ども、砂川です。
正月休み中に一気に読み進んだ浅田次郎さんの「赤猫異聞」、読み終えてました。
いやぁ~、おもしろい。(^^)
さすが、な表現力ですね。
時は、明治元年暮。火の手の迫る伝馬町牢屋敷から解き放ちとなった訳ありの重罪人たち・・・、博打打ちの信州無宿繁松、旗本の倅岩瀬七之丞、夜鷹の元締め白魚のお仙。
牢屋同心の「三人のうち一人でも戻らなければ戻った者も死罪、三人とも戻れば全員が無罪」の言葉を胸に、自由の身となった三人の向う先には・・・。
幕末から明治へ、激動の時代をいかに生きるかを描いた時代長編です。
浅田次郎さんの小説が大好きで、今まで何冊も読んでます。
なので、途中からなんとなくオチが分かっていたよな気がしましたケド、矜持と人情を描かせればピカイチですね。
実は浅田次郎さんをもう1冊買っているのですケド、「赤猫異聞」の余韻をもう少し楽しんでから読むコトにします。