ども、砂川です。
向田邦子さんの「あ・うん」を読み終えました。
つましい月給暮らしの水田仙吉と、軍需景気で羽振りのいい中小企業の社長門倉修造との間の友情は、まるで神社の鳥居に並んだ一対の狛犬あ、うんのように親密なものでした。
太平洋戦争をひかえた世相を背景に、男の熱い友情と、親友の妻への密かな思慕が織りなす市井の家族の情景を鮮やかに描いた長篇小説です。
向田邦子さんは実ははぢめて読みました。
まぁ、子どもの頃、茶の間で見たホームドラマ・・・、が第一印象かな。
今の時代、もう一度ドラマ化するなら、俳優は誰かなぁ・・・、なんて想像しつつ・・・。