本日のファミ劇・ボン&ロッキー編は、
第353話 54.05.04 ラスト・チャンス(長さん)
セミレギュラー:西朱実
ゲスト:柳生博
深江章喜
阪脩 藤瀬雅子 林孝一 槐柳二 信沢三恵子
沼波輝枝 辻村真人 八代駿 峰恵研 入江正徳 仁内達之
脚本:小川英 渡辺由自
監督:小澤啓一
一人の男が、ビルの屋上から転落死した。
身元を示すものは何もなく、ただ若い女性の写真だけがポケットに入っていた。
調査の結果、男は不動産会社の社長(本編では社員)・大貫と判明、彼は多量の睡眠薬を飲んでおり、しかも集金したはずの現金一億円は見当たらず、ボスは殺人事件と断定し捜査を始めた。
そんな時、菊池と名乗る男が一係に背広を盗んだといって自首してきた。
調べに当たった長さんは、それほど困窮していると思えない菊池が、背広一着を盗んで自首とはと、少々首を傾げた。
一方、生前の大貫と親しかった者の中に、暴力団・竜神会が表向き出しているサラ金・銀竜企画の篠田がいるのを見つけて、一係は篠田のアリバイを洗うことにした。
だが篠田は大貫が殺された午後九時ごろは、銀竜企画の五周年記念パーティに出席しており、その席で背広の胸にシチューをこぼされたと大騒ぎしていたことが判った。
そのころ菊池は篠田のマンションを訪れていた。
菊池は篠田とその妻の和子が、大貫に睡眠薬入りのウイスキーを飲ませて殺したことを知っていると脅し、証拠品としてカセットテープと背広を盗んだとしゃべった。そして、口止め料として一千万円を要求した。
一方長さんは、篠田のサラ金が火の車だと聞き込んだ。さらに篠田のマンションが菊池が忍び込んだマンションに酷似していることに気付いた。そして、大貫のポケットに入っていた女性は、実は菊池の別れた妻の写真であったことも調べ上げた。
長さんは、菊池が大貫殺しで篠田を脅迫していると判断し・・・・。
何度かゲスト出演の経験のある柳生博さんが初のゲスト主演(で、最終出演)で挑む本作はいぶし銀同士の対決となりました。いいことなんてまるでないと降ってわいたラストチャンスに危険な賭けを選んだ菊池に、平凡ながら紆余曲折も経験してきた長さんが菊池の暴挙を何とか抑えようとコツコツと語りかけていきます。その話の中で、普段はあまり聞けない長さんの生い立ちみたいなものが伺える話もあり、太郎フェチにはちょっと聞き逃せない部分もあります。
それにしてもゲストが声優でおなじみの布陣で固められています。そういう意味でも結構貴重な話であります。
第354話 54.05.11 交番爆破 (ロッキー)
ゲスト:牟田悌三
大林直樹 志麻哲也 蟹江敬三
天草四郎 太田淑子 沖順一郎 二見忠男
堀礼文 梶哲也 瀬能礼子 北九州男 兼松隆 松金よね子
作間功 高橋直子 安西正弘 林一夫 小山嘉文 森沢早苗 岩城和男
脚本:小川英 杉村のぼる
監督:小澤啓一
住宅街の交番が時限爆弾で爆破され、若い巡査が重傷を負った。
しばらくして犯人から6人の服役囚の釈放を名指しで要求してきた。要求に応じなければ交番爆破を続けるというものだ。
6人の囚人はいずれも強盗・傷害などの凶悪犯だが、横のつながりは見当たらなかった。
犯人の目的は6人のうちの1人で、後の囚人はカモフラージュに使われたと判断した一係は、その1人をの割り出し急ぐと共に、次に爆破犯が狙う交番は繁華街で人が出入りしても目立たない交番と予想を立て、ボン・ロッキーをそれぞれ別な交番の張り込みをさせることにした。
警察官の制服に身を固めたロッキーは、繁華街の矢追3丁目交番に張り込んだ。ところがその交番勤務のベテラン・青木巡査は爆破犯に狙われている可能性が高いにもかかわらず、いつもと変わらない勤務ぶりでロッキーをあわてさせる。
何人もの人が交番を出入りし、青木はそのたびに親切に面倒をみる。ロッキーは次第に青木に怒りのようなものを感じてきた。青木は警官の職務から外れたことまでも面倒を観ていたからだ。
一方、一係では6人の囚人の名前を知っているのは、犯人が囚人たちと同じ刑務所にいたことがあるからだと考え、最近出所した前科者の中で爆弾を扱える者を洗い出すことにした。
そして、昨年出所した町田を犯人と目星をつけ、目的の囚人は6年前2億5千万円を奪って服役中の片桐だと断定、町田は片桐が隠した大金を奪おうと、片桐らの釈放を要求してきたと考えた。
そんな時、ボンは間一髪で交番に仕掛けられた爆弾を川に投げ込み助かった・・・。
スチール写真だけ見ると、同居コンビが左遷?と思ってしまう可能性もありますが、あくまでも張り込みの「扮装」・・・制服姿、ヒゲのロッキーは違和感ありありですが、ボンはなかなかよく似合っています。今回のロッキーは青木巡査のよろずや的部分に怒りを覚えていくわけですが、こういう警邏と刑事の立場からくるギャップは、ゴリさんの「勲章」でも描かれましたが、こちらはもっと極端かもしれません。確かによろずや的な感じで(^_^;)
それにしても初期はあれほどのんびりムードだったロッキーがすっかり刑事らしく(?)せっかちになっていることに気付きます。というかボンのせっかちさが伝染したのかも(^_^;)
青木巡査演じる牟田さんは「ケンちゃんシリーズ」降板から間もない頃で、イメージがだぶります。
大金をせしめるために交番を爆破するという回りくどいですがあざとい犯人のやり方、そんな爆破犯を太陽最終出演の先ほど鬼籍に入られた蟹江敬三さんが演じます。
第353話 54.05.04 ラスト・チャンス(長さん)
セミレギュラー:西朱実
ゲスト:柳生博
深江章喜
阪脩 藤瀬雅子 林孝一 槐柳二 信沢三恵子
沼波輝枝 辻村真人 八代駿 峰恵研 入江正徳 仁内達之
脚本:小川英 渡辺由自
監督:小澤啓一
一人の男が、ビルの屋上から転落死した。
身元を示すものは何もなく、ただ若い女性の写真だけがポケットに入っていた。
調査の結果、男は不動産会社の社長(本編では社員)・大貫と判明、彼は多量の睡眠薬を飲んでおり、しかも集金したはずの現金一億円は見当たらず、ボスは殺人事件と断定し捜査を始めた。
そんな時、菊池と名乗る男が一係に背広を盗んだといって自首してきた。
調べに当たった長さんは、それほど困窮していると思えない菊池が、背広一着を盗んで自首とはと、少々首を傾げた。
一方、生前の大貫と親しかった者の中に、暴力団・竜神会が表向き出しているサラ金・銀竜企画の篠田がいるのを見つけて、一係は篠田のアリバイを洗うことにした。
だが篠田は大貫が殺された午後九時ごろは、銀竜企画の五周年記念パーティに出席しており、その席で背広の胸にシチューをこぼされたと大騒ぎしていたことが判った。
そのころ菊池は篠田のマンションを訪れていた。
菊池は篠田とその妻の和子が、大貫に睡眠薬入りのウイスキーを飲ませて殺したことを知っていると脅し、証拠品としてカセットテープと背広を盗んだとしゃべった。そして、口止め料として一千万円を要求した。
一方長さんは、篠田のサラ金が火の車だと聞き込んだ。さらに篠田のマンションが菊池が忍び込んだマンションに酷似していることに気付いた。そして、大貫のポケットに入っていた女性は、実は菊池の別れた妻の写真であったことも調べ上げた。
長さんは、菊池が大貫殺しで篠田を脅迫していると判断し・・・・。
何度かゲスト出演の経験のある柳生博さんが初のゲスト主演(で、最終出演)で挑む本作はいぶし銀同士の対決となりました。いいことなんてまるでないと降ってわいたラストチャンスに危険な賭けを選んだ菊池に、平凡ながら紆余曲折も経験してきた長さんが菊池の暴挙を何とか抑えようとコツコツと語りかけていきます。その話の中で、普段はあまり聞けない長さんの生い立ちみたいなものが伺える話もあり、太郎フェチにはちょっと聞き逃せない部分もあります。
それにしてもゲストが声優でおなじみの布陣で固められています。そういう意味でも結構貴重な話であります。
第354話 54.05.11 交番爆破 (ロッキー)
ゲスト:牟田悌三
大林直樹 志麻哲也 蟹江敬三
天草四郎 太田淑子 沖順一郎 二見忠男
堀礼文 梶哲也 瀬能礼子 北九州男 兼松隆 松金よね子
作間功 高橋直子 安西正弘 林一夫 小山嘉文 森沢早苗 岩城和男
脚本:小川英 杉村のぼる
監督:小澤啓一
住宅街の交番が時限爆弾で爆破され、若い巡査が重傷を負った。
しばらくして犯人から6人の服役囚の釈放を名指しで要求してきた。要求に応じなければ交番爆破を続けるというものだ。
6人の囚人はいずれも強盗・傷害などの凶悪犯だが、横のつながりは見当たらなかった。
犯人の目的は6人のうちの1人で、後の囚人はカモフラージュに使われたと判断した一係は、その1人をの割り出し急ぐと共に、次に爆破犯が狙う交番は繁華街で人が出入りしても目立たない交番と予想を立て、ボン・ロッキーをそれぞれ別な交番の張り込みをさせることにした。
警察官の制服に身を固めたロッキーは、繁華街の矢追3丁目交番に張り込んだ。ところがその交番勤務のベテラン・青木巡査は爆破犯に狙われている可能性が高いにもかかわらず、いつもと変わらない勤務ぶりでロッキーをあわてさせる。
何人もの人が交番を出入りし、青木はそのたびに親切に面倒をみる。ロッキーは次第に青木に怒りのようなものを感じてきた。青木は警官の職務から外れたことまでも面倒を観ていたからだ。
一方、一係では6人の囚人の名前を知っているのは、犯人が囚人たちと同じ刑務所にいたことがあるからだと考え、最近出所した前科者の中で爆弾を扱える者を洗い出すことにした。
そして、昨年出所した町田を犯人と目星をつけ、目的の囚人は6年前2億5千万円を奪って服役中の片桐だと断定、町田は片桐が隠した大金を奪おうと、片桐らの釈放を要求してきたと考えた。
そんな時、ボンは間一髪で交番に仕掛けられた爆弾を川に投げ込み助かった・・・。
スチール写真だけ見ると、同居コンビが左遷?と思ってしまう可能性もありますが、あくまでも張り込みの「扮装」・・・制服姿、ヒゲのロッキーは違和感ありありですが、ボンはなかなかよく似合っています。今回のロッキーは青木巡査のよろずや的部分に怒りを覚えていくわけですが、こういう警邏と刑事の立場からくるギャップは、ゴリさんの「勲章」でも描かれましたが、こちらはもっと極端かもしれません。確かによろずや的な感じで(^_^;)
それにしても初期はあれほどのんびりムードだったロッキーがすっかり刑事らしく(?)せっかちになっていることに気付きます。というかボンのせっかちさが伝染したのかも(^_^;)
青木巡査演じる牟田さんは「ケンちゃんシリーズ」降板から間もない頃で、イメージがだぶります。
大金をせしめるために交番を爆破するという回りくどいですがあざとい犯人のやり方、そんな爆破犯を太陽最終出演の先ほど鬼籍に入られた蟹江敬三さんが演じます。