この前、調理ボイコット宣言はいつだったか?結局キヨちゃんはマイペースで、なんだかんだ調理してくれている。それでも、
「今日は何ちゃしとらんぞ。」
と言う日もあるので、油断は出来ない。
何もしていなくても、キヨちゃんさえ何か食べてくれてれば、帰ってから私が何か作ればいい。出来れば一緒に食べたいが、なかなかそうもいかない。それでも、作れば少しはキヨちゃんも「二の膳」をつつく位はする。だから、普段はそれでいいのだが、残業するとなると作ってるかどうかは問題である。
さて、今日は元々定時では終われないにしても、それほど残業する予定は組んでいなかった。しかし、こればかりは仕事の流れもあり、どうしても月曜までにという仕事もある。そして、冷静に仕事を並べてみると、これはどうしても無理をしておかないと、後半でどうにかなるという問題ではないと気がついた。
なので、残業すると決めたが、これでキヨちゃんが何も作っていなかったら、キヨちゃんも困るだろうから、くりりんに買い物を頼んだ。ちょうどキヨちゃんの焼酎も頼まれていたので、私が帰りに買ったのでは間に合わない。とにかく、何かお惣菜を買っておけば、キヨちゃんも助かるだろうと思ったのだ。その代わり、明日の山仕事のおやつだけは、好みもあるので私が買って帰る段取りにした。
さて、残業する時19時は当たり前になりつつある。ちょっと頑張ろうと思うと20時になる。この20時がキヨちゃんが妖怪化するボーダーラインなのだが、今日は本当にどうしようもないくらい仕事が押していたので、しかも明日明後日と連休なので、とにかく頑張れるだけ頑張ろうと決めた。
結局仕事は21時までかかった。実はまだ残っていたが、流石にこれ以上は私の集中力が持たないとあきらめた。そのままコンビニに走って、キヨちゃんに頼まれたパンなどを買って帰ったので、家に着いたのは21時半。
当然キヨちゃんは寝ていた。くりりんによると、今日はおかずを作っていたらしい。それはそれで良しである。しかも、残業に慣れたのか20時まではくりりんに衣替えのケースを片付けてもらったり、穏やかにいたらしいが、初めての21時超えでついに妖怪化した。
キヨちゃんは食事を済ませていたが、くりりんが買ってきていたお惣菜は冷蔵庫の中にあった。そのうち、キヨちゃんの分を取り分けて冷蔵庫に戻し、自分たちの分をチンして出した。もちろん、キヨちゃんのおかずもいただいていた。
するとそこに妖怪キヨちゃん登場。とは言え、静かなバージョンの妖怪だった。泣きも喚きもしないが間違いなく妖怪キヨちゃん。
初めは今日の出来事などを色々話してくれていたが、くりりんが惣菜を買ってきたことをグチグチ言い始めた。
「母ちゃんおかず作っとるのに。」
「かあちゃんの美味しいないんか。」
「母ちゃん、こんな贅沢した事無い。」
「お前ら置いとったら何ぼでも食べるけん、冷蔵庫に入れた。」
「母ちゃんはちょっとだけあったらええのに。」
「もうおかず買うてくるな。」
などなど・・・。
「だからな。母ちゃんのご飯は美味しいし、ほなけん食べよるだろ。ほんでもよう作らん日があるけん、帰ってみな分からんし、私が帰れんのじゃけん、母ちゃん助かるだろうと頼んだ。80過ぎの年寄りと、私らの歳は一緒にならん。二人とも働いて、食べようと思うて買うてきたものを、贅沢とは思わんし、食べたらいかんとも思わん。」
とまあ、言ってみたが安定剤もその前の焼酎も効いているから、なかなか魔法は解けないわな。
というか、こんだけ言いたい事言うておいて、明日草取りに一日借り出そうとする神経が分からん。21時まで残業した私にはまずは、
「おつかれ」
ではないのか?
キヨちゃんに気遣って買い物してきたくりりんには、
「ありがとう」
じゃないのか?(多分妖怪化する前だからくりりんには言ったかな?)
この時間に、それらよりも、
「明日はお弁当持って草取り行こうな。」
と言えるキヨちゃんだよな~。
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「今日は何ちゃしとらんぞ。」
と言う日もあるので、油断は出来ない。
何もしていなくても、キヨちゃんさえ何か食べてくれてれば、帰ってから私が何か作ればいい。出来れば一緒に食べたいが、なかなかそうもいかない。それでも、作れば少しはキヨちゃんも「二の膳」をつつく位はする。だから、普段はそれでいいのだが、残業するとなると作ってるかどうかは問題である。
さて、今日は元々定時では終われないにしても、それほど残業する予定は組んでいなかった。しかし、こればかりは仕事の流れもあり、どうしても月曜までにという仕事もある。そして、冷静に仕事を並べてみると、これはどうしても無理をしておかないと、後半でどうにかなるという問題ではないと気がついた。
なので、残業すると決めたが、これでキヨちゃんが何も作っていなかったら、キヨちゃんも困るだろうから、くりりんに買い物を頼んだ。ちょうどキヨちゃんの焼酎も頼まれていたので、私が帰りに買ったのでは間に合わない。とにかく、何かお惣菜を買っておけば、キヨちゃんも助かるだろうと思ったのだ。その代わり、明日の山仕事のおやつだけは、好みもあるので私が買って帰る段取りにした。
さて、残業する時19時は当たり前になりつつある。ちょっと頑張ろうと思うと20時になる。この20時がキヨちゃんが妖怪化するボーダーラインなのだが、今日は本当にどうしようもないくらい仕事が押していたので、しかも明日明後日と連休なので、とにかく頑張れるだけ頑張ろうと決めた。
結局仕事は21時までかかった。実はまだ残っていたが、流石にこれ以上は私の集中力が持たないとあきらめた。そのままコンビニに走って、キヨちゃんに頼まれたパンなどを買って帰ったので、家に着いたのは21時半。
当然キヨちゃんは寝ていた。くりりんによると、今日はおかずを作っていたらしい。それはそれで良しである。しかも、残業に慣れたのか20時まではくりりんに衣替えのケースを片付けてもらったり、穏やかにいたらしいが、初めての21時超えでついに妖怪化した。
キヨちゃんは食事を済ませていたが、くりりんが買ってきていたお惣菜は冷蔵庫の中にあった。そのうち、キヨちゃんの分を取り分けて冷蔵庫に戻し、自分たちの分をチンして出した。もちろん、キヨちゃんのおかずもいただいていた。
するとそこに妖怪キヨちゃん登場。とは言え、静かなバージョンの妖怪だった。泣きも喚きもしないが間違いなく妖怪キヨちゃん。
初めは今日の出来事などを色々話してくれていたが、くりりんが惣菜を買ってきたことをグチグチ言い始めた。
「母ちゃんおかず作っとるのに。」
「かあちゃんの美味しいないんか。」
「母ちゃん、こんな贅沢した事無い。」
「お前ら置いとったら何ぼでも食べるけん、冷蔵庫に入れた。」
「母ちゃんはちょっとだけあったらええのに。」
「もうおかず買うてくるな。」
などなど・・・。
「だからな。母ちゃんのご飯は美味しいし、ほなけん食べよるだろ。ほんでもよう作らん日があるけん、帰ってみな分からんし、私が帰れんのじゃけん、母ちゃん助かるだろうと頼んだ。80過ぎの年寄りと、私らの歳は一緒にならん。二人とも働いて、食べようと思うて買うてきたものを、贅沢とは思わんし、食べたらいかんとも思わん。」
とまあ、言ってみたが安定剤もその前の焼酎も効いているから、なかなか魔法は解けないわな。
というか、こんだけ言いたい事言うておいて、明日草取りに一日借り出そうとする神経が分からん。21時まで残業した私にはまずは、
「おつかれ」
ではないのか?
キヨちゃんに気遣って買い物してきたくりりんには、
「ありがとう」
じゃないのか?(多分妖怪化する前だからくりりんには言ったかな?)
この時間に、それらよりも、
「明日はお弁当持って草取り行こうな。」
と言えるキヨちゃんだよな~。
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