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どうやら、もともとそれほど珍しいものでもなさそうです。
オリーブ(モクセイ科オリーブ属)は、地中海沿岸で古くから栽培され、江戸時代末日本に渡来し、今では小豆島が国内最大の産地になっています。
図鑑では、葉は対生、葉身は長さ2.5~6cm、幅7~15mmの披針形、厚い皮質でかたいとあり、先端のハート形については記述がありません。
ところで、競技などの勝者に与えられる冠が、オリーブなのか月桂樹(ローレル)なのか、しばしば混同されているようです。
本来、古代ギリシャでは、月桂冠は芸術の神であるアポロンを讃えるために詩人・文学者などに授与され、一方オリーブ冠はスポ-ツの神ゼウスを讃えて、マラソンなど陸上競技の勝者の与えられるものだったとされています。
混同される二つの葉冠、区別は容易です。オリーブはモクセイ科で葉が対生、ゲッケイジュはクスノキ科で葉が互生です。
(参考)
オリーブの花 10年5月31日記事
オリーブの実 9年10月27日記事
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