新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
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タカノツメ:鷹の爪(冬芽が名前の由来)2009.12.16

2009-12-16 07:30:54 | 植物観察1日1題

初冬の山道に遅くまで黄色の葉をつけていたタカノツメ:鷹の爪(ウコギ科タカノツメ属)もすっかり葉を落としてしまいました。
各地の日当たりのよい山地に生える落葉小高木で、互生する葉は、葉柄が長くて枝先に集まり、3小葉の複葉ですが、よく発達する短枝の基部では単葉になります。
枝先に名前の由来になった冬芽が膨らんできています。鷹の爪の名は、先端がとがる冬芽の形からきていますが、特に曲がった短枝では鷹の足とその先端の爪によく似ていて、名付けの妙を感じさせます。その割には、材が柔らかいことから来ている別名のイモノキはすこしいただけません。
諺でも知られる鷹の爪は、植物では本種以外に、ネデシコ科のツメクサやベンケイソウ科のオノマンネングサの別名もおなじタカノツメとなっています。

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1 コメント

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Unknown (カッパサン)
2009-12-17 07:24:37
裏の雑木林のクヌギの葉っぱもすっかり落ちて明るくなりました。双眼鏡で見ると枝にいっぱい芽のようなものが付いてます。もう春の用意をしているのですね~
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