簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

真ん中の席(JR全線乗潰しの旅)

2013-12-13 | Weblog
 新幹線の席で、三人掛席の真ん中だけは、どうしても好きになれない。
混雑時などで、やっと席が獲れたとしてもB席だと言われると、やれやれと思う反面
「B席か・・」と落胆のため息も漏れてしまう。





 だからと言ってこの席を放棄するかと言えば、この席でも疲れている時や、車内が
込み合っている時など、座れる魅力は捨て難くありがたい。



 この座席は、仲間内の旅行ならともかく、両サイドが他人様なら居心地が悪く、
それに何よりも狭くて窮屈だ。
ゆったり寛ごうとすると、お互いの肘が干渉し置き場が微妙で困る事が有る。
細く成って座っていれば良いのだろうが、こんな姿勢で長時間座り続けていると
息が詰まり、疲れてしまう。



 新幹線の室内では誰もが皆行儀が良い、と言うか眠っている人が実に多い。
時に、真ん中の席で眠り込んでしまい、両隣の人に寄り掛かったりして・・・目覚め
て気まずい思いをすることも少なからず有ったりして・・・。




 幹線では何度も行き来し、些か食傷気味なのか、車窓を流れる風景よりも束の
間の睡眠を好んでいる風で、車内ではかなりのブラインドが下ろされたまま景色
を遮っている。

 しかし新幹線でも、時には外を見たいと思う事が無いわけでは無い。
気になる景色もあり外を・・・と思うことも有るのだが、何となくここでは、ブラインド
の上げ下ろしする権利(?)は窓側の席が持っているような気がして…。
真ん中や通路側の席からは、中々「ブラインドを上げて良いですか?」とは聞けな
いものだ。特に日差しを避けて、睡眠をむさぼっているような人には。



 両サイドに比べれば、真ん中の席の座席幅は、多少広く造られている。
しかしこの程度なら、それを体感するほどの広さがあるわけではないから、
余り効果的とも言い辛い。
こんなわけで、窮屈なこの席はどうしても好きにはなれない。(続)
(写真は本文とは無関係)




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