豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

日本人の技術が生きる787機…北斗市

2014-08-13 15:27:57 | ファース本部
先般、ANAがボーイング社の新型機「787‐9」を、羽田空港で日米友好記念フライトを行ったとの報道がなされています。写真は、手前が787-9、向こうが787‐8です。
この新型機で旅客を乗せてフライトするのは世界で初めてとのことでした。

この787‐9号機は、787‐8より更に燃費効率を上げることが出来たと言います。
私もバッテリー事故を発生させる以前、数回程度の搭乗した経験がありました。
従来の飛行機は、機材コントロールを油圧式で行っておりましたが、それを電動式に変えてから、音が静かで乗り心地のクオリティーも高かった印象があります。

787機種には、日本製の部品が35%も使用されており、準国産と言える飛行機です。
バッテリー不具合で運行出来ない日々は辛い期間でしたが、運航再開から既に数回の搭乗する機会がありました。各航空会社は787機の運航状態を常にリアル公開しております。

飛行機、新幹線などのスピードのでる交通機関は、事故になると悲惨状態となるため、とにかく安全性がどのように担保されているかを問われるのです。
当時は、バッテリー事故要因に確たる原因が不明ではないかと不安視されていました。

ボーイング社は、事故を起こしたバッテリー関連部材全てに、微細な熱変化、膨張変化などセンサーなどの測定機器を取り付け、試験飛行を数千時間以上も繰り返し、同じ事故の発生しないことを確認してから運航再開に踏み切り、現在に至るそうです。

私自身は、最初に乗ったときからこの飛行機のファンとなりました。
どこかしこに日本人の感性が埋め込まれているように思えたからです。
日本人の高い技術力は、飛行機だけでなく世界中で稼働する自動車、家電などにも汎用されています。

私達の家づくりも、建主さまに対しては、クオリティーの高い住み心地と安心、安全、それに経済性を加味しなければなりません。ここにも高い技術が潜在されています。
先日787機ではありませんが、東京からのフライトで帰社してお盆休みになりました。

さて弊社は、夏休みで社屋内は静まり返っていますが住宅相談の回答のために出社を。
自宅では福地家から巣立った家族が久々参集し父母の墓前で歓談しています。

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歴史が凝縮した函館公園…函館市~北斗市

2014-08-12 15:47:02 | ファース本部
明治維新以後の文明開化の時代、道南の函館は海外貿易の玄関口でもありました。
明治初期に函館駐在したイギリス領事が函館公園を開設したと言われます。
多くの外国人が駐在しており、外国人の憩いの場所としての設備もあったようです。

当時の函館市民は、大いに賛同して、有力者の多くが樹木や石材等を寄贈、一般市民は労働力を提供して、文字通り「市民の手作り」による公園が出来たのだそうです。公園は花見時になると五稜郭公園と肩を並べるような見事な桜名所となります。

また函館市内では唯一の乗り物系遊園地である「こどものくに」は昭和31年開園と古い歴史を持ち、ここにある観覧車は現存する日本最古の観覧車(写真)といわれております。今日は東京から来た子供達を連れて、まさに何十年ぶりで函館公園を訪れました。

函館市民の多くが蝦夷地つまり今の北海道の礎は、自分達の祖先が創りだしたものとする大きな誇りを持っております。時には札幌にある、北海道庁の行政要綱に抵抗を示すこともあるとのことです。函館市民独自の自尊心と自立心を保ってきたのでしょうか。

日本最古と言う写真の観覧車ですが、高さ10m余り、これを観覧車といえるかどうかです。
この天辺に上がっても木陰に隠れて観覧できるものは、殆どないのですが…
それでも今や日本最古の呼び声を大切にしているようです。
ともあれ、この函館公園に来ますと文明開化の歴史が凝縮しているように感じます。

さて、今日は台風が過ぎ去ったあとですが、涼風が気持ち良く吹き抜けて、子供達と一緒に公園探索には最高の天候となっていました。
明日は、お盆の13日。墓参と母の仏前供養に三々五々と北斗市の自宅に姉妹家族達が参集することでしょう。


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社会には中卒者、高卒者、大卒者がバランス良く!…函館市~北斗市

2014-08-11 17:02:12 | ファース本部
自分が鉄骨トビ職でなければ今のような住宅工法も生まれなかったと思います。
私が育ったトビ職の世界では、まさにその殆どが中卒者ばかりでした。
トビ職人の中には、およそ人の考えつかない数奇な発想で仕事をする人もいます。

一人のトビ職人も仕事が出来るようになると何人かのグループを任されます。
そのグループのリーダー連中に中卒者の数はしだいと少なくなります。
21歳の時、今の会社を立ち上げ、経営者の集まりに参加した時は、そこに中卒者は殆ど居なくなっていました。中卒経営者にとって学歴の差はあらゆる面でハンディになります。

私は、自分なりの中卒者哲学なるものを確立してその時代を過して来ました。
中卒者哲学とは、15歳頃から身体の出来あがる途上の中で仕事を覚え、必要に応じて知識を身につければ、社会人として充分に成立するのだ、と言うものです。

高学歴者達を、技能の面で越えて行く醍醐味は、中卒者ならの優越感に浸ったものです。それが、彼ら高学歴者達と人間的な付き合いが出来るようになって初めて、その歴然とした違いに気づき、大衝撃を受けたものです。

彼らには、自然と醸し出されるような、何とも云えない、ゆとりやふくよかさが潜在しているのです。子供の頃に身体で仕事を覚えた者、その同じ時期を学園生活で過した者、この感受性の強い時期を過した生活環境下で備わる感性の違いなのでしょう。

今も時々、人さまから「トビ職時代を経験されてご苦労されたのですね」と言われる事が。
トビ職時代が苦労時代なら、現在トビ職の方々が苦労したままかと云ったら大間違いです。三食を家族と食べて、酒を仲間と酌み交わし、笑顔いっぱいの彼らに、苦労などと言う言葉は全くあたらないのです。

技能を生かす中卒者の生き方があり、技術を生かす高卒者の生き方があり、学問を解いて生かす大卒者あり、様々な部門での研究と指導を行うための大学院卒があるのでしょうか。
学歴偏重の世の中を憂いたくなります。
中卒者、高卒者、大卒者はバランス良い社会構成こそが望ましいと思うのですが。

さて、明日から弊社は夏休みに入ります。
東京から帰省(写真は迎え出向いた函館空港)した娘家族と過ごすことに…

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地元の方々やユーザー様と一緒に手づくり木工…北斗市

2014-08-09 14:46:13 | ファース本部
今日は、天気にも恵まれて福地建装ユーザー会(ファースの家・建主様の日計様が会長)主催、弊社ハウジング事業部共催の「わくわく手作り木工」を行いました。
一部の新聞が事前開催記事を掲載して戴いたため、多くの方々の参加を戴きました。
夏休み中の子供達は、自由学習の一環として木工作品を作製した方が多かったようです。

自分の名前を象ったデザインの椅子や本立てなどは、デパートなどでは絶対に売っていない作品ばかりです。小物入れや棚なども私達大人の誰もが発想もしないような斬新な作品が次々と生まれてきます。

鉛筆で書いた、たどたどしい一枚の絵(設計図)を見ながら木材を切り、削り、組み立てて一つの木工品が出来ます。
子供たちの創造力は、ふだんの私達大人と異なるところから視点を当てているようです。
私達は、見たままの想像や発想しかしない既成観念で凝り固まっているようです。

私達大人は、子供達の創造力から学ぼうと云う概念すら持ち合わせていなかったのか。
子供達は、モノづくりや社会経験と云う学びの機会となりますが、それ以上に私達、大人は、様々な学習を得る機会となります。

写真は今日の木工イベントの全ての工程を終了して撮影しました。
昨日が大雨で明日からもまた大雨の予報です。今日一日は雨の谷間のような晴れでした。
このようなイベントを建主様が中心となって企画運営して戴けることの充実感…

本当に有難いことであり、ユーザー会の方々と参加者の皆さんに感謝いたします。
さて、当方もは束の間の休養をとりますが、弊社は11日月曜日平常業務で12日から週末まで夏休み休暇を戴くことになっております。

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正しい電化住宅とは…東京都内~羽田空港~函館空港~北斗市

2014-08-08 16:43:14 | ファース本部
悪夢のような3・11震災での原発事故は、私達のように省エネ目的で電化住宅の構築を行ってきたものにも想定外の影響を与えています。
震災当年3月14日月曜日の計画停電で、その停電影響は、都市環境に想像以上のダメージを与えることを目の当たりに致しました。

更には、計画停電の要因を作ったのが、東京電力の進めてきた「スイッチキャンペーン」(いわゆるオール電化の普及事業)によって啓蒙されたオール電化住宅が諸悪の根源となっているような論評がマスコミ報道されました。マスコミによる東電バッシングです。
子供は、親が東電の社員だというだけで学校にも行けない事態があったことは事実です。

私は、昭和60年に家屋内の湿度コントロールを可能にするため、水蒸気と燃焼ガスを発生させるガスや石油から電気機器に替えた家づくりを行いました。
オール電化住宅の初期であったのでしょうか、ある電力関連の文献には、当方のことを「オール電化住宅創設者」の記載もあります。
これは、当方自身が震災後の電化住宅におけるバッシング風潮の矢面にも立っていました。

今でも事情を表面でしかとらえない人からは、オール電化住宅が計画停電の根源と云われています。確かにガスや石油の生火使用よりは、清潔、安全、便利だとする切り口だけで、家の断熱、気密性能などに関係なく、オール電化を推奨して来た事実があります。
このような電化一辺倒であった供給側の不勉強も反省点のひとつでしょう。

私達は400wくらいの電力消費量で、40坪の家全館を26℃程度に冷暖房する家づくりを行っています。
400wと言えば4kwエアコンの場合、エネルギー消費効率(APF)は10.0になります。
400wなら1ヶ月快適気温をキープしたままで電気料金が6000円程度です。
400wなら照明器具をLED、省エネ冷蔵庫、液晶テレビなどに替えただけで捻出できます。

これもオール電化住宅だからこそ為せる技術なのでしょう。
原子力発電が停止状態の現在は、熱中症を避けるため我慢をせずの節電は、家づくりの工夫が必須と言えそうです。
今日は、住宅コラムなどを執筆しているエッセイストの「東京高木良子事務所」所長さんと家づくりの在るべき姿などの意見交換を行なうことが出来ました。

さて、今日は函館空港から直帰するため羽田空港(写真はビジネスラウンジ)からブログ更新致します。

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成功者が行っていること…北斗市~函館空港~羽田空港~東京都内

2014-08-07 21:48:54 | ファース本部
事業を成し遂げる。
多くの人々に夢と希望を与える。
私達の社会に様々なことで大きく貢献する。
このように歴史に名を残す偉人達の行動には、いくつかの共通性が伴っていそうです。

とにかく探求心が旺盛である。
自分のことは二の次で大きな目標を描いて邁進している。
失敗しても躓いても、強かで諦めようとしない。
そして他人を大切に出来るパーソナリティーを備えている。

成功者になるには、目標を持つ。好奇心と探求心が旺盛。諦めない。勉強熱心。
このような精神論は、学校で先生に何度も教わった覚えがあります。
しかしながら現実に競争社会に身を委ねることになると、企業組織での翻弄、モノや自然、それに人との葛藤などが重なり、夢が萎んでしまうような場面に多く遭遇します。

精神論は、確立しても、それを現実的に落とし込むことこそが正念場なのでしょう。
まず一歩を踏み出すことから始めなければなりません。
一歩を踏み出す怖さを切り抜けなければ何も得ることは出来ないのですから…

今日は弊社東京事務所で三協立山株式会社 事業役員・住宅建材事業部長の大橋秀世さん、(写真前列当方の左隣)との意見交換を行いました。写真後列左から弊社推進事業担当常務の扇寿志、三協立山ファース担当の山下勝利さん、弊社専務の福地智です。

弊社のような零細企業の場合は、小さいながらの葛藤もあるのです。
大橋事業部長の三協立山さんのような大企業の運営は、大型タンカーを操船するような難しさがあるようです。それでも様々な試練を乗り越えて現況を作り上げています。
ともあれ三協立山さんとは、互いに出来る事を実践しながら協力関係を保持して行きます。

さて、暑い一日でしたが明日は東京事務所と新橋での会合に出てから北海道に戻ります。

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電気料金値上げとオール電化住宅…七飯町~函館市~北斗市

2014-08-06 18:02:38 | ファース本部
3・11の震災以降、原子力発電は停止状態にあり化石燃料の高騰に伴う電力料金は、次々と値上がりが続いております。特に蓄熱暖房機や電気温水器を使用する深夜電力は、深夜時間帯にも輸入した化石燃料を燃焼させるため深夜電力の余剰がありません。
したがって一頃より、大幅な電気料金の値上がり幅になっています。

勿論、電気以外のエネルギー価格も上昇しておりますが、電力料金だけが特に目立っているようです。電気は、1kwの電力をつくるのに、その約3倍のエネルギーを使用します。
発電所で燃料を燃焼させる際に膨大なエネルギーを消費してしまうからです。1kwの電気を使用する場合は、その3倍以上のエネルギー消費効率で使用しなければなりません。

現在、市販されているエアコンで最もエネルギー消費効率の高いものでAPF(年間エネルギー消費効率)7.0(1kwの電力で7kwの熱を汲み取れる性能)がトップレベルです。
私達が供給している「ファースの家」は、家の断熱性能と構造特性に加え、取り付け方と使い方を工夫することでAPF5.0程度のエアコンを倍の10.0程度まで性能アップさせることが出来ます。ここまでくると電力料金値上げは、殆ど苦にならなくなります。

今日は北斗市の隣町、七飯町に建築していた「ファースの家」お引渡し式を行いました。
写真はテープカットの模様ですが、左がお施主様の湯瀬奈祐(ゆせなゆ)さん、真中がお姉さんで一ヶ月後、隣に竣工する「ファースの家」の建主さんで、手塚亜樹(てずかあき)さん、右が同居されるお母様の湯瀬清子さまです。

今日は、お引渡しのセレモニーの後に「ファースの家」の住まい方マニュアルをお渡ししてエアコン稼働効率を最も省エネでご使用する方法なども勉強して戴きました。
湯瀬様ご一家は、明日からこの家に住まいされますが、快適性はもとより、冷暖房電気料金も満足して戴くよう、アフターメンテナンスを行う責務を負うことになります。

今日は、とても蒸し暑い一日でしたが、湯瀬様のファースの家の玄関に入った瞬間に輻射熱冷房のほのかな清涼感を覚えます。
さて明日はまさに蒸し暑さ真最中の東京に移動です。

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講習講義のする側・受講する側…北斗市

2014-08-05 18:10:21 | ファース本部
当方は2級建築士です。資格取得から40年近い歳月が経ちました。
ちなみ家内(副社長)は1級建築士ですが、うちに嫁に来てから2級建築士、そして10年後に1級建築士を取得しています。今日は道南地域の建築士定期講習会が北斗市総合文化センターで開催され、当方も副社長、それに弊社2級建築士4人が受講してきました。

私達が行う家づくりにおいては、ほぼ2級建築士資格で大丈夫なのですが、世間では2級建築士事務所より、1級建築士事務所のネーミングの方が信頼度を増すようです。
今日の講習は1級建築士、2級建築士の合同講習会で、分厚いテキスト(写真)を次々と読みまくる説明者に遅れをとらないようにと必死に過ごした一日でした。

このような定期講習会は、講習を行ったこと前提があり、受講した実績が必要です。
何処まで覚えたかは「考査」と称した試験を行いますが、テキストを読みながら回答するのですから、はたしてその意味合いは如何なものか。
それでも当方は久々に受講者の立場になって時間を過ごしたことに意義があったようです。

普段は研修会や講習会で講義を行う側ですが、受講側の苦労、苦痛を知っておかなければなりません。何時間も抑揚のない講義を受講する立場になれば、自分はこうする、このように工夫するなどのアイデアも湧いてくるものです。
今日は終日雨が降り続き、講習受講するには最適な天候だったようです。

さて、今日の孫の相棒は、終日にわたり会社からあてがわれたデスクに向かって熱心に勉強を行っていたようです。今夜は彼をも労ってやらなければ…
明日はファースの家のお引渡し式などに参加予定です。

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住宅工法の良し悪しは…函館市~北斗市

2014-08-04 18:29:37 | ファース本部
住宅工法には、構造の耐震性や合理性などに特別な工夫を凝らした「構法」と、私達ファースの家のような、温熱性能に工夫を持たせた「工法」などに分類されそうです。
多くは、「工法」と一括りにしておりますが、構法と工法では意味合い全く異なります。
中にはFP工法のように構造性能と温熱性能の双方に特徴を持たせた工法もあります。

住宅工法を供給している業者側は、当然ながら我工法こそ世界一と自負しています。
建主さまにとっては、一生一代の大事業となる家づくりなのですから供給側の溢れるような覇気によって、建主さん側への伝播力が異なりそうです。

世の中には数多の住宅工法が存在しております。しかし、私達ファースの家も含め、住宅工法の一長一短があります。その一長一短を素人の一般ユーザーさんは、何を選択肢の要点にすると良いのか難しいところと言えそうです。

ある住宅工法のシンポジウムでパネラーを務めたことがありました。
パネラーで供給者側は当方だけで、後の数人は学者2名、消費者代表の方々でした。
消費者のパネラーから住宅工法の選択要件を学識者の先生に質問が及んだところ、二人の学者のうち1名は「雰囲気や感性で」と1名が「施工会社の付き合いで」との意見でした。

当方は、真っ向から反対意見を述べるに至りました。「雰囲気・感性・付き合い度合」などでなく消費者が知りたいのは、ユーザー側に立った学術的で客観的な情報なのです。
私達住宅工法の開発企業は、学術的で客観的な批評を受け止めながら研究開発を致します。
このシンポジウムでも当方は、ことごとく学者の先生を敵に回してしまいました。

住宅業者の自分がつくる家は世界一なのだとする思い込みに対し、客観的で適格な評価がほしいのです。私達ファース本部は、常に一長一短の「長」を伸ばし、「短」を改善する研究を行っています。学術者の客観的な研究文献は、基本的な技術となるのですが、各現場で家になり、人が住むと様々な事象が具現化します。
学者の文献と異なるところに事象が発生するのです。

さて、今日はこの道南も蒸し暑く、時折みせる晴天と土砂降りの大雨が降るなど落ち着かない一日だったようです。写真は午後に撮った函館駅前です。
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オープンハウスに協力する建主さん…七飯町~函館市~北斗市

2014-08-02 17:13:02 | ファース本部
私達、建築業者は、家づくりを生業にしておりますが、建主さまにとっては一生に一度の大事業となります。その大金を支払って建築する家を公開するには、建主さまの絶大なご理解とご協力が不可欠となります。
またどんなに私達建築業者との信頼関係が充分であったとしても、新築住宅は公開しても構わないと言うことにはなりません。ご家族の心情的なことも配慮しなければ…

今日の道南の気温は、30℃超えとなって真夏日となりました。
真夏日は、灼熱の太陽だけでなく、熱せられた地べたのコンクリートやアスファルトから反射する地面輻射熱、湿気チリに反射した大気輻射熱などで人のカラダが包まれています。
ファースの家の玄関を入った瞬間その大気輻射熱の暑さから解放され清涼感に包まれます。

写真は、今日と明日の二日間お借りして行っている竣工ファースの家(左)体験会と中間構造見学会の様子です。竣工したファースの家は、床面、壁面、天井面の温度と室温が同温になり、いわゆる輻射熱冷暖房を体感することが出来ます。
右側の工事途中は、その構造体を裸のままで見られる貴重な見学会となります。

建主さまご一家は、自分たちも人さまのオープンハウスで体感してファースの家に決めたので、協力することで恩返しが出来ると、とても有難い気遣いに心より感謝を。
今日は大勢の方々にご体感を戴き、その構造体を隣の工事途中のファースの家で確認してもらいました。明日も開催しておりますので是非ご来場、ご体感ください。

このホームページに詳細が。


さて、今日は見学会場の視察や孫の相棒を伴ってカブトムシ昆虫展、そして今年はじめて裸足になって海に浸ってきました。道南は明日も暑い一日となりそうです。

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地場産の木材を使用した家づくりを…函館市~北斗市

2014-08-01 18:02:56 | ファース本部
TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)問題が社会全体に大きな波紋を広げました。
TPPは、外国から安価な品々が次々に入って来て、人件費の高い日本国内の商品に大打撃を受けるとする不安要素があります。
一方で、自動車や家電を輸出する業種は有利になる場合もあります。

TPPは、このような輸出入だけではなく、銀行や保険、行政サービスまでも外国、特にアメリカの影響を受けて日本らしさを逸してしまうのではないかとの不安要素もあります。
現在政府は、TPP参加国と協議中ですが交渉が、難問に突き当たっている感じです。

昭和30年代後半からの高度成長期には、家電や自動車などを売り易くするため、外国木材を輸入し易くする政策を実行してきました。特に2×4工法などは、軸組在来と差別化を図るため簡易耐火構造に指定して火災保険料の大幅ダウンを促す政策を実践しています。
そのため、我国の森林事業は、不採算事業となって荒れ放題の状態が続いています。

昨今、地場木材の再活用は、森林資源の保護だけでなく雇用面、環境面などでも大きく貢献すると、行政側からも強く使用を指導されています。
木材を多く使用した家に住むと、住人の情緒性が安定するとのエビデンスも公表されるようになりました。特に地元の木材を上手に使用するとデリバリーコストを抑制します。

木材は二酸化炭素(CO2)を吸って酸素を吐き出します。森林は酸素製造の役目も担っておりますが、遠くで伐採した丸太を運んでくるためには相応のCO2を排出します。
森林伐採と植樹はセットで実践される我国の森林事業は、地場材を使用するほど環境に貢献する要素が多くなると言えそうです。

写真は先ほど函館市内の木材置き場で撮ったモノですが、道南杉です。杉は暖かい地域の木材ですが北限は渡島半島北部あたりとされています。
道南杉は、有名な秋田杉より目が細かく文様が美しいという評価の声も少なくありません。

さて、8月1日この道南も30℃声の真夏になりました。
夏真っ盛りの今夜は函館港まつりが行われ、函館山の麓の港から多くの花火が打ち上げられます。天気も良好なので孫の相棒を連れて函館湾の対岸、北斗市側から見物してきます。

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