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豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

民主主義とは手間暇が掛かるもの…函館市~北斗市

2012-07-30 19:21:24 | ファース本部
中東の春と云われる民主化運動がネット情報によって巻き起こり、独裁国家と云われた国が次々と開放されているような報道もあります。
あの中東戦争の中心であったイラクのフセイン元大統領は、その独裁の典型でした。

そのフセイン政権が崩れた瞬間から宗教内乱がはじまり、多くのクルド人などの犠牲者が増えたと云います。
独裁者フセインは、確かに言論統制や個人崇拝で隠し財産を溜め込む等の悪事も在ったようですが、教育水準を高め、医療福祉にも気を配っていたようです。
一人の決断で政治を断行できる独裁が時には、敏速即決で結果を出せるメリットも。

今日は、明治維新から45年間の明治時代が天皇崩御で、大正天皇が即位した日だそうです。
僅か14年間の大正時代には、社会運動が活発になり、花開き政党内閣が時代だったと。
軍需工場や鉱山でも労働争議が起き、都市の商工業者は悪税廃止を求めるようになり、民主主義の手間の掛かりようが具現化してきた時代でもあったようです。

昨今は、都心に「原発とめろ」「福島かえせ」を叫ぶデモ参加者は国会前に押し寄せます。
日の丸を振る過激なデモ隊は極めて僅か、したがって警備する警察隊も穏やかな対応です。
明治維新や大正時代初期に、言論と表現の自由を命がけで実践させた先駆者達は、現在のような状況を、どこまで予想できたのであろうかと聞いて見たくもなります。

民主主義の成熟度は、街頭行動の「賢さ」と、権力側の「こらえ性」で推し量るのだと。中国では、暴徒化する群衆を権力の力で手荒く鎮圧されますが、あの国は社会主義の一党独裁で、言論表現に自由があるとは言えません。
少なくとも我国の民主主義はかなり勝っているように思えます。
ともあれ民主主義はとにかく手間暇が掛かるものですが、かと言って国民の誰もが、一党独裁や独裁者による恐怖政治を望んでいません。

さて、今日は各地で真夏日でしたが、北斗市も午後から気温が上がり30℃になりました。
写真は我家の大豆畑もここまで成長しました。

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