豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

快適な冷暖房の熱…北斗市

2013-03-05 18:59:29 | ファース本部
春が近づいてきて、陽だまりに佇んでいると実に気持ち良い時があります。
小春日善いの陽だまりの温かさは、その殆どが輻射熱だと云えそうです。
暖かい部屋で外出から戻った家族が自分に近づいてくると、寒さを感じることが。

その人が寒い空気を運んで来たのではなく、その人の身体が冷えきっていたため、その熱が自分に「輻射熱」で伝達移動して来たからなのです。
私達が一般に感じている、暖かさ、寒さは、気温と湿気の持つ潜熱によって感じます。

潜熱は別にして気温は、おおよそ伝導、対流、輻射の3つの熱が存在していると云います。
伝わり方の比率は温熱文献に、伝導が20%、対流が5%、輻射が75%だと云う資料が。
湿度の影響を受けない場合は75%の熱を輻射によって感じていることになります。

エアコンの吹き出し熱は、その殆どが対流熱と言えますが、その熱が床、壁、天井などの部材を温めてしまうと、その面から輻射熱として戻ってきます。
外壁が日射熱で熱せられるとその内側を手で触ってみると温かく感じます。
この温かさは熱伝導によるものですが、内側の壁から放散している熱が輻射熱なのです。

人の身体に一番優しくて快適さを感じるには、まさに小春日和の日溜りのような全ての熱が輻射熱で全身を包み込む事なのでしょう。これは冷房も同じで、木陰の涼しさこそ輻射熱冷房なのです。
私達は、家中の冷暖房をこの輻射熱で包み込む家づくりを行っています。

今日は研究開発室でもっぱらエアコン暖房の課題と解決方法などを精査しておりました。
さて、今日は朝から気温が上がり、会社の前のアスファルトも見え始め、ハウジング事業部のスタッフが懸命に凍った雪を剥す作業をしています。待ち遠しい春はもうすぐかもね。

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