新年、第一弾のネタです。
年始早々で、去年の出来事ネタで恐縮なのですが・・・
ベンツSLネタは、約一月ぶりなんですが、実は
昨年11月末頃、突然エンジンが掛からなくなりました。
午前中、いつものようにSLを始動させ(この時、ちょいと掛かりずらかった)
鼻面を車庫から少し出してエアインテークの整備とヘッドライトワイパーの
整備をした後 元に戻そうと再度エンジンを始動させようとしたのですが、
セルは回れど火が入りません。。。
何回となく試みましたが、全然ダメ。
・・・だんだんバッテリーが弱ってきてセルの勢いも無くなり・・・(>_<)
その日は、そのままの状態でバッテリの充電だけさせて翌日に
再度チャレンジする事にしました。
翌日も同じ状態で進展無し。
セルを廻すと後方からガソリンの匂いがするので、火が飛んでいない(?)
と、いう推測から
予備で持っていたイグニッションコイルを交換してみることに。。。
イグニコイルは、エンジンルームの左フェンダーにへばりついています。
これ、左ヘッドライト後方からエアークリーナーに繋がっている居るダクトを外し
ボルト2本で簡単に外すことが出来ます。で、新しい部品と比較すると・・・
ありゃりゃら~ です。。。(^^;)
形は同じなんですが、左右対称・・・?
多分、使えるだろう ってことで交換へ~。
っと、その前に 近辺が汚かったのでついでにお掃除を。
濡れ雑巾で汚れを拭っただけなのですが、結構綺麗になりました。(^_^)v
それと、イグニコイルが取り付く面にマスキングがして有ったのですが、
サビが出ていたので、サンドペーパーでサビの除去を実施しました。
これ、イグニコイル部品のボディアースですね。。。結構重要と思います。
このボディアース、かなり怪しげなんで 後でアーシングをしようと
思います。(ブログネタ・・・?)
特に問題もなく取り付きました。。。端子ネジはステンレス製の物に交換。
・・・さて、結果は?・・・やはりダメでした。(>_<)
もうこれ以上、僕の技量ではどうしようもないので
専門工場で診て貰うことに。。。
翌週、カーゴ車に来て貰いSLちゃんは、整備工場へドナドナ宜しく
荷馬車(カーゴ車)に曳かれて入院と相成りました~。
2,3日経って、整備工場から連絡が有り イグナイターの不良との診断
連絡がありました。それと、プラグコードが若干のリークが有るとのこと。
「イグナイターは、111,800円ですが どうしますか?」
の担当の方の質問に「やらなくていいです」も有り得ないので、
交換を実施して貰うことに。。。
整備の見積もりは、ディスビローターとかの交換も含め
240,000円也~ ガビ~ン (>_<)
一昨年に続き またしても年末に痛い出費です。。。(-_-)
・・・まあ、これがイヤなら辞めれば良いんですが、そんな訳ないしー
イグナイターは、イグニッションコイルの更にヘッドライト寄りの
左フェンダーにへばりついていて、エアコンの配管とかが有って
僕のような素人では、ちょいと交換が困難です。
実際、整備工場での交換もこれらの配管を撤去して実施したそうです。
(写真のイグナイターは、交換後の新部品です)
SLは、12月の中旬に整備が終了して戻ってきました。
新品になったディストリビューターキャップとコード類。
ディスビキャップとローター ¥26,600
ハイテンションコードセット ¥53,700
です。コードは、社外品みたいですね。
純正は、確かもっとお高かかったと思いました。
プラグコードなんかも凄く柔らかい・・・。
新ぴんの時はこんなんですね。
前のは寿命が来ていたのか、結構カチチカチに固かったです。
長い目で見れば、消耗品と言えるのでしょう。
今回、ボロかったエアーダクトも交換しました。
以前のは、亀裂をビニールテ-プで補修してあったんで・・・。
これ、¥1,550でした。
これは、換え得感大有り~ (^_^)v
交換部品を全て引き取ってきました。
これが問題のイグナイターユニット。。。なんで、これが10万円?
・・・って、思っちゃいますね。
バラシてみましたが、(後程紹介します)材料費では恐らく1万円を
切ると思います。
イグナイターは、エンジン回転からのピックアップ信号を取り込んで
トランジスタで電子的にON/OFFさせてイグニッションコイルで
高電圧を発生させる信号を作り出すもので、昔で言うポイントに当る
機能が有るのですが、メカのポイントと違って機械的な接触が無いので
メンテナンスフリーを謳った物ですが、電子部品に寿命が有るので
永遠のパーツでは無いんですね~。。。
ちなみに 電子部品で短命なのは、コンデンサーです。
ディスビキャップとローターです。
ミゾとかは着いているんですが、これで寿命なのか僕には判りません。
整備工場の方も将来的に今交換した方が良い、と、言う判断でした。
これらは、予備に摂っておきましょう。
ハイテンションコード類。
コード部分は硬化していて電極は、サビなどのヤレが来ています。
これは、僕が観ても交換ですね。。。(^_^)
同時に交換したプラグ。整備工場では純正指定品を選定したようです。
電極の焼け具合が、調子が悪かった事を物語っています。
これでも そこそこ走っていたんですがね~・・・(^^;)
ボロのダクト。当然廃棄ですね。
・・・今回の点火系の整備(燃料系はいじっていません)で
リフレッシュされた後の印象ですがエンジンが
激変し全然別物に成りました。。。ワオッ(◎o◎)
まず、始動性ですが 以前はエンジンが冷えている時は2~3秒
程セルを回さなければ始動しなかったのですが、
現在はセルモーターのソレノイドが引くやいなやエンジンに簡単に
火が入るように成りました。
ものの1秒と掛かりません。
始動性が確実に向上していますね。。。。(^_^)v
また、スタートに関しては以前はとても重たい感じがしたのですが
ストレス無く発進出来ます。
・・・低速のトルクが格段に向上しました。
元々、中古購入時からそうゆう印象だったので・・・
と、言うか この時代のベンツは 2速発進・重たいアクセルペダル
・・・の潜入感が先行して、本来の性能が僕自身判っていなかった
んだろうと思います。
また、僕のSLは購入時からパーツ交換記録が不明な怪しい車だったので
(僕が所有してからは、整備記録は全て摂っています。。。)
点火系消耗部品の既に寿命が来ていたんですね。(と、思います)
今後もこんなトラブルが また、当然来ることが予想出来るのですが
手放せない魅力があるんですね。。。この車 (^^;)