「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

チバテレ太陽放送最終回2/8=ある不幸な女性を救うため、ボン殉職!!

2019-02-07 06:19:48 | ビバ!チバテレビ
チバテレ、2/8の太陽放送です。
とうとうチバテレ放送最終回、ボン殉職・・・。


【地上波】

▼チバテレ ボン&ロッキー編

2/8(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!
チバテレ1(地上波)
第353話(チバテレ放送最終話) 13日金曜日・ボン最期の日

第363話 54.07.13 13日金曜日・ボン最期の日 (ボン)

ゲスト:根岸とし江
 望月太郎
 青木真知子 大橋一輝 上野綾子 高杉哲平 稲川善一 五十嵐美鈴 佐瀬陽一 市川千恵子 西内彰 鈴木実 由利勝郎 橋本美佳

脚本:長野洋
監督:竹林進

ボンは夜中に自殺未遂の女・礼子を救い、アパートまで送り届けた。
その直後、その近くの宝飾店が襲われ5億円相当の宝石が奪われ、一係の捜査が始まった。
その捜査の合間をみてボンは礼子のアパートを訪ねたが、礼子は不在で妹の智子が怪訝そうに対応、しかしボンは事なきを得たということで安堵していたが、その夜、礼子が自殺した。
ボンは礼子が自殺したことが信じられず智子を訪ねたが、彼女は異常に怯え、ボンが礼子の自殺のかかわっているとして激しくなじった。
捜査が進むにつれ、礼子が宝飾店へ金庫を売った店の従業員であったこと(2/9訂正)、その恋人である倉田が今回の強盗事件の主犯であって、知ってか知らずか礼子は事件に加担、ひょっとすると礼子は倉田に殺されたのかもしれないという見方が強まった。
その推理をボンは智子に告げ、協力を求めたが、他に身寄りのない智子は倉田を兄のように慕っており、ボンの話に聞く耳を持たない。
倉田は智子に接触してくるのではないかと智子を張り込むボン。
案の定、倉田は智子を呼び出した。
倉田に会った智子は、彼の言動や態度で全てを悟った・・・・しかも倉田は銃を持っていた・・・逃げ場がない為開き直って自分を殺せと詰め寄った。
その時、智子を追ってきたボンが飛び込んて来た!
間一髪、倉田の銃を撃ち落としたボンだったが、倉田のほかに彼の仲間が潜んでいることに気付いていなかった・・・・。
倉田の仲間が放った銃弾はボンの肩を貫き、銃撃戦が始まったが、錯乱して放心状態となった智子が、事もあろうか銃を持ち直した倉田の前にふらりと立ち上がってしまう。それを阻もうとボンも倉田の前に躍り出た・・・・・・・・・!!


初の「後輩刑事」、ファンの「助命嘆願」などで当時の歴代新人刑事としては3年9ヶ月という長寿となり、かつ安定的な人気を得たボンがとうとう殉職、1年前から殉職の影や話題が絶えなかった中で、かつ宮内さんのパーソナルな部分がコミカルに加味されていた最後の一年間のボンは実は太陽には欠かせないキャラとなっていたというのは、殉職後に実感していきます。(物語の中も含め。)
また、ボンの「追悼式」なども行われ、ファンの多数の応募から抽選で出席者が決定、宮内さんも参加するなど、本作前の盛り上がりはかなりのものだったと記憶しています。

更に「卒業式」という本作の意味合いから、物語よりもボンが被弾してから絶命するまでを丹念に描いていますので、絶命するまでかなり長い時間を費やしている印象がありますが、ここはやはり「人間が好きで、生きることに熱心だった」ボンの最期だからこそ・・・とご理解していただければ・・・・と太陽中毒患者の一人としては思っています。

いやぁ・・・寂しくなります・・・。

ところで、純白に見える今回のボンの衣装(サファリスーツ)、実は銀の糸が入っているもので、実際の完成作ではその糸が光って、純白に見えてしまったとのこと。

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ファミ劇太陽放送2/8=「ママハハブギ」にマカロニ奔走/七曲署の捜査一係長を殺しに来た女・・・

2019-02-07 06:18:35 | ファミ劇日誌
さて、2/8のファミ劇太陽放送です。

【CS】

▼ファミリー劇場HDリマスター版 マカロニ編

2/8(金)
6:30~7:30
=再放送=[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#29
ファミリー劇場HD(CS)
第29話 48.02.02 奪われたマイホーム(山さん夫婦)


2/8(金)
7:30~8:30
=再放送=[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#30
ファミリー劇場HD(CS)
第30話 48.02.09 また、若者が死んだ (マカロニ・シンコ)


2/8(金)
19:00~20:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#31
ファミリー劇場HD(CS)


2/8(金)
20:00~21:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#32
ファミリー劇場HD(CS)



第31話 48.02.16 お母さんと呼んで (マカロニ)

ゲスト:赤座美代子
 青木英美 河村弘二
 林ゆたか 福崎和宏
たうみあきこ 藤沢浩司 森下明 戸塚孝 大島光明 夏木順平 田端芳子 豊村真理子 桂木美加 竹田将二 片野典子 三戸悦子 柴山洋子

脚本:田波靖男 四十物光男
監督:澤田幸弘


新宿駅前の露店で靴の直しをしてもらっていたマカロニは、落ち着きのないが綺麗な女性を見つけて、靴の修理途中にもかかわらず気になって後をつけた。
しかし、ある店で尾行したのがバレたようで撒かれてしまう。
そのことが気になりながら一係に戻ったマカロニだったが、先ほどの女性が一係を訪れたのにはビックリした。
その女性=秋津夏江はボスの知人であり、義理の娘で高校生のみどりが誘拐されたので、内密に捜査を要請するために来たのだという。
犯人は5千万円要求してきているのだという。夏江の夫・秋津は昨今の日本列島改造ブームで頭角を現した、秋津開発の社長で、資産もかなりありそうだ。
ただ、どうやら夏江がボスに相談していることは秋津には内緒で、秋津自身は金で解決するつもりらしい。
早速、ボスはマカロニと殿下に秋津邸を見張ることを命じた。
秋津は夏江にも知らせず身代金の受け渡しに出かけた。うまく尾行していたマカロニと殿下だったが、バスの車内でトラブルに巻き込まれマカロニが刑事であることが秋津にバレてしまう。
さらに誘拐犯が接触しないので帰宅した秋津は警察の介入は夏江の依頼によるものだと知って激怒、そこにボスとマカロニが訪れ、今回の失態を謝罪したが、秋津はあくまでも金で解決する意思は固かった。
さらに犯人から電話が入り、秋津は警察に介入させないと誓い、なんとか次の取引に繋いだ。
マカロニたちは騒ぎが起こったバスの乗客を洗ったが容疑者らしい人物は見当たらなかったが、シンコから意外な情報が入る。
誘拐されたみどりを以前補導したというのだ。
但し、直接的な非行ではなく、地下道のロッカーで制服から派手な私服に着替えていたところを説諭したのだという。マカロニが家族にそのことを確認すると、秋津はもとより夏江も知らなかったが、夏江はみどりが夜遅く帰宅することだけは知っていた。
これらのやり取りから、夏江とみどりはほとんどコミュニケーションを取っていないことが窺えた。さらに秋津はそういう夏江に対し叱りつけた。夏江は夏江で努力はしたと泣き崩れる・・・なんとも居たたまれなくるマカロニであった。
もしかすると事件の突破口はみどりの側にあるかも知れないということで、マカロニはシンコと共にみどりの高校の担任に話を聞いたが、彼女は半年前から身なりが派手になり、成績も落ち、無断欠席して盛り場をうろつくようになったのだという。どうも父の再婚が気に入らなかったようだ。
さらに、みどりの仲間からあるジャズ喫茶で若い男とみどりが一緒にいたところを目撃したことを聞き出した。
やがて秋津のもとに誘拐犯から電話が掛かってきた。警察を排除するのが条件ということで、ボスたちは止む負えず秋津邸を出て様子をうかがっていると、秋津が外出した為ボスも追跡、しかし今度は夏江もカバンを持って外出、マカロニが追うこととなった。
ある喫茶店でカバンを置いた夏江は、そのカバンを持って立ち去った男を追跡、その後をマカロニが追尾する形になったが・・・・。

ボスの古い友人の女性が後妻に入った家の娘が誘拐される。しかし、身代金引き渡しは失敗し、藤堂チームは窮地に陥る。
やがて、誘拐された娘が悪い仲間と付き合っていたことが解る・・・継母と娘の葛藤と和解、その中で右往左往するマカロニを描きます。

マカロニ編特有の都内ロケ追跡、クライマックスのマカロニと林ゆたか氏のスナックでの大格闘が見ものだと思いますが、
結果的にプレ登場となるマーガレットを読む青木英美さんも見逃せないかも。



第32話 48.02.23 ボスを殺しに来た女(ボス・マカロニ)

ゲスト:佐藤慶
 井上博一 小林夕岐子
 高橋明 鹿島信哉 中川昌也 長浜哲平 宮田弘子 川口節子 美山ゆみ 菅原慎予 樋口雅子 香川リサ 今井和雄 森康子 柿木恵至 北川陽一郎 小海とよ子


脚本:鎌田敏夫
監督:澤田幸弘


ある日、一係にボスを訪ねて若い女性がやってきた。
二人っきりで話したいというので、個室に通して二人だけになった途端、女性は机の下に構えていた拳銃の引き金を引いた。
しかし、弾が入っていなかった為、錯乱状態で逃げ出した女性は2階の非常口へ逃げ込んだが、そこの階段は撤去されており、そのまま地面に落下し重傷を負った。
ボスは女性の様子を思い出し、本人は絶対拳銃に弾がある事を信じていた様子なので悪戯ではなく本気でボスを殺そうとしていたことは間違いなかったが、弾を抜いたであろうもう一人の存在が気になった。
ボス襲撃の報せを聞きつけ、本庁から石田警部が駆けつけた。彼はボスの前に一係の係長だった人物であったが、一係の刑事たちはあまり好意的に思っていないらしい。ボスに対して今回の件を本庁に即座に連絡しなかったことに対して怒り、さらに女性が入院する病院に案内せよと指示、さらにはマカロニの長髪を見て髪を切るようにと命令して立ち去った。初対面のマカロニは高圧的な態度もしかり、髪を切れとの命令もしかり、石田という人物に強い反発を覚えた。
そんなやり取りがあった頃、一係に女性の容態を聞く電話が入る、相手は男でなぜ警察は無事に逮捕できなかったのか詰った。
やがて女性が持っていた拳銃の線から暴力団・青竜会のチンピラが組の拳銃を盗み出して勝手に100万円でクラブのホステスに売りさばいていたことが判明、女性は慶子といい、自宅には「明夫ちゃんのもとに行く」という遺書が発見された為、一係では「明夫」について捜査を始めた。
一方、マカロニは慶子が入院する病院を訪れると、石田らが強硬に尋問しようして医師たちと騒ぎを起こし、病室に居座った。
マカロニも付き合うこととなったが、慶子のうわごとをマイクを向けて録音するなど、いくら警察の威信がかかっているとはいえ、気持ちのいいものではなかった。
やがて、殿下の調べで明夫の正体が判明した。
1年前一係が扱った事件で、明夫は銀行強盗を起こして逃走途中に電車にはねられて死んでいた。
その事件の指揮をとっていたのが、当時一係の係長だった石田だったのだ。
その頃、病院では・・・マカロニがあまりに異様な雰囲気に耐えられなくなり、窓を開けたところ、こちらを狙っているライフルの銃口があることに気付き咄嗟に病室の人間を伏せさせた途端、ライフルの弾がリンゲルに当った。即座に狙撃者を追ったマカロニだったが、既に犯人はライフルを置いて逃げ去っていた。
ライフルは盗難品で、指紋も検出できなかったが、標的を考えると寝ている慶子だとは思えない。もしかすると刑事たちのだれかを狙ったのではないかという疑問がわいた。さらにボスが石田と話した結果、明夫が死ぬ前の年に有力容疑者として取り調べていたということが判った。
それらの事情から、慶子が本当に殺したかったのは石田であることが考えられたが、彼は病院を離れようとせず慶子の意識が回復するのを待っていた。
その頃、殿下は慶子のキャバレーで呼び込みの寺本が密かに慶子へ想いを寄せていたことを聞き込み、一係では彼の声を確認するため彼宛に電話を掛けたが、怪しまれて確認が取れなかった。

瀕死の慶子が意識を回復した。
尋問する石田と部下、そこに駆け付けたボスやマカロニの聞く中、慶子は苦しい息で、石田が最初の容疑の時から明夫に行った嫌がらせに等しい扱いを話し始めた・・・・。


鎌田敏夫氏初脚本であり、男と女の報酬なき愛情を描いた静かにグッとくる中に、マカロニと本庁警部の対立を絡めて、不条理さを増している傑作です。
泣けてきますね・・・。
あの、女の声をテープでつなぎ合わせるというくだりとか。
マカロニにしても犯人をやむおえず射殺してしまうというところも、泣ける。
しかしながらマカロニ、#20、#27に続いて犯人を殺してしまうという憂き目は、歴代新人刑事の中でも異例で強烈です。
そういう意味でもマカロニは特別な立ち位置だと思っています・・・。

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