オヤジのおもちゃ箱(スケール1:1)

「お金は無いけど、暇は有る」万年少年オヤジの車・バイクのプチ改造や昔の思い出、趣味などを綴ったページです。

MB R107 バキュームチェックバルブ交換 (その1:実車調査)

2010年08月05日 | 

 次なるメンテは、バキュームチェックバルブの交換です。
 以前、パーツレベルでの検討を実施しましたが、今回は まず
 実車を観察して作戦検討をしました。

 

 チェックバルブは、エンジンルーム内の左手前、ワイパーモーターの上辺りに
 有ります。

 

 僕は、正規取り付けの状態が判らないのですが 僕のSLの場合
 ワイパーモーターの上に殆ど転がっているってノリです。
 ・・・こんなんで、良いのかな~ (>_<)

 

 状態はと言うと、ラバー継手とチェックバルブの勘合部分がタイラップで縛って有ります。
 かなり以前ですが、エコノミーメーターが正常動作しなくなった時が有って
 何かの整備の時に見て貰った事が有り その時は、気が付きませんでしたが
 この時の処置で功成ったんだと思います。
 つまり、バキュームの漏れが発生してたんでしょうね。。。

 

 更に詳しく調べてみると、チェックバルブは3個着いていて しかも
 バルブは、3ウェイっと成っています。。。あれれ?
 新品調達品は、4ウェイ・・・だぜぃ。。。?  Σ( ̄□ ̄;屮)屮

 

 チョット戸惑いながらも チェックバルブを外してみます。
 タイラップをニッパーで切断し、、、ヌルッっと殆ど抵抗無く外れちゃった。
 こりゃぁ ラバー継ぎ手がアウトですね~。。。(T_T)

 

 グレー側は、そこそこの感じで締結出来ていました。

 
 

 摘出した、バキュームチェックバルブです。調達新品部品を確認した時と同じように
 黄色いパイプに接吻して息を吸ってみます。・・・あれ?チョイと重たいな?
 と、中の弁(?)の動きがスムーズでは有りません。もう一度新品と比べてみましたが
 明らかに動きが違っていますね。。。動き始めに大きな吸引を必要とするし
 動き始めにバタバタっとチャタチングが起きるようです。
 新品の方は、明らかにスムーズに動きます。
 と、グレー側のパイプに接吻(♡)。。。~う~ん。これも変。
 新品の方は、それぞれのグレー側パイプで独立していた(貫通していない)のに
 こちらは、スースーと貫通してしまいます。・・・?
 どちらの動きが正しいのかは判りませんが、貫通していると片側の負圧アクチェータに
 負圧の漏れだったりが発生した場合、もう片方のパイプに繋がるアクチェータも
 同時に死んでしまいますね。。。つまり、理屈的には新品の動きの方が
 理にかなってると思いますね。。。正解は、どちらだろ?
 まあ、いずれにせよ弁の動きもおかしいので、要交換って僕的には判断します。(^_^)v

 

 次にチェックバルブとパイプを繋げているラバー継ぎ手を外してみます。
 ここも少し緩くなっているようですね。。。(T_T)
 この部分のパーツは準備していないのですが、、、さぁ、どうしよ?

 

 それと、もう一つ問題が有ります。。。3個のチェックバルブに負圧を供給する
 ラバー継ぎ手が5ウェイと成っています。・・・僕が準備した継ぎ手は
 十字型とY字型。。。つまり、4ウェイと3ウェイ。
 さあ、どうしよう・・・?

 
 

 ちょっと、考えを巡らしつつ もう一つチェックバルブを外してみました。
 これも、ラバー締結部はゆるゆる。。。(>_<) で、接吻確認も同じように
 怪しげな動きでした。。。

 

 今回の交換メンテで、どう対応するかってことで 頭を整理するため
 現状の配管レイアウトのポンチ絵を書きました。
 これで、暫し考察・・・で、ヒラメキ ヽ(^◇^*)/
 
今回 手持ち部品で対応するために、こんなレイアウト案を作成です。。。

 

 今回、目論でいた流用部品であるワンタッチユニオンを追加。
 ラバー継ぎ手は、3ウェイを採用。ユニオンとラバー継ぎ手は、新たに
 パイプラインを新設します。
 ストレートのラバー継ぎ手は、余分に調達している多ウェイのラバー継ぎ手を
 カットして使用。
 ・・・これで、配管レイアウト的には問題無いハズですが。。。
 さて、どうなることやら・・・?