道南杉で家づくりを…北斗市

この道南は、温暖樹木とされる杉材の北限とされています。
杉は檜と並ぶ我国の代表的で固有の常緑針葉樹で、青森から屋久島まで分布していますが、この道南にも多くの杉が植樹されています。
特に秋田杉は、高級木材のとしてブラントとなっております。

道南には、戦後に植樹された杉の大木がたくさん育っております。
構造材には柔らかくて不向きだとする人も多いのですが、使い方で充分な強度を保てます。
何故かこの地元ではあまり使用されておらず、本州や外国に出荷されています。

この道南杉には、檜と同じような芳香が漂い、リラックス効果があり、またシロアリなどの被害に遭う確率も低く、檜同様、防腐防蟻材の樹種にも指定されています。
また弾力性と粘りがあり、丈夫な木材としても再評価され始めております。

特に北海道の杉材は、気温が氷点下と夏場の高温で目鼻だちの整った板目が特徴です。
板目の文様と柾目の線が実にクッキリと平行に出るため道南杉だけに拘る人もいます。
特に道南杉は強度的も評価されており、地元の方々に知って貰いたいものです。

さて、巷ではゴールデンウイークで観光地が賑わっていますが、弊社は明日から暦通りの休暇に入ります。今日は、ファースの家をご兄弟で相次いで2棟竣工させて戴いた、ユーザー様ご家族が、弊社スタッフと協力業者さんにお礼をしたいと企画して戴いた懇親会を行なっています。

木工場ではユーザー様ご家族や協力業者さん、スタッフが一緒になって反省会や懇談会、そして今後のメンテナンス体制の役割などを話し合っておりました。
ちなみに弊社で建築するファースの家は、道南杉をポイント使用しています。
そのうちに丸ごと道南杉の家づくりを行いたいと計画しております。

さて、写真の焼肉準備が完了したそうです。これから木工場に駆け付けます。



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