インフルエンザワクチンについて、受けても大丈夫ですか?と質問されます。こたえに窮します。なぜかといえば、ワクチンを受ける人の、反応次第で、
接種したインフルエンザの型に対する抗体が出現して予防出来る可能性がある
接種したインフルエンザによる症状が出現するが軽い
接種したインフルエンザにより、発症し重篤となる
インフルエンザワクチン製造に依存した卵アレルギー出現
ワクチン接種時の、穿刺に伴う痛みだけのことが圧倒的で、予防効果が大きいので、インフルエンザワクチン接種が推奨されているのですが、重篤な反応が起きる少数例に入ら無いと断言できかねます。
自分でも、カッテインフルエンザに罹患した事がなかったのですが、東北大学在職中に、ワクチン接種が、推奨されて接種したのですが、腕が倍以上になるほど腫れ上がったこと、インフルエンザの症状はこういうものであったかと実感して寝込んだことなど、無症状で経過したことはありませんでした。
102歳になる伯父が、昨年の予防接種では何事もおきなかったのですが、今年は、接種後4日経過してなお、症状は重篤で、食事摂取もままならず、入院したらと、本人に勧めているのですが、予防接種程度で入院などできないと拒絶していて、意地を張っている元気があるのは良いが、どのように対応すべきかと、思案しています。100歳を超えた人間は、安全な医療の提供となる研究基礎データの適応は、正規分布の左右に広がる裾野に入る対象で、そのときの反応次第としか言いようが無いので、今日の様子次第で、回復してきそうか、生命の危険へ進展しそうか判断を迫られています。