桜井市立埋蔵文化財センター
纏向遺跡など桜井市の発掘遺物を展示しています
纏向遺跡など桜井市の発掘遺物を展示しています
古墳や遺跡の実地見分には、発掘された埋蔵文化財を見ることが欠かせません。古墳や遺跡は、木々生い茂る丘やだだっ広い平地に礎石や柱の後が残っているだけで、お宝は資料館にあるからです。
纏向遺跡や箸墓古墳から桜井市役所方面へ南下した国道169号線沿いに、桜井市立埋蔵文化財センターがあります。月火が休館で入場料200円、無料駐車場有りです。展示スペースは小さいながらも、展示物が凄い!勾玉やガラスのネックレスなどは思わず見惚れるほどでした。また、それら宝飾品を作る鋳型も展示してあり、古代の職人気質を窺い知ることができました。 センターを出て、国道169号線(大和古道の上ツ道)を更に南下すると県道15号線になります。この道路は、安倍文殊院と廃寺になった山田寺を結ぶので阿部山田道と呼ばれていますが、地図でみると「ノ」字状にカーブしていて、古代の幹線道路・磐余道(いわれのみち)の形が残っています。ちょっと道が細くなり田舎を走るので、飛鳥の都へ入って行く感覚が強まりました。 明日香村に入ってしばらくすると開けた道路になり、右手に国立飛鳥資料館が見えてきます。10台弱置ける無料駐車場があり、石造物のレプリカが点在する広い庭は出入り自由、入館料は270円(65歳以上無料)です。飛鳥の謎の石造物が一度に見られ、しかも当時の様子が復元されています。須弥山石も石人像も噴水だったとは
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