さくら道ネイチャーラン、リタイヤしました

土曜日の早朝にスタートしたさくら道ネイチャーラン、朝のうちは風もさわやかでした。
日が高くなってくると暑くなり、水分を多めにとってもそれ以上に発汗。
それでも40Kmくらいまでは楽なペースで走れていました。
その後、心配していた右膝の痛みが出てきて、しばらくは歩いたり走ったり。
次々と追い越されて行き、最後尾近くまで落ちたと思います。
走りたくても痛くて走れない。
リタイヤしようかなとも思いましたが、とにかく第2チェックポイント（107Km）まではと思い、痛みを我慢して走り歩きを繰り返しました。
ますます痛みが強くなってきたので、痛み止めを服用。
すると復活して走れるようになり、その後は2～3時間おきくらいに服用しました。
時間が過ぎるとともに風が強くなってきましたが、ペースの変わらない人たちと前後しながら前に進みました。
荘川桜の第3チェックポイント（143Km）23時07分に到着し、完走するのには順調なペースでした。
ところが、ここエイドを出てから膝の痛みが酷くなり、痛み止めも効き辛くなってきました。
次のチェックポイントまでは歩きが多くなり、徐々に走れなくなりました。
その後は歩くのも辛くなり、やっとの思いで第4チェックポイントの道の駅白川郷(172.6Km)に到着しました。
着いたのは3時40分でしたので、関門時間までまだ3時間ありました。
しかし、この先ゴールまで80Km近く残っています。
時間があるといっても、この膝の状態ではとても80Kmは進めないと判断してリタイヤ宣言をしました。
その後、強風のために8時30分に「大会中止」となりました。
結果的には、次のエイドまで6Kmあまりを4時間30分くらいかけてでも進んでいれば「準完走」だったそうです。
それはそれで、自分は兼六園のゴールをめざしていたし、大会中止なんて考えもしませんでした。
今回はあの膝の状況で、とてもゴールまでたどり着けないと判断をしました。
大会中止云々より、中止にならなくても完走できなかったということです。
運が悪かったとたくさんに人に言われましたが、これも運命でしょうね。
また中止になったことがよかったという人もいましたが、これも運命でしょう。

今回で、自分の「さくら道ネイチャーラン」は終わってしまうかもしれません。
でも心の中ではいつまでも存在しています。
今後、実際に走れなくなってもしかたがないことです。
これまで、いっぱい楽しいことも経験させてもらいました。
自分でもびっくりするくらいの記録でゴールできたこともありました。
今回が初めてのリタイヤでしたが、大好きな「さくら道ネイチャーラン」7回完走させていただいただけでも幸運だったと思います。
ありがとうございました。

今日、病院へ行ってきました。
右膝の状態はこのようになっています。

水が溜っています。

病院で約50㏄の水を抜きました。
少し楽になりましたが、まだ痛みが残っています。
膝も直角までしか曲がりません。
しばらくするとマシになるでしょうね。

昨日、帰りの名古屋での慰労会。
ほとんどに人が「準完走」ですが、一緒に楽しませてもらいました。
20人くらいいたと思いますが、自分の写っている写真をもらってきました。




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