新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
出かけるときはカメラ連れ。
目標は毎日1記事です。

ホソバイラクサ:細葉刺草(鵜殿で絶滅危惧種)

2012-10-21 18:24:14 | 植物観察1日1題

淀川右岸高槻市鵜殿でホソバイラクサ:細葉刺草(イラクサ科イラクサ属)が花をつけていました
もともとは山地の林のふちや谷沿いなどに生える多年草で、エゾイラクサに似ていますが、葉はさらに細長く、長さは6~12cm、幅は4cm以下、また葉のつけ根の節には托葉が4個(葉柄1個につき2個)あります。
葉は対生し、ふちに鋸歯が目立ち、茎や葉柄、葉に棘毛がたくさんつきます。
雌雄異株ときに雌雄同種で、8~ 9月、葉脇に薄黄色の花をつけます。
最近自生地・個体数が限られていて、大阪府カテゴリーで絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。

スズカアザミ:鈴鹿薊(愛知県森林公園植物園の植物 5)

2012-10-21 08:00:34 | 植物観察1日1題

愛知県森林公園植物園に咲いていたスズカアザミ:鈴鹿薊(キク科アザミ属)です。
名のとおり東海地方に多く見られるアザミということですが、アザミには変化が多く地方によって異なる新種が生育するので、同定が難しいものの一つですが、これは園のガイドさんに教わったものなので確かなはずです。
静岡県から滋賀県東部の本州(近畿および東海道)に分布し、東海道地方にふつうにあるアザミで、花色は紫、頭花・腋花 頭花はやや穂状につき、無極または短梗がある。花時には直立または斜め上向きに咲くとありますが、これだけで見分けは至難の業です。