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新型コロナの感染原因

2020年03月28日 | 新型コロナについて

コロナウイルスは太陽のコロナに形が似ている所から名づけられたものらしい。その感染源は、まだはっきりしていないが、動物の「センザンコウ」ではないかという説や、あるいは「蝙蝠(コウモリ)」が発生源で、センザンコウは仲介役との説もある。

 

厚生労働省のホームページには
「コロナウイルス」はどのようなウイルスですか? という問いに対して凡そ次のように答えている。

答:これまでに人に感染するウイルスとしては7種類見つかっている。
    一つはSARS(重症急性呼吸器症候群)で、2002年に発生。
    一つはMERS(中東呼吸器症候群)で、2012年以降に発生。
    一つは今回の新型コロナウイルス(SARS-CoV2)。
    後の4種類は一般の風邪の原因の10~15%(流行期は35%)を占め、多くは軽症。

  コロナウイルスはあらゆる動物に感染しますが、種類の違う他の動物に感染することは稀です。また、アルコール消毒(70%)などで感染力を失うことが知られています。・・・とある。

 

次に新型コロナウイルスは、コウモリ由来というのは本当ですか?の問いについては、

答:新型コロナウイルスが動物由来であるとの確定的な証拠は見つかっていませんが、その遺伝子配列が、コウモリ由来のSARS様コロナウイルスに近いため、コウモリがこの新型コロナウイルスの起源となった可能性が考えられています。・・・と回答されている。


そんな中、昨日27日のYohooニュースでは、イギリスのBBCニュースが次のように発表していることを伝えている。

曰く、
○研究を主導した香港大学のトミー・ラム博士は、マレーシアから中国に密輸されたセンザンコウから、COVID-19(新型コロナウイルスのこと)の原因となっている新型ウイルスに関係する2種類のコロナウイルス群が見つかったと説明した。

○ラム博士は、この密輸されたマレーシア産のセンザンコウからウイルスが見つかったことから、では、このセンザンコウはどこでウイルスに感染したか、
   
①密輸中に中国の蝙蝠から感染したのか、
   ②それとも本来の生息地である東南アジアで感染したのか、
と、感染経路の疑問点を指摘・・・・とニュースは伝えている。

絶滅危惧種のセンザンコウ、新型ウイルスに似たウイルスを保持  (BBCニュース)

 

ちなみに、
SARSの原因については、確定的ではないがハクビシンだろうとか、もともとはコウモリがもっているウイルスだとか言われており、MERSのウイルスはヒトコブラクダがもっているそうで、それとの“濃厚接触”が原因といわれているとのこと

 

ところで、新型ゴロナウイルスの感染源と疑われているセンザンコウは、哺乳動物の中の「鱗甲目」に分類されるそうだ。そして、国際取引は禁止されているにかかわらず、違法取引が近年格段に増加しているとのこと。その理由の一つは、その肉が珍味であり、鱗は薬になることらしい。そのため、センザンコウは絶滅の危機に追い込まれているとのこと。(動物の売買や解体時には濃厚接触が伴う)。

 

かつてイギリスで狂牛病が発生したが、その原因は何かというと、本来草食動物である牛に、成長を促すために、自分と同種か、近種の動物の体を餌の中に混入して共食いさせていたのが原因とされている。これは牛だけでなく、羊や豚、鶏にも行われていたらしい。そしてクロイツフェルト・ヤコブ病の感染経路の一つとして、狂牛病の牛から人への感染が挙げられている。

 

このようなことを考えると、今回の新型コロナウイルスについても、人類の「自分がよければ」という勝手な仕業が、新型コロナウイルスを人間に感染させ、逆に自分たち人類を苦しめることになっているのではないかと、そんな危惧も湧いて来るのである。

 

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