スナブログ

砂川自動車商会のドモドモ日記

スナブログ:「ミザリー」

2020-03-04 11:52:05 | 映画

ども、砂川です。

もう1本、「ミザリー」を見ました。

1990年製作のアメリカ映画。スティーブン・キングの同名小説の映画化作品で、主演のキャシー・ベイツがアカデミー主演女優賞を受賞しまた。

「ミザリー」シリーズで有名な人気作家ポールは雪道で事故に遭い、瀕死の状態を元看護婦のアニーに救われます。

ポールの小説の熱狂的愛読者だった彼女は、彼を手厚く介護します。しかし、新作の内容を知り逆上した彼女はポールに心理的・肉体的拷問を加え始め・・・。

同じくスティーブン・キング原作の「シャイニング」と同じく、たたみかけるような展開、迫りくる恐怖が何と言っても恐ろしく、シンプルな状況設定と主な登場人物三人だけでこの緊張感を維持し続ける脚本と演出と俳優陣が素晴らしいです。

で、このオバちゃん、どっかで見たコトあるケド・・・、とググッてみたら、「タイタニック」でディカプリオに親切にしてあげていたあの乗船客ですね。

そしてジェームス・カーン、人気小説家とはいえ少し気弱なポーカーフェースを演じていますケド、「ゴッドファーザー」のマイケル(アル・パチーノ)の兄、ソニー・コルレオーネ役で有名ですね。

とにかく短気、平気で人を殺す短慮な性格ゆえに対立するファミリーから残虐な方法で抹殺されました。

こういった作品ごとの「対比」を見てみるのも、映画の楽しみ方のひとつ、ってコトが最近わかってきました。(^^)

 

 


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スナブログ:「シド&ナンシー」

2020-03-02 19:47:51 | 映画

ども、砂川です。

どんどん世間が騒がしくなってきて、私自身も3月に予定されていた各種連絡会や協議会、反省会などのすべてがキャンセルとなりました。

まったく外出する気にもなれない休日はコタツに入って映画三昧。

「シド&ナンシー」を見ました。

86年イギリス製作、70年代後期に世界中の若者を熱狂させたパンクロックの金字塔“セックス・ピストルズ”のメンバー、シド・ビシャスとそのグルーピー、ナンシー・スパンゲンの過激で怠惰な恋物語を描いた作品です。

1978年、元セックス・ピストルズのベーシスト、シド・ヴィシャスは、恋人ナンシー殺害の容疑で逮捕されます。

刑事にナンシーとのなれそめを聞かれたシドが2人の関係を回想していくという形でストーリーが進んでいき・・・。

主演は本作が映画デビューとなったゲイリー・オールドマン。

ロックレジェンドの伝記的作品といえば、先ごろ話題になった「ボヘミアン・ラプソディ」が記憶に新しいトコロですケド、「なりきり度」ではコチラの方がずいぶん上だと思います。

後に「JFK」の犯人リー・ハーヴェイ・オズワルド役や「レオン」の悪徳刑事ノーマン・スタンスフィールド役、そして「ハリー・ポッター」シリーズのシリウス・ブラック役の怪演が評判となりますケド、若かりし頃の鬼気迫る演技もなかなか見ものですね。

惜しむらくは「ボヘミアン・ラプソディ」ほどのストーリーの起伏がない点かな?

だいたいPunxってのは、ぱーっ!と突っ走って、ぱーっ!と破滅するパターンなので・・・。(笑)

結局はクィーンが好きなのか、ピストルズが好きなのか、って評価になるのかな・・・?

スクリーンの中とはいえ、シドのたたずまいを見ていると、ニッキー・シックスやダフ・マッケイガンが重なり、後世に与えた影響度の高さがうかがい知れます。

やっぱり「ロック・アイコン」ですね。

 

 

 


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