▼Gメン#295、島谷の「慰め会」に太陽#224の「大竹」を使用(^_^;)
強盗に入られるし、さらにその強盗が堀礼文さん(^_^;)
▼ボン単独編も折り返し地点となっています。
昔(幼年期)は地味で辛い事が多いという印象のシーズンという印象がありましたが、今は欠員補充なし+スコッチのような強烈なイメージキャラクターが不在で、裕次郎さん・露口さん・小野寺さんのレギュラーかけもちなど、キャラクターの手駒が少ない中で、うまく展開して乗り切ったなぁ・・・と関心しているところです。確かにゲストキャスティングもセミレギュラー含め豪華ですが、脚本の方は、スコッチ登場後のアダルトな作風が、視聴者が身近に感じるネタを基本にアクションを巧みに入れるという展開を重視した傾向がありました。おむつ・家出した若者・男女の機微・結婚・一般人の事件への巻き込まれ・とっさの臆病・やもめ男の悲哀・サラリーマン刑事など・・・・。
太陽が高視聴率を安定的な獲得を実現するなかで、脚本題材の拡張をさらに推し進める一環なのですが、後期にも通じる作風なので、実はこの時点で太陽の番組フォーマットはおおよそ完成されたところで、ロッキーを迎えるわけです。
さて、サンテレビ太陽放送6/29。
海外旅行から帰国したカップルを悪漢が襲ったが、男は一目散に逃げてしまう・・・密輸・人間違い・男女の疑心暗鬼が重なって、誤解で逃げた男とゴリさんの女性への「犯罪への疑惑」を晴らす活動を描く#249を放送。
ゲストについては先日書きましたが、いやぁ・・・黒沢博さんがご出演だったとは(^_^;)
確かに雰囲気は似ているし、お兄様と同じく立派な胸毛も。
ただ、本作は実は三景さんと堀礼文さんの印象が強いので(というか台詞が多い)他のゲストが埋没してしまった感はあるかも。
石塚「暴力は誰だって怖いですよ。・・・・俺だって怖い。」
【地上波】サンテレビ・ボン単独編
6/29(日)
11:00~11:55
ドラマ 太陽にほえろ!(ボン単独編 第4話 又は スコッチ登場編 第33話)
サンテレビ1(地上波)
第249話 52.04.29 嘘 (ゴリさん)
レギュラー:藤堂俊介
石原裕次郎
石塚誠
竜雷太
島公之
小野寺昭
田口良
宮内淳
野崎太郎
下川辰平
山村精一
露口茂
矢島明子/木村理恵
ゲスト:梶三和子
三景啓司
藤堂博(黒沢博) 皆川妙子 松本伊佐武 堀礼文
丹羽たかね 野田一生 吉中正一 大島光幸
脚本 小川英 四十物光男
監督 竹林進
海外旅行から帰ってきた玲子は空港で会社の同僚で婚約者の戸田とおちあい、レストランで食事をしようと車を止めたところ、玲子は二人組に「笠井」に頼まれ預かった土産物を取りに来たと強引に詰め寄られ、止めようとした戸田を殴り殺すぞと脅される。
戸田はその場から逃げ去り、二人は玲子を荷物ごと車に拉致した。
その件を目撃したタクシーの運転手からの急報でゴリさんとボンは拉致車を追跡、路外逸脱した拉致車から二人が玲子を置いて逃走し、追うゴリさんたちに拳銃を発砲し姿を消す。
一方戸田は、逃げ出したものの通報し拉致現場の自分の車のまわりに散乱していた玲子のバックの中身を肩を落として拾い集めていた。
保護された玲子は、二人組が口走っていた件には心当たりがないとおびえ、戸田とは会いたくないという。
ゴリさんは戸田に事情を訊くが、「現場から逃げた」ということが引っ掛かり言葉が荒くなる。
戸田は戸田で二人組の玲子を知っているような言動で彼らと玲子は知り合いではないか、そして自分の知らない玲子の部分を目の当たりにしているのではないかという印象を受けてしまいその場から去ったのだという。
ゴリさんが考えを固めることを止め、戸田に真実を知るため先ずは二人組を前科者カードで当たらせたが該当者はいなかった。
事件の経緯から、玲子は知ってか知らずか密輸品の運び屋となったのではないかということが推理されていたところに、発砲された拳銃は以前三人組の宝石強盗が使用したものだと判明した・・・。
ファッション雑誌から飛び出たような玲子の服装が招いてしまった偶然の悪戯。
そこで困惑しお互いに不信が生じてしまったカップル、そして逃げてしまった男が彼女の疑惑を解消しようと、そして自分自身の自信を取り戻そうと奔走する彼をゴリさんがアシストします。
ゴリさんが若者をいろんな意味で救うコンセプト作品の一作ですが、今回の戸田はこれまでやこれからのゴリさんが遭遇する若者の中ではごくごく普通な男なのですが、そこが逆に解りにくい面もあったりして。
=ロケ地=
羽田空港
丸の内(東京會舘横?)
世田谷区岡本1丁目
新有楽町ビルまで逃げた戸田(そごうは現在のビックカメラ)
港区海岸3丁目、芝浦界隈。
柏江市東和泉、多摩川河川敷。
西新宿1丁目
新宿京王プラザ通り
「松島製薬」渋谷区千駄ヶ谷5(「自首」等で使われているビル)
古紙回収業者は世田谷区大蔵1丁目。モダンな建物に建て替えられている。
矢追図書館は新宿区区民ギャラリー~新宿中央公園