新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
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ムギ:麦(麦秋間近の近江路)

2012-06-04 13:49:40 | 植物観察1日1題

滋賀県近江八幡市安土町で

滋賀県を通ると、あちこちに今時珍しくなった麦畑が広がり、間もなく日本の原風景ともいえる麦秋
の季節です。
人類の最も主要な食糧であるコムギ(イネ科コムギ属)、オオムギ(イネ科オオムギ属)の歴史は古く、およそ1万年前に西アジアで始まったといわれています。
日本には中国を経て奈良時代以前に入ってきました。
そのうちコムギの仲間は1個の小穂に実が何個付くかで、普通形、2粒系、1粒系に分かれます。
普通系の中のパンコムギというのが現在最も多く栽培され、パンや菓子、麺類の原料に使われます。
マカロニやスパゲッティ―には2粒系のヂュラムコムギが使われているそうです。
オオムギは実の付き方で六条大麦と二条大麦に分かれ、日本で栽培されているのはほとんどが六条系で、押麦(麦飯)、麦茶、味噌・醤油などの原料になります。
ビールやウイスキーには二条麦が使われます。

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