「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

ショーケンこと萩原健一さん、68歳で鬼籍に・・・・・・・・・・・・・・・・・

2019-03-29 01:58:23 | おくやみ
ショーケンさんが鬼籍に・・・

3月26日午前10時30分、GIST(消化管間質腫瘍)のため都内の病院で死去。68歳。
27日に既にだびに付されており、その後の発表となったとのこと。

2011年から闘病されていたとのこと、現夫人とご結婚された年。
その辺りから、ショーケンさんの芸能活動がちょっと方向性を変えたというか、TBSの同窓会SP、自伝書や、音楽活動やドラマ出演の積極性が伺えて、正直嬉しかった反面、どうなさったんだろう・・・という気持ちもありました。
闘病という「ステージ」で仕事をするということで奮起なさっていたのかなぁ・・・・。
『不惑のスクラム』でのご活躍も先日のようですし、本当に信じられない気持ちです。

私は、映画などでストイックに芝居をこなすショーケンさんも好きでしたが、ゆるいショーケンさんも好きでした。
『あいつがトラブル』の代表には、ゲラゲラ笑わせていただきました。
「おいちゃゃ~ン!」

でも、やっぱりマカロニなんですよね。

今やマカロニは「新人刑事」として括られてしまっていますが、そもそもマカロニは太陽の主役であり、裕次郎さんと肩を並べるほどの存在ということが、忘れられているような気がします。

ショーケンさんについては、太陽の太陽たる太陽ならではの「味付け」を残された、『太陽にほえろ!』という番組には欠かせない存在であったのは、太陽ファンなら重々承知のことですが、それを敢て踏まえながら云わせていただくと、音楽・「殉職(主役交代)」は無論のこと、太陽独特な緩急を構築された立役者であることは、やはり声をあげたいところです。
ただの出演者ではなく、太陽があるいみ「お化け番組」と評され、14年半も続くこととなったのは、ショーケンさんのニュートラルな演技と考え方とメディア的貢献があってこそということです。
それがショーケンさん=マカロニの一世代で終わらなかったのは、番組全体がショーケンさんに触発されて、それを継承した部分があります。
それだけ、ある意味ショーケンさん=マカロニが画期的存在だったということも云えると思います。

確かに、『傷だらけの天使』以後のショーケンさんの演技と比べると、ご本人も表明されていましたが、マカロニ役には制限があって抑えらていた部分があったかと思いますが、その「抑え」が逆にマカロニの魅力となって、それ自体が番組全体に反映されていたのではないかと思います。

奇しくもCSファミリー劇場ではマカロニ編が最後のワンクールに突入しており、4/19には#52「13日金曜日 マカロニ死す」が放送予定。
あの神がかった作品が放送される直前にショーケンさんが亡くなられるとは・・・・。

まだ、「ご冥福をお祈りします」と云えるほど、冷静にはなれません・・・・・・。

ショーケンさんファン、そして幻ダンさんの事をおもうと、さらに居たたまれなくなります・・・。



3月、23日は又野誠治さん、25日は下川辰平さん、そして26日はショーケンさん・・・・。
この連鎖というか・・・・。


Ps
あるニュース番組のコメンテーターが、にこやかにショーケンさんを懐かしんでいましたが・・・・。
ファンの心理考えてるのか・・・と、ちょっとナーバスになってしまいました。

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