豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

「蟹田ってのは、風の町だね」…浅虫温泉~青森駅~木古内駅~北斗市

2013-03-27 17:33:19 | ファース本部
仕事柄、全国各地を旅する機会が多いのである。
訪れる町には、その地域特有の風情を感じるのです。
新しいくて歴史の浅い街には、街づくりに奔走した苦労の結晶が垣間見れるもの。

函館のような全国的に有名な観光地には、それ相応の景観を保っています。
一方、名もない地方の田舎町には、その田舎の風情がフィットしている場合も。
写真は今日の青森から津軽海峡線に乗って津軽半島の中央辺り、蟹田駅で停車中に撮ったのですがホームの真ん中に「蟹田ってのは、風の町だね」と書いた立派な看板を見つけました。太宰治の小説「津軽」の中の一文だそうです。

津軽半島の日本海側には風力発電のプロペラが幾つも回っています。
太宰治は風力発電を設置する、はるか前にこの小説を書いています。
木立の合間からそよそよと、海風が時はゴオー!ゴオ!と風が吹く蟹田町…この記述があります。

私は以前、この津軽半島の蟹田町には青森ビバ材の購入のために訪れたことがあります。
その時には川を遡上するシロウオの踊り食いが出来る時期でもありました。
5㎝程の透き通った生きたシロウオを飛び跳ねたまま薄味の酢醤油を掛け、そのまま口の中に放り込むのです。
口の中で更にバタバタと…旅の思い出には印象深い踊り喰いですが。

私達のように家づくりを生業にしているものは、家の建つ地域の風情を考慮することが必須かも。
風景に溶け込み、景観としてフィットし、そこに幸せな家族の営みが。

さて、昨夜は吹雪で暮れた青森でしたが、今朝は一転して快晴で朝を迎えました。
今日は、10℃近くまで気温も上がり、海峡線で帰社した北斗市も更に上機嫌な天気。
今日から始まった新築ファースの家の基礎工事に関わるスタッフ達も上機嫌でした。

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