すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

分身が欲しい

2018-05-24 22:04:40 | ひとりごと
 会議の席、介護の責任者は益々痩せて細く、いや、薄くと言う方がピンと来るような、本当に心配してしまう細さだ。仕事もさることながら、責任感や上から下からの板挟み、さぞしんどいのだろうな・・・と推測。
 「時間が足りない。」
 私も他の職員も実感している。やってもやってもなかなか終わりが見えない。
 「いっそ、私が二人欲しいわ。」
と私は思うのであるが、疲労も二倍だったらやりきれない。
 勿論、私では無い助っ人が一人いてくれたらいいわけだが、そううまく行かないのだから、こういうふうにも思ってしまうのだ。
 週末、福祉祭りに向けてみんな大忙しだ。私も今日は20時を大幅に過ぎていたが、私の場合、その準備にすら取りかかれていない。通常の業務だけで終わってしまった。当日通常の仕事が出来ない分、前日準備で時間を必要とする分、しわ寄せが来るのだが、段取りしてもなかなか片づかない。
 忙しいこんな日は、くりりんのお弁当はおにぎりだったり、カロリーメイトやゆで卵だ。コンビニがつぶれてしまったので、どうしようもない。
 「ゆで卵いいゆで加減だったよ。」
優しいくりりんは、どこまでも優しい。
 こんな優しいくりりんと、寂しさからどくれて待つキヨちゃんの犠牲を、このまま続けて良いのだろうか?


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コメント (2)
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