新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
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ドクゼリ:毒芹(敦賀池河内湿原の花々④)

2009-05-30 06:47:25 | 植物観察1日1題

池河内湿原を白く彩る白いレース状の花が穏やかな風景に溶け合っています。でもドクゼリ:毒芹(セリ科ドクゼリ属)の名は、花にも景色にもそぐわない恐ろしげなものです。
湿地や沼、川のほとりなどに生える多年草で、高さは90cmくらいになり、葉や花はセリに似ていますが、全体に大ぶりでオオゼリの別名もあります。
全草、特に筍状の節がある塊茎にシクトキンという猛毒を含んでいるのでこの名があります。
昨年でしたか、セリと間違って食べた人が死亡したとの報道がありました。トリカブト、ドクウツギと並んで3大猛毒といわれるドクゼリですが、トリカブトほど知られてないうえ、セリに似ているところからきた悲劇でしょうが、用心したいものです。

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