幹の下部は地に伏し、よく分枝して高さ1.5~5mになります。互生する葉は長さ5~11cm、幅2.5~7cmの倒卵状長楕円形で先はややとがり、基部はくさび状に細くなって短い柄に続き、ふちには鋭い鋸歯があります。
低地の普通のナラは、秋にさえない茶褐色に色づきますが、ミヤマナラの紅葉はかなりきれいなものです。(06年10月14日記事)撮影時青々していたミヤマナラも今は色づいているはずです。
8月30日~9月1日の五竜尾根、栂池高原、八方尾根で観察した植物をシリーズで紹介してきましたが、できるだけ多く取り上げようとしたため、ずいぶん長くなり、季節のずれも大きくなってしまったことをお詫びします。