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タムシバがまるで残雪の如くだった。
賢治は、童話「マグノリアの木」の中で、
と書いているが、まさにそのとおりだった。
ところで、マグノリアとはモクレン科モクレン属植物の総称だということだから、実際には、
ホオノキ、コブシ、タムシバ等
が含まれるであろう。さてそれでは、賢治の「マグノリアの木」のマグノリアは一体何を指していたのだろうか。いままでは、花巻の木にもなっているせきざくら(コブシ)のことかと私は思い込んでいたが、今回の栗駒山行で「いちめんまっ白にタムシバの花が咲ている」景を目の当たりにできたし、それ以外のマグノリアのこのような景を私は今迄見たことがないので、それはこのタムシバのことだと確信した。
《1 》(2021年6月9日撮影)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/73/e0165475d8d8cebaedd2d795042e29d5.jpg)
《2 》(2021年6月9日撮影)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/23/a4d5dd74da42cdc88dc7a70376cc26f6.jpg)
《3 》(2021年6月9日撮影)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/af/e75380197d7782e85bf167151d204d7c.jpg)
《4 》(2021年6月9日撮影)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/50/99303785a09bd16ab25f9643715916d2.jpg)
《5 》(2021年6月9日撮影)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/4b/97f3fae01cabee2ba22a9ec331d4a3cb.jpg)
《6 》(2021年6月9日撮影)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/e5/04b7b3f522732cd1dbc87537c59d5fcb.jpg)
《7 》(2021年6月9日撮影)
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《新刊案内》
『宮沢賢治と高瀬露―露は〈聖女〉だった―』(「露草協会」、ツーワンライフ出版、価格(本体価格1,000円+税))
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/1a/11ffd1c7351ca2831d009111c2539ccd.jpg)
は、岩手県内の書店で店頭販売されておりますし、アマゾンでも取り扱われております。
あるいは、葉書か電話にて、入手したい旨のお申し込みを下記宛にしていただければ、まず本書を郵送いたします。到着後、その代金として当該金額分の切手を送って下さい(送料は無料)。
〒025-0068 岩手県花巻市下幅21-11 鈴木守
☎ 0198-24-9813
なお、目次は次の通りです。
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また、2020年12月6日付『岩手日報』にて、『宮沢賢治と高瀬露―露は〈聖女〉だった―』の「新刊寸評」。
賢治は、童話「マグノリアの木」の中で、
諒安は眼めを疑ひました。そのいちめんの山谷の刻にいちめんまっ白にマグノリアの木の花が咲ているのでした。その日のあたるところは銀と見え陰になるところは雪のきれと思はれたのです。
〈『校本宮澤賢治全集 第八巻』(筑摩書房)270p〉と書いているが、まさにそのとおりだった。
ところで、マグノリアとはモクレン科モクレン属植物の総称だということだから、実際には、
ホオノキ、コブシ、タムシバ等
が含まれるであろう。さてそれでは、賢治の「マグノリアの木」のマグノリアは一体何を指していたのだろうか。いままでは、花巻の木にもなっているせきざくら(コブシ)のことかと私は思い込んでいたが、今回の栗駒山行で「いちめんまっ白にタムシバの花が咲ている」景を目の当たりにできたし、それ以外のマグノリアのこのような景を私は今迄見たことがないので、それはこのタムシバのことだと確信した。
《1 》(2021年6月9日撮影)
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《2 》(2021年6月9日撮影)
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《3 》(2021年6月9日撮影)
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《4 》(2021年6月9日撮影)
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《5 》(2021年6月9日撮影)
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《6 》(2021年6月9日撮影)
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《7 》(2021年6月9日撮影)
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『宮沢賢治と高瀬露―露は〈聖女〉だった―』(「露草協会」、ツーワンライフ出版、価格(本体価格1,000円+税))
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あるいは、葉書か電話にて、入手したい旨のお申し込みを下記宛にしていただければ、まず本書を郵送いたします。到着後、その代金として当該金額分の切手を送って下さい(送料は無料)。
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また、2020年12月6日付『岩手日報』にて、『宮沢賢治と高瀬露―露は〈聖女〉だった―』の「新刊寸評」。
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