ども、砂川です。
どんどん世間が騒がしくなってきて、私自身も3月に予定されていた各種連絡会や協議会、反省会などのすべてがキャンセルとなりました。
まったく外出する気にもなれない休日はコタツに入って映画三昧。
「シド&ナンシー」を見ました。
86年イギリス製作、70年代後期に世界中の若者を熱狂させたパンクロックの金字塔“セックス・ピストルズ”のメンバー、シド・ビシャスとそのグルーピー、ナンシー・スパンゲンの過激で怠惰な恋物語を描いた作品です。
1978年、元セックス・ピストルズのベーシスト、シド・ヴィシャスは、恋人ナンシー殺害の容疑で逮捕されます。
刑事にナンシーとのなれそめを聞かれたシドが2人の関係を回想していくという形でストーリーが進んでいき・・・。
主演は本作が映画デビューとなったゲイリー・オールドマン。
ロックレジェンドの伝記的作品といえば、先ごろ話題になった「ボヘミアン・ラプソディ」が記憶に新しいトコロですケド、「なりきり度」ではコチラの方がずいぶん上だと思います。
後に「JFK」の犯人リー・ハーヴェイ・オズワルド役や「レオン」の悪徳刑事ノーマン・スタンスフィールド役、そして「ハリー・ポッター」シリーズのシリウス・ブラック役の怪演が評判となりますケド、若かりし頃の鬼気迫る演技もなかなか見ものですね。
惜しむらくは「ボヘミアン・ラプソディ」ほどのストーリーの起伏がない点かな?
だいたいPunxってのは、ぱーっ!と突っ走って、ぱーっ!と破滅するパターンなので・・・。(笑)
結局はクィーンが好きなのか、ピストルズが好きなのか、って評価になるのかな・・・?
スクリーンの中とはいえ、シドのたたずまいを見ていると、ニッキー・シックスやダフ・マッケイガンが重なり、後世に与えた影響度の高さがうかがい知れます。
やっぱり「ロック・アイコン」ですね。