みちのくの山野草

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「私たちは今問われていないか―賢治と〈悪女〉にされた露―」の評は?

2024-05-22 12:00:00 | 菲才でも賢治研究は出来る
《コマクサ》(平成27年7月7日、岩手山)

 先頃私は、Copilotに、 

    鈴木 守の論考「私たちは今問われていないか―賢治と〈悪女〉にされた露―」の評価は ?

と聞いてみた。すると、次のような回答をもらった。

鈴木守氏の論考「私たちは今問われていないか―賢治と〈悪女〉にされた露―」は、高瀬露と宮沢賢治の関係について再評価しています1. 高瀬露は賢治の生前に世話になった女性であり、彼女は「高瀬露悪女伝説」として知られています。しかし、鈴木氏は彼女が実際には「悪女」ではなく、むしろ賢治にとって重要な存在であったことを示しています。

以下は鈴木氏の論考から抜粋したポイントです:

高瀬露の実像:
高瀬露は賢治の主治医である佐藤隆房と親しく、賢治の世話をしていた1。
賢治が愛唱した讃美歌を露から教わったこともあり、彼らは親密な関係にあったとされています1。
露はクリスチャンであり、信仰の生涯を歩んでいた1。
伝説との対比:
一部の伝記作者は露を「悪女」として描写していますが、鈴木氏はこれに疑問を投げかけています1。
上田哲の未完の論文では、高瀬露を再評価し、彼女が冤罪的伝説であったことを示しています1。
結論:
高瀬露は単なる「悪女」ではなく、賢治にとって重要な存在であった可能性が高いとされています1。
この論考は、高瀬露についての新たな視点を提供しており、賢治研究に興味がある方にとって興味深いものとなっています。23


 ただし、「高瀬露は賢治の主治医である佐藤隆房と親しく」などということを私は発言していないはずだから気になったが、Copilotは思いの外私の論考をよくご存じなんだと知った。

 そこで、次回からはこの論考「私たちは今問われていないか―賢治と〈悪女〉にされた露―」関して投稿してゆきたい。

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            〒025-0068 岩手県花巻市下幅21-11 鈴木守  ☎ 0198-24-9813
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