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気の向くままに

山、花、人生を讃える

明るく生きるために①

2025年02月26日 | 人生

以下は、自分が人生を明るく生きたいとの思いで、谷口雅春先生の多くの著書から抜き書きしていたものですが、読んでいただければ幸いです。

 

心に思い浮かべる念を明るいものとすれば、この現実世界が明るくなる。

 

○われらは快活に小鳥のように陽気のみちた生活を送ろうではないか。陽気のみちた家は必ず生長する。この世界はなにもわれわれが悲しんでやらなければ悲しみに不足して困るというようなことはないのである。黒住教祖に倣え、陽気になれ、嬉しいことを語れ、はしゃげ、哄笑せよ

 

○彼女は一日少なくとも3回、どんなことがあっても必ず心から声を出して笑うということに決めたのである。それで人と話している時など、ちょっとした機会があっても必ず心から笑うようにし、自分の部屋にいるときには鏡を見て笑うようにしたところが、まもなく健康が見ちがえるようになり、性格も一変して明るくなった。

 

○笑いはただその人自身を健康に愉快にするばかりではない。快活な人は周囲に幸福と健康とをまいて歩く。明るい朗らかな親切な笑顔を向けられては何人も幸福にならずにはいられない。そういう人が医者であれば、患者は医者の顔を見るだけでよくなったりするものである。

 

朗らかな笑いは、自然が与えた最良の強壮剤である。哄笑を爆発さすとき、憂鬱な心で押さえつけられていた生理作用はたちまち活発に活動をはじめる。血液の循環は順調になり、白血球の喰菌(しょっきん)作用は増加し、自然療能はさかんになる。

 

○ちょっとした洒落、ジョーク、諧謔などに触発されて哄笑が飛び散るならば、諸君は砂漠でオアシスを見いだしたように蘇生って再び元気よく仕事に掛れるであろう。聡明な上役は、仕事の合間に下役の気を引き立てるような罪のない諧謔を飛ばす。能率を望む実際家もまた笑いの効果を知らねばならない。上手な教育家は生徒を時々ユーモラスな話で笑わせながら授業を進めて行く。それで生徒に喜ばれてかえって成績がよいのである。上品なユーモア、巧みな頓智、無邪気な馬鹿話、悪気のない哄笑――これらは天が与えた自然の良薬である。

 

○人は必ずしも仕事だけをする機械ではないのである。人にはなんとなきその人特有の空気(雰囲気)が付随している。その空気が別の仕事をする。その空気が一緒に働く人たち全体の空気を活き活きとさすことができれば、それはすでに大いなる仕事である。心のわだかまりがとれるに従ってその人の健康はよくなる。境遇も良化してくる。周囲の人がおのずから善くしてくれるからである。

 

○愛とか善とかいうことを人に「物」を与えることばかりだと考えているのはまちがいでありまして――欠乏している人に「物」を与えるということはむろん善いことでありますが――それよりもなおいっそう大切なことがある。それは明るい善い心の波動を人々に与えることであって、これはあらゆる善行のうちの王者であるとさえいえるのであります。 


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