豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

ファース工法専用ガラス…北斗市・本社

2024-09-27 17:13:53 | Weblog
ファース工法専用ガラス…北斗市・本社
開口部のガラス面は、もっとも熱の出入りの大きな部位でもあります。
単板ガラスでは、時間あたり500kwもの熱を通してしまいます。
入った熱は、そのガラスから直ぐに逃げ出してしまう事になるのです。
導入した熱を暖房に活用するには、放出させないような工夫が必要となります。

夏場は、逆に熱を入れた分だけ冷房負荷量が大きくなります。
夏場に熱を入り難くする事も必要となるのです。
画像は、ファース工法専用ガラスである刻印をしてあります。

ファース工法用のガラス(北海道標準化)は、トリプル仕様で外側面ガラスに遮熱機能を持たせました。
太陽高度の高い夏場は、熱を遮蔽、低くなる冬場は熱を入れ易くします。
内側面ガラスには、内側の冷暖熱を内部に跳ね戻す機能を持たせたのです。

Low-E機能と云うのは、銀粒子をコーティング(スパッタ)しています。
このLow-E機能は、三枚のガラスの外側を遮熱に内側を内部に跳ね返す機能を持たせます。
ガラス2枚の複層ガラスだと、ハブリング現象(熱が往き来する)を起して断熱性能は著しく低下してしまうのです。
トリプルガラスでなければならない理由です。

住宅は、冬暖かく、夏涼しくが理想ですが実践するには様々な細工を施す必要があります。
単に高気密高断熱と括ってしまっても、暑すぎると冷房費用がかさみます。
暖かくするには、高気密高断熱化が必須ですが、必然的に湿度が低くなるのが道理です。
この暑過ぎる事も湿度管理に大きく関わっているのです。

省エネで快適な住まい空間を構築するには、断熱気密、日射取得、日射遮蔽、調湿機能などが必要となります。
ファース工法専用ガラスもその一翼を担っているのです。

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