ひよりの音楽自己満足

自分の好きなアルバムやアーティストを紹介させていただきます。

RX HELIOSPHERE

2013-11-14 22:59:24 | フュージョン
 先日、いつものように日本最高峰のプログレバンド<KENSO>のリーダーで歯科医師で医学博士の清水先生のブログをいつものようにチェックしていたところ、10年以上活動休止していたあるユニットが久々に発表するアルバムに清水先生がゲストで参加されたとのことで超ビックリ!
 そのユニットとは<聖飢魔Ⅱ>のドラマー<雷電湯澤さん>と、ベーシスト<“ゼノン”石川俊介さん>、そしてキーボード<松沢雄一さん>のテクニカルフュージョンユニット<RX>です。
 <RX>は1991年から2003年ころまで活動され、その間にスタジオアルバム4枚、ライブアルバム1枚、コンピレーションアルバムを2枚発表されていて、かの<John Wetton氏>との共演も。
 そして2013年9月にアルバム「HELIOSPHERE」を発表されます。アルバムのふれこみには“プログレッシヴ・ロック色を前面に出した宇宙規模を感じさせる作品”とのことでめっちゃ期待しちゃいます。ゲストにはギター<ルーク篁さん><和田アキラ師匠><清水義央先生><宮腰雄其さん><岡崎司さん><高井寿さん>、フルート・ソプラノSax<岩佐真帆呂さん>が参加されています。(現時点でどなたがどの曲を弾いたかがわかりません。)
 アルバム1曲目は「Northem Lights」。シンセの幻想的なサウンドが浮遊感たっぷりにながれ、そしてミドルテンポのパワフルなドラムからシンセの鮮烈なリフが爽やかにながれ、シンセとギターがユニゾンでメロウに奏でて。その後シンセのテクニカルなリフからギターとシンセがのびやかにハモって。中盤ではパワフルなドラムフィルから変拍子でギターのエモーショナルなソロ、続いてシンセのテクニカルなソロが。ドラムも叩きまくって盛り上がって、そしてギターのテクニカルなソロも。終盤ではシンセとギターがユニゾンやハモりでののびやかに奏でて。
 2曲目は「db」。パワフルなドラムフィルからミドルテンポでダイナミックなリフがゆったりとながれ、ギターのヘヴィでダークなリフとうねるベースラインからシンセとギターがのびやかにながれ、一転ピアノリフがしっとりとながれて。そしてギターのヘヴィリフからシンセのストリングスサウンドがしっとりとながれ、ヴァイオリンのダークな音色が響き、ミドルテンポでパワフルに。中盤ではピアノのしっとりとしたリフからギターのヘヴィリフがはいって、そしてストリングスサウンドがミステリアスな感じでながれて。終盤ではパワフルなドラムからミドルテンポでシンセとギターがユニゾンで奏で、そこからアップテンポになってギターのアグレッシブなソロへ。ラストはギターとシンセがユニゾンで。
 3曲目は「The Sun Will Be Back To Me」。シーケンスのリズムからシンセの壮大なサウンドが幻想的にながれ、ギターがのびやかにゆったりと奏で、ミドルテンポのパワフルなドラムからダイナミックに盛り上がって、ドラムも叩きまくって。どことなくVangelis氏の作風を思い起こさせるような感じですね。そしてシンセのエモーショナルなソロからギターのヘヴィリフがはいってのびやかにダイナミックに。中盤ではギターのヘヴィリフからアップテンポのノリノリのドライブモードになってシンセのテクニカルなソロ、ギターの弾きまくりのアグレッシブなソロが。終盤では再びシンセの幻想的なサウンドがゆったりとながれ、ギターがはいってダイナミックなリフがゆったりと壮大にながれて。
 4曲目は「MIST」。電気ノイズのような風のような音からシンセの幻想的なサウンドが奥深く響き、ギターとキーボードがゆったりとのびやかに奏でて。そしてガムラン風のリズミカルなリフが響き、ヘヴィギターリフからミドルテンポのパワフルなドラムがはいって壮大な感じになり、そこからギターのエモーショナルなソロがはいってダイナミックに盛り上がって。中盤ではギターのシャッフルモードのノリノリのリフと、ガムランサウンドのリズミカルなリフが交互にながれ、そこからシンセのテクニカルなソロへ。その後ミドルテンポでギターのメロウかつテクニカルなソロが。終盤ではミドルテンポでギターが哀愁たっぷりにのびやかに奏で、ダイナミックなリフから盛り上がっていって、ラストはシンセの幻想的な音色が奥深く響いて。
 5曲目は「Silly Bean」。オルガンの明るく楽しいリズミカルなリフからミドルテンポのパワフルなリズムとギターのファンキーなリフがはいって、ドラム叩きまくりのダイナミックなリフが。そしてオルガンのリズミカルなリフと、テクニカルなリフ&叩きまくりドラムが。その後一旦止まってからシンセののびやかなソロが浮遊感たっぷりにながれて。中盤ではミドルテンポのパワフルなリズムにのってギターのアグレッシブなソロが。そしてオルガンのテクニカルなリフと叩きまくりドラムからギターとオルガンがリズミカルなリフを。終盤では静かになってベースのテクニカルなソロが。そしてブレイクリフにベースがテクニカルなフィルを入れて。その後オルガンのテクニカルなソロへ。ドラムも叩きまくって。ラストはダイナミックなリフで盛り上がって。
 6曲目は「Circle」。シンセの幻想的なサウンドがながれ、ミドルテンポでファゴット風の音色のミドルテンポのリズムがはいって、オーボエ風サウンドがのびやかにながれ、Saxがはいってのびやかに幻想的に奏で、フルートのテクニカルなフィルがはいって。その後ミドルテンポのパワフルなドラムからSaxのアグレッシブなソロへ。ドラムが叩きまくって盛り上げて。
 7曲目は「From Dawn Till Dusk」。キーボードのテクニカルなリフと鮮烈なシーケンスサウンドからテクノリズムがはいって、キーボードがオシャレな感じのリフを弾き、パワフルなドラムがはいってギターとキーボードが爽やかな感じのリズミカルなリフを。ドラムも叩きまくって。そしてミドルテンポの4/4のズンズンリフにのってギターがのびやかに爽快感たっぷりに奏でて。中盤では変拍子でのギターとキーボードのリズミカルなリフからダイナミックなリフがはいって、そこからシンセのテクニカルなソロへ。その後一旦止まってからミドルテンポでキーボードのしっとりとした音色が響くも、一転パワフルなブレイクリフからSaxのアグレッシブなソロ、そしてギターの弾きまくりソロが。終盤では男性ヴォーカルの爽やかなコーラスがながれ、そしてミドルテンポの4/4のズンズンリフにのってキーボードのメロウなフレーズがながれ、のびやかなコーラスが。その後、変拍子のリズミカルなリフからドラムも叩きまくってダイナミックなリフへ。ラストは鮮烈なシーケンスリズムがきらびやかにながれて。
 なんといってもアルバム全体を通して透明感のある澄んだ心地よいサウンドがたまらないです。凄テクミュージシャンのテクニカルでアグレッシブかつ繊細で美しい演奏を綺麗な音で存分に堪能できますね。ふれこみ通りにプログレ的な部分も楽しめる素敵なアルバムですね。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。