新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
出かけるときはカメラ連れ。
目標は毎日1記事です。

イワイチョウ:岩銀杏(晩夏の花と実・八方尾根2)

2012-09-27 07:28:57 | 植物観察1日1題

八方池の近くに、イワイチョウ:岩銀杏(リンドウ科イワイチョウ属)の花がわずかに咲き残っていました。
本州中部地方以北、北海道の亜高山帯~高山帯のやや湿ったところに生える多年草で、しばしば群生します。ミズイチョウとも呼ばれ、いずれも腎臓のような形の葉をイチョウに見立てたものです。7~8月、葉の間から高さ20cmほどの花茎を立て、直径1~2cmの白い漏斗状の花を数個つけます。
花は深く5つに切れ込みふちには波状のしわがあります。
長短花柱性で、株によって長い雄蕊と短い雌蕊、短い雄蕊と長い雌蕊のタイプがあります。
寫眞ではよく分かりませんが、花冠の裂片の中央部に鶏のトサカに似た突起状の襞があるのも特徴です。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿