほかに彼の仲間が潜んでいることに気付いていなかった・・・・。
倉田の仲間が放った銃弾はボンの肩を貫き、銃撃戦が始まったが、錯乱して放心状態となった智子が、事もあろうか銃を持ち直した倉田の前にふらりと立ち上がってしまう。それを阻もうとボンも倉田の前に躍り出た・・・・・・・・・!!


初の「後輩刑事」、ファンの「助命嘆願」などで当時の歴代新人刑事としては3年9ヶ月という長寿となり、かつ安定的な人気を得たボンがとうとう殉職、1年前から殉職の影や話題が絶えなかった中で、かつ宮内さんのパーソナルな部分がコミカルに加味されていた最後の一年間のボンは実は太陽には欠かせないキャラとなっていたというのは、殉職後に実感していきます。(物語の中も含め。)
また、ボンの「追悼式」なども行われ、ファンの多数の応募から抽選で出席者が決定、宮内さんも参加するなど、本作前の盛り上がりはかなりのものだったと記憶しています。

更に「卒業式」という本作の意味合いから、物語よりもボンが被弾してから絶命するまでを丹念に描いていますので、絶命するまでかなり長い時間を費やしている印象がありますが、ここはやはり「人間が好きで、生きることに熱心だった」ボンの最期だからこそ・・・とご理解していただければ・・・・と太陽中毒患者の一人としては思っています。

いやぁ・・・寂しくなります・・・。

ところで、純白に見える今回のボンの衣装(サファリスーツ)、実は銀の糸が入っているもので、実際の完成作ではその糸が光って、純白に見えてしまったとのこと。

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ファミ劇太陽放送2/8=「ママハハブギ」にマカロニ奔走/七曲署の捜査一係長を殺しに来た女・・・

2019-02-07 06:18:35 | ファミ劇日誌
さて、2/8のファミ劇太陽放送です。

【CS】

▼ファミリー劇場HDリマスター版 マカロニ編

2/8(金)
6:30~7:30
=再放送=[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#29
ファミリー劇場HD(CS)
第29話 48.02.02 奪われたマイホーム(山さん夫婦)


2/8(金)
7:30~8:30
=再放送=[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#30
ファミリー劇場HD(CS)
第30話 48.02.09 また、若者が死んだ (マカロニ・シンコ)


2/8(金)
19:00~20:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#31
ファミリー劇場HD(CS)


2/8(金)
20:00~21:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#32
ファミリー劇場HD(CS)



第31話 48.02.16 お母さんと呼んで (マカロニ)

ゲスト:赤座美代子
 青木英美 河村弘二
 林ゆたか 福崎和宏
たうみあきこ 藤沢浩司 森下明 戸塚孝 大島光明 夏木順平 田端芳子 豊村真理子 桂木美加 竹田将二 片野典子 三戸悦子 柴山洋子

脚本:田波靖男 四十物光男
監督:澤田幸弘


新宿駅前の露店で靴の直しをしてもらっていたマカロニは、落ち着きのないが綺麗な女性を見つけて、靴の修理途中にもかかわらず気になって後をつけた。
しかし、ある店で尾行したのがバレたようで撒かれてしまう。
そのことが気になりながら一係に戻ったマカロニだったが、先ほどの女性が一係を訪れたのにはビックリした。
その女性=秋津夏江はボスの知人であり、義理の娘で高校生のみどりが誘拐されたので、内密に捜査を要請するために来たのだという。
犯人は5千万円要求してきているのだという。夏江の夫・秋津は昨今の日本列島改造ブームで頭角を現した、秋津開発の社長で、資産もかなりありそうだ。
ただ、どうやら夏江がボスに相談していることは秋津には内緒で、秋津自身は金で解決するつもりらしい。
早速、ボスはマカロニと殿下に秋津邸を見張ることを命じた。
秋津は夏江にも知らせず身代金の受け渡しに出かけた。うまく尾行していたマカロニと殿下だったが、バスの車内でトラブルに巻き込まれマカロニが刑事であることが秋津にバレてしまう。
さらに誘拐犯が接触しないので帰宅した秋津は警察の介入は夏江の依頼によるものだと知って激怒、そこにボスとマカロニが訪れ、今回の失態を謝罪したが、秋津はあくまでも金で解決する意思は固かった。
さらに犯人から電話が入り、秋津は警察に介入させないと誓い、なんとか次の取引に繋いだ。
マカロニたちは騒ぎが起こったバスの乗客を洗ったが容疑者らしい人物は見当たらなかったが、シンコから意外な情報が入る。
誘拐されたみどりを以前補導したというのだ。
但し、直接的な非行ではなく、地下道のロッカーで制服から派手な私服に着替えていたところを説諭したのだという。マカロニが家族にそのことを確認すると、秋津はもとより夏江も知らなかったが、夏江はみどりが夜遅く帰宅することだけは知っていた。
これらのやり取りから、夏江とみどりはほとんどコミュニケーションを取っていないことが窺えた。さらに秋津はそういう夏江に対し叱りつけた。夏江は夏江で努力はしたと泣き崩れる・・・なんとも居たたまれなくるマカロニであった。
もしかすると事件の突破口はみどりの側にあるかも知れないということで、マカロニはシンコと共にみどりの高校の担任に話を聞いたが、彼女は半年前から身なりが派手になり、成績も落ち、無断欠席して盛り場をうろつくようになったのだという。どうも父の再婚が気に入らなかったようだ。
さらに、みどりの仲間からあるジャズ喫茶で若い男とみどりが一緒にいたところを目撃したことを聞き出した。
やがて秋津のもとに誘拐犯から電話が掛かってきた。警察を排除するのが条件ということで、ボスたちは止む負えず秋津邸を出て様子をうかがっていると、秋津が外出した為ボスも追跡、しかし今度は夏江もカバンを持って外出、マカロニが追うこととなった。
ある喫茶店でカバンを置いた夏江は、そのカバンを持って立ち去った男を追跡、その後をマカロニが追尾する形になったが・・・・。

ボスの古い友人の女性が後妻に入った家の娘が誘拐される。しかし、身代金引き渡しは失敗し、藤堂チームは窮地に陥る。
やがて、誘拐された娘が悪い仲間と付き合っていたことが解る・・・継母と娘の葛藤と和解、その中で右往左往するマカロニを描きます。

マカロニ編特有の都内ロケ追跡、クライマックスのマカロニと林ゆたか氏のスナックでの大格闘が見ものだと思いますが、
結果的にプレ登場となるマーガレットを読む青木英美さんも見逃せないかも。



第32話 48.02.23 ボスを殺しに来た女(ボス・マカロニ)

ゲスト:佐藤慶
 井上博一 小林夕岐子
 高橋明 鹿島信哉 中川昌也 長浜哲平 宮田弘子 川口節子 美山ゆみ 菅原慎予 樋口雅子 香川リサ 今井和雄 森康子 柿木恵至 北川陽一郎 小海とよ子


脚本:鎌田敏夫
監督:澤田幸弘


ある日、一係にボスを訪ねて若い女性がやってきた。
二人っきりで話したいというので、個室に通して二人だけになった途端、女性は机の下に構えていた拳銃の引き金を引いた。
しかし、弾が入っていなかった為、錯乱状態で逃げ出した女性は2階の非常口へ逃げ込んだが、そこの階段は撤去されており、そのまま地面に落下し重傷を負った。
ボスは女性の様子を思い出し、本人は絶対拳銃に弾がある事を信じていた様子なので悪戯ではなく本気でボスを殺そうとしていたことは間違いなかったが、弾を抜いたであろうもう一人の存在が気になった。
ボス襲撃の報せを聞きつけ、本庁から石田警部が駆けつけた。彼はボスの前に一係の係長だった人物であったが、一係の刑事たちはあまり好意的に思っていないらしい。ボスに対して今回の件を本庁に即座に連絡しなかったことに対して怒り、さらに女性が入院する病院に案内せよと指示、さらにはマカロニの長髪を見て髪を切るようにと命令して立ち去った。初対面のマカロニは高圧的な態度もしかり、髪を切れとの命令もしかり、石田という人物に強い反発を覚えた。
そんなやり取りがあった頃、一係に女性の容態を聞く電話が入る、相手は男でなぜ警察は無事に逮捕できなかったのか詰った。
やがて女性が持っていた拳銃の線から暴力団・青竜会のチンピラが組の拳銃を盗み出して勝手に100万円でクラブのホステスに売りさばいていたことが判明、女性は慶子といい、自宅には「明夫ちゃんのもとに行く」という遺書が発見された為、一係では「明夫」について捜査を始めた。
一方、マカロニは慶子が入院する病院を訪れると、石田らが強硬に尋問しようして医師たちと騒ぎを起こし、病室に居座った。
マカロニも付き合うこととなったが、慶子のうわごとをマイクを向けて録音するなど、いくら警察の威信がかかっているとはいえ、気持ちのいいものではなかった。
やがて、殿下の調べで明夫の正体が判明した。
1年前一係が扱った事件で、明夫は銀行強盗を起こして逃走途中に電車にはねられて死んでいた。
その事件の指揮をとっていたのが、当時一係の係長だった石田だったのだ。
その頃、病院では・・・マカロニがあまりに異様な雰囲気に耐えられなくなり、窓を開けたところ、こちらを狙っているライフルの銃口があることに気付き咄嗟に病室の人間を伏せさせた途端、ライフルの弾がリンゲルに当った。即座に狙撃者を追ったマカロニだったが、既に犯人はライフルを置いて逃げ去っていた。
ライフルは盗難品で、指紋も検出できなかったが、標的を考えると寝ている慶子だとは思えない。もしかすると刑事たちのだれかを狙ったのではないかという疑問がわいた。さらにボスが石田と話した結果、明夫が死ぬ前の年に有力容疑者として取り調べていたということが判った。
それらの事情から、慶子が本当に殺したかったのは石田であることが考えられたが、彼は病院を離れようとせず慶子の意識が回復するのを待っていた。
その頃、殿下は慶子のキャバレーで呼び込みの寺本が密かに慶子へ想いを寄せていたことを聞き込み、一係では彼の声を確認するため彼宛に電話を掛けたが、怪しまれて確認が取れなかった。

瀕死の慶子が意識を回復した。
尋問する石田と部下、そこに駆け付けたボスやマカロニの聞く中、慶子は苦しい息で、石田が最初の容疑の時から明夫に行った嫌がらせに等しい扱いを話し始めた・・・・。


鎌田敏夫氏初脚本であり、男と女の報酬なき愛情を描いた静かにグッとくる中に、マカロニと本庁警部の対立を絡めて、不条理さを増している傑作です。
泣けてきますね・・・。
あの、女の声をテープでつなぎ合わせるというくだりとか。
マカロニにしても犯人をやむおえず射殺してしまうというところも、泣ける。
しかしながらマカロニ、#20、#27に続いて犯人を殺してしまうという憂き目は、歴代新人刑事の中でも異例で強烈です。
そういう意味でもマカロニは特別な立ち位置だと思っています・・・。

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