簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

富士川鉄橋(東海道歩き旅・駿河の国)

2020-02-24 | Weblog
 明治期、静岡県内でも有数の大地主であったと言う旧松永邸の跡地に
立つビジネスホテルに泊まった翌日、午後から天気が崩れるとの予報を
受け、7時前には宿を出た。
高札場跡、間の宿跡を過ぎ県道に合流、JR身延線の柚木駅を左に見て
線路を越える。途中旧道に外れ、再び県道に戻ると道は少しの上り坂と
なり富士川に架かる鉄橋を目指す。





 橋の手前に松岡水神社があり、富士川の渡船場跡の案内板が立っている。
急流で知られる富士川での水難を防ぐために建てられたものらしい。
川の両岸にはそれぞれ三つの渡船場が設けられていて、流れの状況で使い
分けていたと言う。





 富士川の鉄橋上は、東海道を行く新幹線も、東海道本線も、高速道路
からもここは東海道中では富士山が最も大きく見える絶景のビューポイ
ントである。
天気が良ければ長く裾を引くコニーデが余すところもなく眺められる。
生憎この日は雲が多く、その姿を見ることは出来ない。
昨日だったらよかったのにと思わずにはいられない。





 それでも写真にだけはおさめておきたいと、カメラを向けシャッターを
切ろうとするが写せない。
液晶を見ると「メモリーが一杯です」の表示が出ている。
ここまで何かにの別もなく撮りまくって来たが、700枚ほど記憶できるメモ
リーが一杯になったようだ。

 旅程はまだ半分ほどしか来ていない。予備のメモリーも持っていないので、
残念ながら似たような構図の写真は削除するより仕方がない。
西岸に渡り道路脇に屈みこんで取りあえず何枚かを削除はしたが、これでは
またすぐに撮れなくなるのは目に見えている。(続)



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コメント
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