豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

雨漏りしない屋根を造り続けて35年…北斗市~函館~東京~福岡

2012-07-11 20:28:00 | ファース本部
北海道の家の殆どがトタン板で葺かれています。
降雪があるため、瓦葺だと雪下ろしが出来ないだけでなく重量が重くなります。
北海道と北東北の多くがトタン葺き屋根が普通となっているようです。

ところが本州の家の屋根は、瓦葺き屋根が一般的となりトタン葺き屋根は少ないようです。
その地域に根付いた伝統文化があり瓦葺き屋根は、日本の家の定番になりつつあります。
しかし、複雑な加工が可能なトタン葺きでユニークな家づくりを行う場合もあります。

今日は、福岡市の株式会社 栄住産業さんを訪問しました。写真は社長の宇都正行さんです。
宇都社長は、雨漏りのしない家屋をつくろうと起案し、4重構造のトタン葺きを開発しました。
そして35年間にわたり供給し続けてきました。また屋根の上の屋上を有効活用する、屋上庭園の出来る水平トタン板葺きの技術を構築して全国展開しております。

今日は、その屋上庭園に敷き込むグリーン・エコタイルの技術開発の相談を行いました。
屋上緑化は、屋上に土を置いて芝生を植えるのですが、とにかく手入れが大変です。
私達は、手入れの要らない、それでいて芝生に近い効力を持つ緑化装置を開発中です。
宇都社長の技術とフィットさせると施工性が一段と良好になります。

また、栄住産業さんのトタン技術は、温暖地より降雪地帯の寒冷地に向いています。
屋根面がフラットで、ハゼの凸凹がないため雪が風で吹き飛び易く、また当然、雪下ろしがし易く、構造上、下地材に張り付くため雨音を消音します。フラットなトタン板屋根には、マグネットで取り付けの太陽光発電パネルや、この緑化装置などの汎用も多くなりそうです。

さて今日は快晴の北海道から東京も快晴でした。
しかし、福岡は予想通りの雨となり、湿度90%、蒸暑さの最高潮かも。明日も福岡市内です。
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