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オヤジのおもちゃ箱(スケール1:1)

「お金は無いけど、暇は有る」万年少年オヤジの車・バイクのプチ改造や昔の思い出、趣味などを綴ったページです。

MB R107 オートウィンド(チョー簡単・自作FETリレー)

2009年10月18日 | 

 オートウィンドーの扉開検出でエーモン製マグネットスイッチを採用しますが
 スイッチの容量は、0.25A(12V印加で3W)となっています。
 一方、オートウィンドーユニット側の制御トリガー電流は不明ですが
 ウィンドーモーターの駆動は、リレーを介して且つ中の基板を見る限り
 大電流が流れるとは到底思えなく直接マグネットスイッチを結線しても
 問題は無いかな?・・・なんて思います。
 しかしながら僕の場合、「折角マグネットスイッチを取り付けるんで
 他にも何か制御したいな」チューことで考えました。
 
   

 僕のSLには、かなり以前にドアーエントランス部分にイルミネーション付の
 シルプレートを取り付けていてプレートのLEDバックライト点灯の制御を
 純正のドアスイッチで実施しています。ドアスイッチは、前にも言いましたが
 左右ドアのor回路となっているので、片側のドアを開けると左右の
 シルプレートが点灯してしまいます。片側のドアが閉まっている時は
 全く無意味なことになってるんですね・・・(T_T)
 てな事で、今回これの制御もマグネットスイッチでやっちゃおう
 と言うことに・・・。

   

 ドア開検知用マグネットスイッチに汎用性を持たせる事にし
 先程のスイッチ電力容量の関係でリレーを噛ます事になりますが
 市販しているポン付けのリレーは大体¥1000~2000程のお値段。
 左右ドアで2個必要なので¥4000もの大枚が飛んでいくことになります。
 「お金は無いが暇は有る・・・」のオヤジ少年としては自作かな。。。
 で、思い立ったのがMOS-FETを使ったスイッチング回路(リレー)。
 NチャンネルFETがストックで一杯持っていてこれを使う事に。
 調査では、NタイプFETはアース制御とする事でベストフィット
 と言うことで、アースコントロール用にリレーを自作します。
 前置きが長くなりましたが、上の画像はストックのFETですがこれ
 なんと制御容量60Aも有ります。(^_^)v

   
   

 このFETこんなにちっこい。。。これで60Aも動かせるんですね。
 12Vでは、720Wで100W電球7個が使えちゃいます。。すごい技術(^^)/

   

 ザッと回路のポンチ絵を書いてみます。このFETは、スイッチングノイズなど
 からの保護回路が既にパッケージに入っていてこのまま
繋げれば
 すぐにリレーとして使えます。500ΩとLEDは、ゲート側(トリガー)の
 負荷で、トリガーON時のモニターとしても機能します。ドレインに
 繋がっているのは、電流制御ダイオードで今回3系統を制御出来るようにし
 それぞれの系に信号が回り込まないようにしています。で、破線の範囲を
 汎用基板でパッケージングする設計です。
 機械屋の僕でも出来ちゃう位、チョー簡単ですね・・・(^_^)v

   

 これが2台分の部品。全てストック品で賄えました。目先費用:0円。
 実際は、FETが一年以上前に入手していますが¥2~300位で
 あとは数円の世界。基板は何かの作成の切れ端だし・・・。てなことで
 コストは、1台¥500も掛かりません。(^_^)v

   

 早速、製作です。汎用基板に部品をレイアウトします。

   

 ハンダ固定。

   

 省スペースのためFETはお寝んねして貰います。・・・で基板は終わり。

   

 今回2台製作するので、一気に作っちゃいます。と、基板がちっこいんで
 この方が基板の切り出しが楽になるんですね。。。(^_^)v

   

 基板をカット。1台は線材も繋げてもうほぼ完成です。

   

 ・・・こんなにちっこい。。。
 あ、アトムだ。。。洋製版アトム、観てみたいな。。。(^_^;)

   

 配線が終わったところで、動作確認を実施します。

   

 動いた、動いた。トリガー用のモニターLEDも光ってます。

   

 こんな感じに2台完成~ (^^)/

   
   

 このFETリレー、特にケースには入れずにハーネス配線の途中に
 入れ込むつもりなので、ショート保護の為にシリコンを塗布します。
 テープでグルグル巻きの刑でもOK。

   

 シリコンが固まりました。

   

 大きさは、3cmx1cmx1cm程。

   

 仕上げで、制御側入力ケーブルに端子をカシメます。出力側(アース)と
 トリガー入力は設置場所に合わせ込むってことでカシメ端子は現物合せで。
 ・・・完成 (^^)/


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いつも感心します。 (caps_lip)
2009-10-18 18:23:50
ドアーエントランス部分のイルミネーション付シルプレートと連動させるなんて、次から次へとアイデアが出て、いつも感心しています。(イルミネーション付シルプレートは、カッコイイですね)電気音痴の自分には真似出来ない事なので、オヤジ少年様が神様に思えます。自分もオートウィンドースイッチを、適当?に配線していて、片側のドアの開閉で、両側のウインドウが下がりますが、最近では助手席側ウインドウがドアスイッチとの連動がいかなくなり、「どうせ電気音痴の自分のした事だから、壊れたかな?」と思い、あきらめています。(笑)オヤジ少年様の以前のブログにも載っていましたように、自分もウインドウスイッチの配線を調べ取り付けをしたのですが、その際オートウインドウの作動が逆になってしまいました。オートでない場合は、ウインドウスイッチを 上で上 下で下 なのですが、オートの場合 ウインドウスイッチを上2回押してウインドウが下がり ウインドウスイッチ下2回押してウインドウが上がるようにオートになってしまいました。「こういう物だ」と、初めは思っていましたが、メーカーに問い合わせたところ、「茶線と灰線を逆に接続してみて下さい。」との事でした。逆に配線したところ、ウインドウスイッチは正常になりました。オヤジ少年様は、どうだったのでしょうか?また、最近は配線に熱を持つようになり、作動しない時があるので、オヤジ少年様のブログを参考にし、もう一度取り付けし直そうと思っています。これからも、よろしくお願いします。
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Unknown (オヤジ少年)
2009-10-19 00:09:11
僕なんかも何時も手探り状態です。失敗も一杯やってますよ~(^_^;) 僕のは、オートウィンドの動作は問題ないのですが、「ドア開閉でちょこっと動く」の機能が今一で、イグニッションON時は正常なのですが、OFF時はドアが下がる一方で上に上がりません。配線をもう一度見直さなきゃ。。。caps_lipさんのは、OFF時の動作どうですか?
配線が熱くなるのは流れる電流に比べて電線が細かったりとかに起きますが、キットの電線を使ってると思うので、接続が不安定になってるのでは?って思います。接続が首の皮一枚みたいに成ってると、動いたり動かなかったりとかの現象が出たり、接続不良での発熱も有ります。あと、制御ボックスのコネクタ接触不良も考えられるかなぁ・・・。これは、抜き差しをしてみて下さい。
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オートウィンドの動作について (caps_lip)
2009-10-19 00:55:00
自分のオートウィンドの動作ですが、オヤジ少年様と同じように、「ドア開閉でちょこっと動く」の機能が、イグニッションON時は正常なのですが、OFF時はドアが下がる一方で上に上がりません。色々と自分なりに調べて気が付いたのですが、以前のオヤジ少年様のブログにあったウィンドウ配線図の番号で言うと、③番の線が電源(+)となり、①番・②番の配線がアース(-)となりウインドウが上下します。イグニッションON時は③番の線に電源(+)が流れます。イグニッションOFF時には③番の線に電源(+)が流れていません。イグニッションOFF時に、ドアを開けると③番の線に電源(+)が流れますが、閉めた時には③番の線に電源(+)は流れません。そのためウインドウが下がる一方で、上がらないのではないかと思います。③番の線に常時+電源を通してやればいいと思うのですが、配線の熱も気になりますし、いまいちオートウインドが信用出来なくて・・・(説明が下手で、申し訳ございません。)また、助手席側ウインドウがドアスイッチとの連動がいかなくなった件ですが、制御ボックスを左右逆にしても症状が変わらない為、御制御ボックスの異常ではなく、指摘のように配線が何処かおかしいと思っています。これからも、楽しみに拝見しています。
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な~るほど・・・ (オヤジ少年)
2009-10-20 02:53:37
③番のラインをドア開閉に関係なく常に12Vが掛かってればOKなんですね。常時12V印加の分岐ラインを増設すれば出来そうですね。。。(^_^)v
多分、大元ラインと増設分岐ラインに電流制御ダイオードをつけて互いに干渉しないようにすれば他に影響はでないかも・・・です。実験してみます(^^)/
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