オヤジのおもちゃ箱(スケール1:1)

「お金は無いけど、暇は有る」万年少年オヤジの車・バイクのプチ改造や昔の思い出、趣味などを綴ったページです。

MB R107 エンジン掛からず~ (>_<)

2009年01月01日 | 

 新年、第一弾のネタです。
 年始早々で、去年の出来事ネタで恐縮なのですが・・・

 ベンツSLネタは、約一月ぶりなんですが、実は
 昨年11月末頃、突然エンジンが掛からなくなりました。

   

 午前中、いつものようにSLを始動させ(この時、ちょいと掛かりずらかった)
 鼻面を車庫から少し出してエアインテークの整備とヘッドライトワイパーの
 整備をした後 元に戻そうと再度エンジンを始動させようとしたのですが、
 セルは回れど火が入りません。。。
 何回となく試みましたが、全然ダメ。
 ・・・だんだんバッテリーが弱ってきてセルの勢いも無くなり・・・(>_<)
 その日は、そのままの状態でバッテリの充電だけさせて翌日に
 再度チャレンジする事にしました。

   

 翌日も同じ状態で進展無し。
 セルを廻すと後方からガソリンの匂いがするので、火が飛んでいない(?)
 と、いう推測から
 予備で持っていたイグニッションコイルを交換してみることに。。。

   
   

 イグニコイルは、エンジンルームの左フェンダーにへばりついています。

   
   

 これ、左ヘッドライト後方からエアークリーナーに繋がっている居るダクトを外し
 ボルト2本で簡単に外すことが出来ます。で、新しい部品と比較すると・・・

   
   

 ありゃりゃら~ です。。。(^^;)
 形は同じなんですが、左右対称・・・?
 多分、使えるだろう ってことで交換へ~。

   

 っと、その前に 近辺が汚かったのでついでにお掃除を。

   
   

 濡れ雑巾で汚れを拭っただけなのですが、結構綺麗になりました。(^_^)v
 それと、イグニコイルが取り付く面にマスキングがして有ったのですが、
 サビが出ていたので、サンドペーパーでサビの除去を実施しました。
 これ、イグニコイル部品のボディアースですね。。。結構重要と思います。
  このボディアース、かなり怪しげなんで 後でアーシングをしようと
 思います。(ブログネタ・・・?)


   
   

 特に問題もなく取り付きました。。。端子ネジはステンレス製の物に交換。

 ・・・さて、結果は?・・・やはりダメでした。(>_<)
 もうこれ以上、僕の技量ではどうしようもないので
 専門工場で診て貰うことに。。。
 翌週、カーゴ車に来て貰いSLちゃんは、整備工場へドナドナ宜しく
 荷馬車(カーゴ車)に曳かれて入院と相成りました~。

   

 2,3日経って、整備工場から連絡が有り イグナイターの不良との診断
 連絡がありました。それと、プラグコードが若干のリークが有るとのこと。
 「イグナイターは、111,800円ですが どうしますか?」
 の担当の方の質問に「やらなくていいです」も有り得ないので、
 交換を実施して貰うことに。。。
 整備の見積もりは、ディスビローターとかの交換も含め

 240,000円也~ ガビ~ン (>_<)

 一昨年に続き またしても年末に痛い出費です。。。(-_-)
 ・・・まあ、これがイヤなら辞めれば良いんですが、そんな訳ないしー

 イグナイターは、イグニッションコイルの更にヘッドライト寄りの
 左フェンダーにへばりついていて、エアコンの配管とかが有って
 僕のような素人では、ちょいと交換が困難です。
 実際、整備工場での交換もこれらの配管を撤去して実施したそうです。
 (写真のイグナイターは、交換後の新部品です)

 SLは、12月の中旬に整備が終了して戻ってきました。

   

 新品になったディストリビューターキャップとコード類。
 ディスビキャップとローター ¥26,600
 ハイテンションコードセット ¥53,700
 です。コードは、社外品みたいですね。
 純正は、確かもっとお高かかったと思いました。

   

 プラグコードなんかも凄く柔らかい・・・。
 新ぴんの時はこんなんですね。
 前のは寿命が来ていたのか、結構カチチカチに固かったです。
 長い目で見れば、消耗品と言えるのでしょう。

   

 今回、ボロかったエアーダクトも交換しました。
 以前のは、亀裂をビニールテ-プで補修してあったんで・・・。
 これ、¥1,550でした。
 これは、換え得感大有り~ (^_^)v

   

 交換部品を全て引き取ってきました。
 これが問題のイグナイターユニット。。。なんで、これが10万円?
 ・・・って、思っちゃいますね。
 バラシてみましたが、(後程紹介します)材料費では恐らく1万円を
 切ると思います。
 イグナイターは、エンジン回転からのピックアップ信号を取り込んで
 トランジスタで電子的にON/OFFさせてイグニッションコイルで
 高電圧を発生させる信号を作り出すもので、昔で言うポイントに当る
 機能が有るのですが、メカのポイントと違って機械的な接触が無いので
 メンテナンスフリーを謳った物ですが、電子部品に寿命が有るので
 永遠のパーツでは無いんですね~。。。
 ちなみに 電子部品で短命なのは、コンデンサーです。

   
   
   
   

 ディスビキャップとローターです。
 ミゾとかは着いているんですが、これで寿命なのか僕には判りません。
 整備工場の方も将来的に今交換した方が良い、と、言う判断でした。
 これらは、予備に摂っておきましょう。

   
   
   
   

 ハイテンションコード類。
 コード部分は硬化していて電極は、サビなどのヤレが来ています。
 これは、僕が観ても交換ですね。。。(^_^)

   
   

 同時に交換したプラグ。整備工場では純正指定品を選定したようです。
 電極の焼け具合が、調子が悪かった事を物語っています。
 これでも そこそこ走っていたんですがね~・・・(^^;)

   

 ボロのダクト。当然廃棄ですね。

 ・・・今回の点火系の整備(燃料系はいじっていません)で
 リフレッシュされた後の印象ですがエンジンが
 激変し全然別物に成りました。
。。ワオッ(◎o◎)

 まず、始動性ですが 以前はエンジンが冷えている時は2~3秒
 程セルを回さなければ始動しなかったのですが、
 現在はセルモーターのソレノイドが引くやいなやエンジンに簡単に
 火が入るように成りました。
 ものの1秒と掛かりません。
 始動性が確実に向上していますね。。。。(^_^)v

 また、スタートに関しては以前はとても重たい感じがしたのですが
 ストレス無く発進出来ます。
 ・・・低速のトルクが格段に向上しました。
 
 元々、中古購入時からそうゆう印象だったので・・・
 と、言うか この時代のベンツは 2速発進・重たいアクセルペダル
 ・・・の潜入感が先行して、本来の性能が僕自身判っていなかった
 んだろうと思います。
 また、僕のSLは購入時からパーツ交換記録が不明な怪しい車だったので
 (僕が所有してからは、整備記録は全て摂っています。。。)
 点火系消耗部品の既に寿命が来ていたんですね。(と、思います)

 今後もこんなトラブルが また、当然来ることが予想出来るのですが
 手放せない魅力があるんですね。。。この車 (^^;)
      
    



最新の画像もっと見る

コメントを投稿