ひよりの音楽自己満足

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13.11.12 彼岸の此岸

2013-11-17 14:39:02 | ライブレポ Jazz/Fusion
◇ 2013.11.12 横浜野毛DOLPHY
<彼岸の此岸 レコ発ライブ!>
 ウッドベース<吉野弘志さん>、ギター<鬼怒無月さん>、タブラ<吉見征樹さん>、そしてヴァイオリン<太田惠資さん>という凄腕メンバー豪華ユニット<彼岸の此岸>。4/18に野毛でライブがあって、その後は秋までライブはないとのことで、待ちわびていたところ、11/12に同じ野毛でライブがあるとのことで、しかも11月にデビューアルバムが発表されるとの情報にビックリ!で、そのライブのときに先行発売されるとのことなので、すぐ予約して当日を楽しみにしていました。

 さて当日。平日通常勤務なので、仕事を終えてから横浜に向かって。開演予定時間を過ぎて着いて、ドリンクをオーダーして開演を待ちます。
 20時頃、メンバーの皆さんがステージに登場して準備を始めます。ステージ向かって左がヴァイオリン太田さん。その隣がギター鬼怒さんで、ガットギターと水色ハンバッカーストラトが準備されています。その隣後ろに大きなコントラバスを抱えた吉野さん、そして一番左がタブラ&パーカッションセットを前にした吉見さんが。鬼怒さん、まずはストラトを抱えて。
 「大変お待たせいたしました。彼岸の此岸CD発売記念先行ライブ」ってまずタイトルの説明を。ここでメンバー紹介です。「ヴァイオリン、太田恵資!」大拍手です。「最初のCDですが、これが最後にならないようにぜひお買い求めください」って太田さん、爆笑!続いて「ギター、鬼怒無月!」大拍手です。「タブラ、吉見征樹!」「ヨシミマサキでございます」って大拍手!「ベース、吉野弘志です」「最後までごゆっくりお楽しみください」って大拍手。「今日はあまりCDの曲はやりません。お楽しみに」って。レコ発だからてっきりCD全曲演奏なのかと思ってました。

 1曲目は「舟の丘」っておっしゃったかな?ベースがゆったりと奏で、ギターもゆったりと奏で、幻想的な感じになり、ヴァイオリンがカモメの鳴き声のような音を響かせて。そしてベースのゆったりとしたリフからヴァイオリンがのびやかに郷愁ただようメロディを奏で、チャイムの音色が響き、そこからヴァイオリンのミステリアスな感じのしっとりとしたソロへ。その後、タブラロールからギターのテクニカルなソロが。途中にタブラとヴァイオリンがフィルを入れて。中盤ではタブラのミドルテンポのリズムがはいって、ベースの力強くもミステリアスなソロが。その後ギターがのびやかに奏でてから、タブラのアップテンポのリズムがはいって、ベースの躍動感たっぷりのパワフルなリフにのってヴァイオリンのギターの掛け合いバトルがスリリングに展開して。終盤では静かになってベースが弓でゆったりと奏で、ヴァイオリンが衝撃的にミステリアスなリフを。その後ゆったりとしっとりと。

 続いて2曲目は「ペルシャンメロン」っておっしゃったかな?バート・シーガーという方の曲だそうで。タブラのアップテンポのリズムからベースがパワフルでリズミカルなリフを弾き、ギターとヴァイオリンがユニゾンでリズミカルなリフを。その後ブレイクからヴァイオリンのテクニカルなソロが。ダンサブルで楽しい雰囲気で。続いてヴァイオリンのカッティングリフにのってギターのテクニカルなソロが。終盤ではヴァイオリンとギターのミステリアスなユニゾンリフから、バンドリフにのってタブラの叩きまくりソロが。終盤ではヴァイオリンとギターのユニゾンリフからタブラが叩きまくって。

 「ありがとうございます」って吉野さん。前の曲はバート・シーガー氏の新曲なのだそうで、今回演奏することを本人に確認してOKをもらったそうで。「演奏メンバーのことはご存知ないんですね」って太田さん、爆笑!

 3曲目はアルバムから「Lotus Blossom」。ベースが弓でゆったりと甘いメロディをロマンティックに奏で、ギターもしっとりとメロウに。そしてチャイムが響き、ヴァイオリンもゆったりと奏でて。その後ギターがエモーショナルなソロを、ヴァイオリンもエモーショナルなソロをドラマティックに奏で、続いてベースが力強くメロウなソロを。終盤ではヴァイオリンがしっとりとのびやかに奏で、ギターがフィルを入れ、ラストはヴァイオリンが力強くエモーショナルなソロを奏で、ゆったりとFin。「ヴァイオリン、太田恵資!」「ギター、鬼怒無月!」「その他!」って大拍手&爆笑!

 前半最後となる4曲目。タブラのミドルテンポのリズムからオールユニゾンでダイナミックなリフが。そしてヴァイオリンが演歌風のしっとりとしたメロディを奏で、ギターも演歌風のメロディを力強く奏で、ヴァイオリンがのびやかに、ギターがリズミカルに奏でて。そしてヴァイオリンとギターがユニゾンでメロウなリフを。中盤ではヴァイオリンがエモーショナルなソロを。続いてギターがリズミカルでテクニカルなソロを。さらに続いてベースのパワフルでエモーショナルなソロを。終盤ではヴァイオリンとギターがリズミカルなリフからユニゾンでメロウに奏で、そこからリズミカルにノリノリモードでリフを。ラストはブレイクからユニゾンでリフをキメてFin。
 曲が終わると大拍手!「ヴァイオリン、太田恵資!ギター、鬼怒無月!タブラ、吉見征樹!ベース、吉野弘志でした!」っておのおのに大拍手が。「しばらく休憩します」って吉野さん。ここでCDの宣伝も。時計を見ると20時46分。約45分の前半でした。この休憩中に自分はCDを買いました。

 21時20分ころ、吉野さん・太田さん・鬼怒さんがステージに。吉見さんは一回お休みのようです。「お待たせしました」って吉野さん、大拍手です。後半最初の曲もバート・シーガー氏の曲だそうで。「美しい曲なので、吉見さんは1曲お休みです」って吉野さん、爆笑!すると吉見さんが楽屋から大きな声で「なんやて!」って大爆笑!
 「JAZZのバラードを」って後半最初となる5曲目は「Where Are You」っておっしゃったかな?ベースとギターがしっとりと奏で、ヴァイオリンがのびやかに艶やかに奏で、ロマンティックな感じに。その後、アコギの力強くエモーショナルなソロ、ヴァイオリンのロマンティックなソロ、ベースのエモーショナルなソロと続いて。終盤ではヴァイオリンがゆったりとのびやかに奏で、ギターもしっとりと奏でて。「ギター、鬼怒無月!」って大拍手!

 「それでは・・・タブラ、吉見征樹!」って吉野さんが招いて吉見さんがステージに登場して大拍手!「次は吉野さんの“きたない曲”なので出てきました」って爆笑!「おかげで良い演奏ができました」って太田さん、爆笑!「今日は解散!」って吉見さん、大爆笑!
 吉野さんは、過去にあるユニットでアルバムを作ったそうですが、その後レコ発ライブツアー1回きりで解散してしまって、メンバーの方がCDが売れないまま在庫を抱えているそうで。しかもそのCDは資産とみなされて税金を払い続けなければいけないのだとか。メンバーは凄い方ばかりなようなので、流通すれば売れるような気もするんですが。

 次は「心を、遠いところに、想いをよせて。美しい曲を」って吉野さん。「じゃあ戻りましょうか?」って吉見さん、爆笑!
 6曲目はアルバムから「半分の月」。ギターが低い音を響かせ、ベースが弓で力強くのびやかに奏で、ヴァイオリンもゆったりとのびやかに奏で、チャイムの音が響いて。そしてヴァイオリンがフィンガーピックでミステリアスなリフを弾き、鈴の音からタブラがミドルテンポのリズムを。それにのってベースがゆったりとのびやかに幽玄に奏でて。中盤ではタブラの叩きまくりソロが。途中からヴォイスタブラもパワフルに。ソロが終わると拍手です。その後ヴァイオリンのリズミカルでテクニカルなソロが。終盤ではブレイクからダイナミックなリフが。ラストはヴァイオリンとベースがゆったりとミステリアスに奏でてFin。「タブラ、吉見征樹!ヴァイオリン、太田恵資!」って大拍手!「前回この曲は、ギターはDの音だけずっと延々とだしてもらいましたけど、今回は他の音もいいよって言って」って吉野さん、爆笑!

 鬼怒さんがガットギターに持ち替えて。7曲目もアルバムから「他人の顔」。まずはギターのミステリアスな感じのテクニカルなソロが。その後ベースが弓でリズミカルなリフを弾き、タブラのミドルテンポのリズムと、ギターのリズミカルなリフもはいって、ヴァイオリンがゆったりとロマンティックに奏でて、ギターとユニゾンリフもキメて。中盤ではヴァイオリンの力強く美しいソロが。続いてギターのリズミカルでテクニカルなソロ、ベースのパワフルでテクニカルなソロが。終盤ではギターのリズミカルなリフからヴァイオリンがのびやかにドラマティックに奏で、ラストはヴァイオリンとギターがユニゾンでのびやかに。「ギター、鬼怒無月!」って大拍手!

 「最後に」って吉野さん。鬼怒さんはストラトに持ち替えて。本編最後となる8曲目もアルバムから「竹」。まずは吉野さんがベースの弦のエッジを弾いて。そしてギターとヴァイオリンが静かにリフを弾き、ベースが弓でゆったりと奏で、そこにタブラがフィルを入れ、ギターがタッピングで静かに爽やかなメロディを奏でて。その後ベースが弓でのびやかに力強く奏で、ギター・ヴァイオリン・タブラがフィルを入れて。中盤ではベースのリズミカルなリフからヴァイオリンがのびやかにほのぼのした感じのメロディを奏で、タブラがフィルを入れて。そしてギターがディレイを効かせたエモーショナルかつテクニカルなソロを。続いてベースが躍動感たっぷりのパワフルなリフからテクニカルなソロを。その間、太田さんが強風吹きすさぶ効果音を発して、タブラのアップテンポのパワフルなリズムとともに盛り上げて。その後、一旦静かになってからベースがゆったりと力強く奏で、吉見さんはタブラを擦って効果音を。そしてヴァイオリンの力強くテクニカルなソロが。終盤ではヴァイオリンがリズミカルなリフを力強く、さらにだんだん早くなって、ブレイクからユニゾンリフをキメてダイナミックなリフへ。その後ベースとタブラのアップテンポのパワフルでリズミカルなリフにのってギターの爽やかでエモーショナルかつテクニカルなソロが。ヴァイオリンもめっちゃ弾きまくって。ラストはダイナミックなリフからユニゾンで爽やかなメロディを奏で、盛大にFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「どうもありがとうございました。ヴァイオリン、太田恵資!ギター、鬼怒無月!タブラ、吉見征樹!ベース、吉野弘志でした!」っておのおのに大拍手が。ここで吉野さんがあらためてCDの宣伝を。その後、大拍手のなか、メンバーの皆さんは楽屋へ。大拍手はアンコールを求める手拍子となって鳴り響いて。
 するとほどなくメンバーの皆さんがステージに戻って大拍手で迎えられます。「ありがとうございます」って吉野さん。

 「CDに入っていない曲を」って、オーラス9曲目。鬼怒さんがガットギターを抱えて。まずは太田さんがヴァイオリンでリズミカルなリフを弾き、太田語ヴォイス&ホーミィをシブく響かせて。これ聴きたかったんで嬉しいっす。その後、パワフルなリフからヴァイオリンとベースがゆったりとのびやかにチャイナ風のほのぼのした感じのメロディを奏でて。中盤ではタブラのアップテンポのリズムにのってギターのテクニカルなソロで盛り上がって。続いてはヴァイオリンのテクニカルでアグレッシブなソロ、さらにタブラの叩きまくりソロ、ベースの弓でのエモーショナルなソロが。ラストはベースがゆったりと郷愁ただようしっとりとしたメロディを奏で、ヴァイオリンがカモメの鳴き声のような効果音を発して、しっとりとFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「どうもありがとうございました。ヴァイオリン、太田恵資!ギター、鬼怒無月!タブラ、吉見征樹!ベース、吉野弘志でした!」っておのおのに大拍手が。これにてライブ終了です。時計を見ると22時35分。1時間15分の後半で、合計2時間ちょいたっぷり楽しませていただきました。
パワフルでテクニカルながら繊細で美しく、ドラマティックな曲もあってとっても楽しめました。太田さんの艶やかで美しく力強いヴァイオリンサウンドと素敵な声、吉野さんの力強く味わい深いベースも、鬼怒さんの繊細かつテクニカルなギター、変幻自在の吉見さんのタブラ&パーカッション、聴き応え見応えたっぷりでめっちゃ素敵でした。アルバムの曲も半分以上やってくれましたね。これからアルバムをじっくり聴きこんでいきたいっす。また機会があればライブ観に行きたいっす。

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