オヤジのおもちゃ箱(スケール1:1)

「お金は無いけど、暇は有る」万年少年オヤジの車・バイクのプチ改造や昔の思い出、趣味などを綴ったページです。

R100RS リアショック交換

2008年08月09日 | バイク

   

 バイク用のオーリンズ製リアショックを手に入れました。
 ネットオークションの中古です。
 この手の部品で中古は、(しかもオークション。(≧∇≦))
 品質とか程度とかが当たりハズレが有り、かなりリスクを伴うのですが
 大きな損傷や余程の不具合を除けば、オーリンズのアフターメンテナンス
 が充実しているということもあって、商品説明と画像で落札に踏み切りました。

 「美品。オイル漏れ無し」ということと画像での判断です。
 なんせ新品の1/3の価格って言うのが一番の魅力でしたね。
 仮に「要オーバーホール」の ハズレ でも落札価格の半分の費用で
 再生出来るので・・・・(^_^)v

   


 送られてきたショックは、説明通りキズなど全くない美品でした。
 また、付属品や取説も欠品は無く、全て揃って・・・。
 (^^)/
   


 後は、実際に取り付けて動作に問題が無ければ本当にお買い得品
 って、勝手に思っています。

   


 こちらが純正(ノーマル)のショック。
 僕のBMWは、モノショックという 後輪のショックアブソーバーが
 片持ちのタイプで、1本懸架構造となっています。

 通常の走行では不満は無いのですが、コーナリング性能にチョット不満が
 有って、(高速のコーナーで踏ん張りが無い)
 前々から性能には定評のあるオーリンズサスを付けたいと
 思っていました。
 今回、やっと念願が叶ったということになります。

   


 オーリンズの取説で、BMW R100RS のプリロード
 (初期荷重)のセッテイングの基準値が
 載っていたので、交換の前にノーマルの値を測定することにしました。
 上の写真は、メインスタンドを立てて後輪が浮いた状態になった時
 のもので、タンデムステップのブラケットから目印の紙を貼り付けて
 いる状態です。

   


 こちらは、メインスタンドを解除して 車重のみがショックに掛かった
 状態。沈み込み量は 30mm有りました。
 オーリンズサスの規定値は、15~20mm となっていて、単純に
 そのままの比較は出来ないのかも知れませんが、少しヘタリが
 出て来ているのかも知れません。
 ・・・純正のショックは、クリック段で4段階にプリロードが調節出来
 僕のは、最大荷重の位置と成っていたんですが。。。。(^^;)

 更に、乗車した状態(1G)では 50mm 。
 基準値は、 45mm となっています。
 
 さて、いよいよ交換に入ります。

   


 サスを外す場合、メインスタンドを立てて後輪タイヤの空間に適当な
 カイモノを入れると楽に外すことが出来ます。

   


 純正サスペンションの脱着は、右サイドカバーを外すだけで簡単に
 行うことが出来ます。

   


 オーリンズと純正の比較。
 スプリングの線径、外径や巻数などが全然 別物です。

   


 次にリザーバータンクの固定ブラケットを取り付けます。

   


 この部品は、手前側がボルトとナットでフレームに固定。後ろ側が
 ゴムブッシュで当て付けにする片持ち支持となります。
 (緩みが出ないか、チョット不安・・・(^^;))

   


 いよいよ、本体の取り付けです。。。

   


 が、ここで問題が発生~ (>_<)
 オーリンズサスは、上部のボディが純正のよりかなり太くて
 ザブフレームに干渉して取り付け出来ません。。。
 下側の取り付けが、埋め込みのスタッドボルトになっているため
 装着するには、ボルトの長さ分手前に持ってこなければならないのですが
 太いボディがサブフレームに干渉してしまうんです。

   


 シート、バッテリ、を外してチャレンジしましたがダメ。
 結局、サブフレームを固定している4本のボルトを外して、フレーム
 自体を後退させて やっとこさ装着出来ました。

   


   

 リザーバータンクは、こんな感じに固定。

   


 サスとサブフレームの位置関係。
 隙間が 1mm も無い~! (>_<)

 これって、フレームのタワミとかで絶対擦れるよな~ 

   


 って、ことで 金属同士の擦れは気分が悪いのでテープを貼り付けました。

   


 それにしても ギリッギリ~ (≧∇≦)

   


   

 バッテリの結線を元に戻して・・・

   


 工具箱を入れて、シートを取り付ければ完成ですー。

   


 取り付け位置の確認。
 ノーマルの時と同じ。。。(当たり前ですね・・・)

   


 ~うん、カッコイイ (^_^)v

 さて、プリロード調整ですが付属の特殊スパナでアジャスターを
 回転させて行います。
 これ、スプリングの潰し量を変化させるだけですね。

 僕の場合、取りあえず 1G時 基準の 45mm を 40mm
 に設定しました。

   


 後は、実際に乗車して各部のセッティングを実施します。
 このサスは、プリロードの他 伸び側40段と圧縮側25段の
 減衰力が調整が出来ます。

 まず、最初に走り出して ケツ高感が有るのが判りました。
 それと、固くガチガチで凹凸部分でかなり跳ねる感じ。。。

 ケツ高感は、前の純正サスの時に1Gの沈み込みが50mmに対して
 今回、40mmとしたこととスプリングレート(バネ常数)が
 オーリンズの方が高いような気がするので、バイクの走行姿勢が
 後ろ高になった。・・・と思います。(?)

 ・・・多分キャスター角が立つ方向なんでハンドリングが多少
 クイックになるかな・・・?
 
 跳ねる感じは、明らかに減衰力が高いのと思います。
 最初は、減衰力は基準値である 伸び側:14クリック
 圧縮側:12クリックで設定しました。
 これを、それぞれ4クリック弱める方向に再調整して
 まずまずの状態に。

 バネ力、減衰力とも 充分に機能しているようなので窒素ガスの
 モレなんかも無さそうです。
 中古のショック購入でしたが、結果OKと言うことで・・ (^_^)v

 この状態で、暫く様子を見ることにします。

 ・・・もう少し減衰力を下げた方が良い気もしますが・・・

   



 

    

 



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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
calciumsenpai@gmail.com (カルシウム先輩)
2011-05-28 11:59:33
OHLINS購入おめでとうございます。
スプリングプリロードの初期設定は減衰調整に入る前に行う方がベターです。

スプリングはきちんと縮めてあげなければ伸びる事は絶対にありえません。
あなた様が跨った際にじわじわと沈み、スイングアームが水平よりも少し尻上がりになる位にあわせて頂き試運転を始め、フルボトムしていることが無ければ次はリバウンドアジャスト(伸び側減衰)を2又は3クリックどちらかに回して頂き再び試運転。
を繰り返し、何をどの位調整したか?をメモをお取りになって理想の動きを探してあげて下さい。

ここでなのですが、サスペンションの調整に正解論というものはありません。

全てはライダーの使い方でそれぞれ違うからです。

通りすがりで、勝手なコメントを書き込んでしまいまして本当にごめんなさい。
私も複数所有しているバイク全てにOHLINSを装備している身でして、嬉しさのあまり書き込みをさせて頂きました。

最良のセッティングが可能となりますよう祈っております。

失礼しました。
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