すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

くろべえ、嘔吐。

2020-11-11 20:30:01 | ひとりごと
 ここ数日、くろべえの食欲が無い。少し食べたそうにしても、一口食べると止めてしまう。
 夕方キヨちゃんから電話。
 「くろべえ、調子悪い。白いもん吐いた。なるべく早う帰って。」
定時少し前だったので、急いで仕事を片づけ大急ぎで戻った。途中くりりんに電話。ちょうど家に着いた所だった。
 くろべえは昼間はキヨちゃんからちゅ~るをもらって飲んだらしいが、夕方突然嘔吐し始めたと言う。胃の中に殆ど物が無いので、胃液を穿いた状態だ。水も飲めていないので、小さいシリンジで水を少し飲ませたが、途中からまた嘔吐した。
 脱水でしんどいだろうから、とにかく先に点滴をする事にしたが、ふらついてろくに歩けないのに外に出たいともがく。
 おむつを外してみるとちょっとだけウンチ君が出ていた。まだしたいのか、ふらふら歩いては転んで、その場で横になる。なので、畑に座らせると少しいきんでみたようだが、それ以上は出なかった。
 おむつをして、いつものように点滴をした。

     

     

 これは昨夜の写真だが、くろべえは点滴の時はいつもくりりんの膝でくつろぐ。くりりんが撫でている間に50cc注射するのだ。
 今夜もしんどいなりに同じポジションで点滴した。すると身体が楽になったのか、それからは落ち着いている。
 いつもは炬燵で寝ていて、自分のタイミングで私たちの所に来ていた。一昨日あまりに心配で私が炬燵で寝たら、猫らしく私を無視して寝ている間に私たちの寝室に来たのを、くりりんに起こされて知った。
 だからゆうべは構わずにいたのだが、自分から私たちの所に来て、川の字で眠った。
 昼間はキヨちゃんが抱いて寝ている。夜は私たち。こうしてそばにいたがるのも、死期が近いのかもしれないとくりりんは言う。
 出来る事なら、その時までずっとそばにいてやりたい。明日の朝はもう薬は止めよう。病院に聞いて、点滴を2回にすべきか相談しよう。何か・・・少しでも口に出来たらいいのだけど。

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3 コメント

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Unknown (山のスズメ)
2020-11-11 23:16:10
日々、一喜一憂だね、すずちゃん。
子猫みたいな くろべえちゃんの写真を見ると、涙が出ます。

頑張れ!いや、もう頑張らなくてもいいよ…、
だね。
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Unknown (ふくだ)
2020-11-13 11:03:27
吐くのも体力消耗しますからね。
少しでもカラダが楽な体勢とかあるといいんですけどね。
返信する
Unknown (すずしろ)
2020-11-13 21:02:45
山のスズメ様
はい、頑張らなくていい・・・です。
でも、少しでも生きていて欲しいです。

ふくだ様
嘔吐はその日だけでした。寿命なんでしょうけど、眠るように逝けたらいいな。
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