「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

卑劣な代議士のやり口に捜査に燃える山さんだったが・・・

2014-07-31 06:15:13 | 日テレプラス日誌
本日の日テレプラス・マイコン登場編は、

第650話 60.05.24 山村刑事左遷命令 (山さん)

セミレギュラー:草薙幸二郎 町田博子 小椋基広

ゲスト:船戸順
 織本順吉
 立川光貴
 竹井みどり 下塚誠
 山岡八高 戸塚孝 松本悠希
 
脚本:長野洋
監督:児玉進

夜の街で車道を歩いていた浮浪者はひき逃げされ即死した。
山さんたちの調べから、事件を起こした車の持ち主は代議士の横田だと判明したが、それから間もなくして横田のお抱え運転手である奥寺が、弁護士の牛島に付き添われ自首してきた。
山さんたちは早速奥寺を取り調べたが、奥寺の自供は矛盾しており、山さんは実際は横井が運転していたと考える。
政治生命失うのを恐れて、奥寺を身代わり出頭させたものと断定し、目撃者の発見に全力を傾けた。
数日後、山さんは浮浪者仲間からの、聞き込みから同じく浮浪者の脇田が事件を目撃していること掴み接触したが、脇田はとぼけて本当のことを言おうとはしなかった。実はは脇田は横井の息のかかったヤクザ者にすでに脅されて、見張られていたのだ。
山さんは安全を約束する条件で証言させようとした矢先、何者かが二人を狙ってオートバイで突っ込み、離れ離れになったところで脇田が刺されてしまった。幸い脇田の傷は浅かったものの、脇田は怯えて口を閉ざしてしまう。
一方、山さんは事件当日に横井の車に同乗していたホステスの佳美のもとを訪れたが、彼女も真実を言おうとはしなかった。
その夜、牛島が山さんに接近、山さんを昇進させることを条件に事件から手を引くよう、取引きを申し出てきたが、山さんはきっぱりと断る。
しばらくして意を決した山さんは横井を強引に現場検証に連れ出し、自供まで追い込んだが、その手法が違法だということで、横井は釈放され、更にはマスコミに叩かれ、とうとう左遷されることに決まってしまうが・・・・。

正式にはアナウンスされていませんが、久々に長野さん脚本と豪華なゲスト、これも久々な山村家の描写、なによりも山さんが左遷される(!?)という(警部補から巡査部長に降格された上で左遷ということで納得しています)、衝撃的な展開から、650回記念作品として制作されたのではないかと思います。実際には、すでに決定して発表目前だったラガー殉職が650回記念を担うような恰好になりましたが、その前の引き締め作品として、番組に緊張感を与えています。
弱者が被害者の場合、間違いなく捜査に燃える山さんが、久々に「行き過ぎ」ますが、それでも山さんしかできない捜査ですし、山さんだからこそ「行き過ぎながら」冷静に次の手を打っていく姿には安定感があります。
久々にボスと山さんの二人っきりの会話もあり、山さんファンとしてはヤキモキしながら興味深く見ることができると思います。
そういえば550回記念作でも立川さんはゲスト出演していますので、翌年のDJ登場時も含めて、記念作に縁深い方です。
竹井みどりさんのホステス役も当時かなり意外で豪華だなぁ・・・と思ったものです。ゲスト主演格の俳優さんが5名の出演されていますから、相当豪華です。

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