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オヤジのおもちゃ箱(スケール1:1)

「お金は無いけど、暇は有る」万年少年オヤジの車・バイクのプチ改造や昔の思い出、趣味などを綴ったページです。

MB R107 イグナイター強制冷却(その21:電源取出しケーブルの作成)

2009年07月23日 | 

 ベンツSLのブロアーファンが不動で結局ブロアーレギュレーターの
 部品を取り寄せる事になりました。
 部品が来る間、「イグナイター強制冷却システム・ミニプロジェクト」
 の下準備として電源取り出しケーブルの作成をしました。。。

   

 上の画像がイグナイター強制冷却システムの概要です。
 強制冷却ではイグナイター温度が65℃以上で電動ファンを駆動させますが、
 イグニッションをOFFしても温度が高い場合も想定されるので
 この場合でも、ファンが廻るように電源はバッテリーから直接取ることにします。
 ファンの駆動電流は300mAと微々たるものなので、冷却までのの間
 廻りっぱなしでもバッテリ上がりなどの問題は無いと思っています。

 ・・・SLの車体側で勿論、バッテリーからの直接取り出し電源は
 有りますが、ド素人の後付電気系機能なので配線経路を明確にするのが大きな狙いです。
 これ、僕の車 良く不具合が出る車なので、後付の電気機器が
 車本来の電気系統に悪影響を及ぼさ無いようにするもの。(^_^)

   

 上の画像は、以前 ジャンク部品を流用して製作したバッテリー端子からの
 電源取り出しコネクタです。
 今回これを使ってメンテナンス性を良くするために中継コネクタを入れることにします。
 こちらは、ご覧の通りヘッドライトなどに使用される3極のファストン(平型)端子コネクタ。
 1端子辺り2~30A位の導通容量があるので車に搭載される機器の電源では
 殆どの物が使用出来る容量です。・・・まあ、使え無いのはセルモーター位でしょう・・・。

   

 オス側のコネクタを今回製作します。
 端子をコネクタから外して・・・

   

 端子に腐食が有ったので、ペーパーヤスリで清掃です。

   
   

 これにヒューズホルダーを接続します。秋葉原電気街で買ってきた物・・・。
 このヒューズホルダーは、30Aまでは十分に使用出来る物です。

   

 元のケーブル端子カシメ部分を開いて、コード部分を切断します。

   

 ヒューズホルダーケーブルの被服を除去し端子にハンダ着け。
 ささっているだけの平型プレート部分の圧がチョット甘かったので
 丸ごとハンダで固定しました。

   

 同じように2本製作してホルダーに格納。。。

   

 こんな感じに 今回は、2系統分を製作しました。
 残り1系統は、予備にして必要が有った時に都度製作とします。

   

 ヒューズホルダーケーブルのもう片方を加工します。
 絶縁用の熱収縮チューブ(スミチューブ)を入れて被服を除去。。。

   

 延長ケーブル用のファストン端子をカシメたケーブルを準備して・・・

   

 適当な長さにカットし こちらの被服も除去です。
 延長ケーブル用の端子は、20Aの容量までOK (^_^)v

   

 確実に360度の範囲で、ハンダで接続します。
 ところで、それぞれのケーブルの接続部分は長さを変えていますが
 これ、万が一絶縁被覆が剥がれた場合でもお互いがショートしないようにする
 技ですね。。。今回は、2本とも活線(プラス側)なんですが、プラス線とマイナス線を
 同じように接続する場合なんかには必ず実施することをお勧めします。

   

 チューブを加熱して収縮させます。
 フツーは、温風を使いますが 僕は面倒なのでいつもハンダコテを
 使っちゃいます・・・(^^;)

   

 こんな感じに絶縁処理が完成です。

   

 出来上がり~ (^^)/
 ヒューズプレートはまだ取り付けていませんが、今回のは20A以下で使用です。
 まあ、実際ヒューズは 10~15Aをチョイスする事になりますかね。。。
 今回の強制冷却のシステムで言えば、ファンが力不足の感があるので
 ダブルで使用しても600mAの消費電流です。と、温度制御の
 サーモコンパレータと温度計の駆動電流は、カスみたいな物なので
 ・・・1Aも消費しない計算になります。。。
 なので、全~然 余裕ってことですね。。。(^_^)v



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