連・断・続の部屋  

捨てる過去など何もなく、日々の社会との繫がり、自己の活性化、整理のためにつぶやく。

休日のつけ

2006-05-05 17:06:26 | 健康・病気

病気は、暦日と関係なく、連続した存在です。

ゴールデンウィークと、浮かれ気分の世間とは、重症疾患を抱えた入院病棟は無縁の世界にあります。

 

それを支えているのは、健常な人間です。労働基準法に従った労働が保障されなければなりません。訓練された人間が必要な職場で、365日、24時間常に仕事がある環境で、長期休暇に沿った人材を確保できますか?無理でしょう!

とすれば、どうなりますか?

休日を確保するためには、1人の仕事量を増やして対応する。または、休日で、平常ではないのでやらないで対応する。いずれにしても、無理が生じます。

45床の仙台血液疾患センターでは、連日院長の出勤、医師の出勤(血液内科を標榜していても、血液指導医が毎日患者のデーターを確認し、指導する病院は当院以外にもあるでしょうか?)検査技師1~2名、薬剤師1名の出勤で、看護師、看護助手がゴールデンウィークの体制でした。

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病院の方針

2006-05-05 16:55:27 | 血液専門医宇塚善郎

いびき、頻繁な夜間の排尿などは集団生活を余儀なくされる入院生活では、いさかいの元になる。どちらが正しいという問題ではない。

病院としては、質の良い睡眠を確保してあげるのが最善ではあるのは自明の理である。しかし、音の響かない個室の確保は、これまた大変である。

他の患者さんの睡眠不足の基を作っている患者も、睡眠不足になっている患者さんにも、我慢ではない、良い環境を提供する病院の方針の下で、丸く収まる、院長決済のよい手本を、今日は宇塚先生から教わりました。

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