キセワタ:着せ綿(不老の願いをこめて) 2008-10-12 08:30:00 | 植物観察1日1題 着せ綿は、菊の着せ綿ともいい、菊の花に霜を当てないためにかぶせた綿で、昔、陰暦9月9日重陽の節句に、これで体を拭うと老いを去ると信じられていました。 キセワタと聞いてそんな名前の植物があるとは知りませんでした。 キセワタ:着せ綿(シソ科メハジキ属)は、山地の山野などに生える多年草で、高さ60~100cm、8~9月上部の葉のつけ根に紅紫色の唇形花を数個ずつつけます。 花は長さ3cmほどで、白い毛が密生し、毛はとくに花弁の外側に多いので、こんな優雅な名がつきました。 « フユイチゴ:冬苺(地味な花... | トップ | ミズヒキ:水引(仔細に見れ... »
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