温度制御基板をグローブBOXに取り付けるためインナーを外して室内に持込みました。
制御基板は、吊下げる様に取り付けることとし取り付け用の穴加工を実施します。。。
・・・こんな感じで、基板ユニットを置いて現物合せで・・・
取り付け穴を加工。。。
タッピングネジ2本で固定です。。。
続いて、配線の通線口を加工します。。。
こんな案配。。。(^_^)v
更に配線ケーブルには、スパイラスチューブを巻き付けて体裁を整えます。
・・・完成。。。(^_^)v
なが~い、検討&部品製作・確認が続きましたが、、、やっと、やっと・・・
車体への装着まで辿り着きました。。。(^^;)
制御基板の収納場所ですが、温度表示LEDが装備されているので目の届かないところへの
収納は勿体ない・・・が、大きさが結構デカイので なかなか良い場所が有りません。
散々考えた結果、グローブBOX内に装着することを思いつきました。
・・・ここなら、必要に応じて扉を開ければクーラント温度が確認出来ます。。。(^_^)v
クーラントセンサーと電動ファンのバイパスラインの延長ケーブルを作成しました。。。
エンジンルーム右側に配線しますが、バッテリー側壁は もうケーブルで満タンの状態。
・・・そこで、バッテリーの下側に配線する事に・・・で、バッテリーを外します。
更にクーラントリザーバータンクとウィンドーウォッシャータンクの下に這わせます。。。
コネクタ接続。。。
バッテリー下の配線は、こんな感じです。。。
車体コクピットへのケーブル引き込みは、ここから通します。。。乳首みたいな所が予備の
通線口と成っていて・・・
カットします。。。
ズボズボと挿入・・・
車内側は、グローブBOXを外すとここから出てきます。
更に弛みを無くしてラインを整理。
バッテリーを元に戻して、エンジンルーム側配線が完了です。。。
ここまで製作した部品を実車を使って最終の動作確認を実施。。。
制御基板側配線の端末に小型ファストン端子(平型端子)をカシメ加工。
更に車体側の温度センサー系配線とリキッド圧力センサーからのバイパスラインも端子加工
します。
確認用に仮結線します。
制御基板に12V電源を接続。。。この時のクーラント温度が22.9℃。。。
現状のトリガー設定温度、80.1℃。
これは、以前基板単体で確認したときの設定温度ですね。。。
今回の実車確認では、確認時間を短くするためトリガー設定温度を約40℃
(実設定40.3℃)と低めに設定です。
エンジンを掛けます。。。
直ぐにクーラント温度が上昇。。。
設定温度を過ぎて、赤LEDが点灯しリレーがONしました。
電動ファンが回転。。。大成功~ ヽ(^◇^*)/
制御基板は、室内に設置予定でエンジンルーム内配線は、仮養生。。。
次回以降、これに延長ケーブルを継ぎ足して制御基板の室内への設置作業を実施しま
す。。。(^_^)
制御基板の収納ケースを作ります。。。
秋葉原電気街で、タカチのプラケースを買ってきました。
これを、チョイと加工して基板を格納します。。。
基板の大きさに対してやや小さめのケースです。。。
これ以上のケースでは、結構デカくなるのであえて小さめのケースをチョイス。。。(^_^;)
この部分を切り取り加工します。
・・・こんな感じで、穴を開けて行きます。。。こちらの穴位置は、チョー適当に開けてい
ます。
ニッパーでカット。
カット端面をヤスリ加工で成型します。。。
こんな感じ・・・
基板を格納して、基板固定用の穴加工。。。
基板の仮固定。。。
座金付き小ネジ+カラー、、、とフランジナットで固定することに。。。
蓋の加工です。
マドの製作が完成~ (^_^)v
こんな感じに成りました。。。
基板から接続ケーブルを誂えます。
ケース完成。。。(^_^)v
止まっていた電動ファン制御改造のつづき。。。
今回は、エアコンリキッド圧力センサーから分岐させるケーブルライン製作のお話しです。
圧力センサーを短絡させると電動ファンが低速で回転します。ここからラインを分岐させて
温度制御基板の駆動リレーに繋げます。
電動ファン駆動配線を調査して、ブロック回路図を書いてみました。。。
電動ファンモーターは、高速・低速とそれぞれサイコロリレーで制御されています。
速度の選択は、抵抗器を通るか通らないかだけの差。
新たにウォーターポンプ上部に取り付けた温度センサーの出力が温度制御基板に入り、
これが トリガーと成って任意の温度設定時に基板駆動リレーをONさせて圧力センサース
イッチを短絡。。。
あたかも、圧力センサーがONしたかの状況を作り、低速電動ファン用
サイコロリレーを駆動させる作戦です。。。
今回製作するバイパスラインは、上の回路図の赤ラインの部分となります。
右側のファストン・オス端子のラインがエアコンリキッドタンクに取付いている圧力センサ
ーライン。
新たにケーブルを製作して、ここから所謂 バイパスラインを作ります。
アース側オスのファストン(平型)端子のカシメから。。。
僕は、何時も電工ペンチ使います。
線材がカシメられました。
メイン固定の被服部分をカシメます。
こんな感じ。
保護チューブを覆って、完成。。。(^_^)
同様にサイコロリレー側のもう1本を製作。。。
続いて、メス側の端子の製作。。。
バイパスラインは、メス側から摂ることにします。メインラインとバイパスラインを保護チ
ューブに2本通します。・・・長さを合わせ、、、
被服をカット後メインとバイパスの芯線をヨジリます。
これをメス端子に同時にカシメ。
メイン締結。。。
完成。。。
2本製作。
圧力センサーラインへ接続します。
下方へ垂れ下がっているのがバイパスライン。。。アース側は、緑のライン。
こちらが繋がると電動ファンが低速駆動。 また、従来通り圧力センサーがONしても同様
にファンが動きます。・・・電気的には、or回路を構成ですね。。。(^_^)
ラインを整えて、車体に固定。
仮養生してバイパスラインが完成です。。。(^_^)v
フロアーカーペットを戻します。。。
キックダウンスイッチは、カーペットとの挟み込みが無く、しっかりと顔が出るように入念
にチェックします。
更に、アクセルを踏み込んでキックダウンスイチがカチッと確実にONするか確認を。。。
フロアーマットを敷いて交換作業が完了~ (^_^)v
最後にドアスイッチを復元して最終終了。。。
交換後の試運転では、アクセルペダルの動きがスムーズに成った感触が、、、。
ブレーキペダルに関しては、ブレーキONからのアクセル踏み替えで、ブレーキペダルから
滑させた時の足裏の感覚にメリハリが増したような・・・感じ。。。(^_^)
キックダウンスイッチも確実に動作するようになりました。
まあ、操作系で直接体に接する部品が新品に更新されたことの精神的な満足感が強いか
も・・・ですね。。。
新部品を取り付けます。。。アクセルペダルから
アクセルリンクレバーにモリブデングリースを塗布。。。
シャフトが摩耗しているのが判りますね。
ペダルブッシュを差し込み・・・
ペダルのヒンジ部を車体側のここに差し込みます。
固定クリップを入れて、、、
装着完了。。。チョー簡単・・・(^_^)
お次は、ブレーキペダルパッドを・・・
こちらから差し込むのが良いと思います。。。
チョッと填め込みが硬いですが、落ち着いて作業すれば難無く装着出来ました。
取り付け作業が完了。。。ここまでで、5分ほどの作業です。(^_^)v
取外した旧部品と新品部品を比較してみます。。。
まずは、アクセルペダル。・・・何時も足で踏みつけられる部分でしょうか、上部が摩耗
(?)で、テカッています。
裏側のブッシュ部分は、ヤレが来ているのが一目瞭然。。。
新旧部品とも全く同じ物ですね。。。
こうしいぇの撮影だと、ヤレが来ているのが良く判ります。
・・・こちらの新品ペダルアッセンブリは、海外調達で
Accelerator Pedal $19.99 と、リーズナブルなお値段です。。。(^_^)v
こちらは、固定クリップ Pedal Clip $3.99
・・・これも全く同じ形状ですが、刻印数字が6から8へアップしています。
恐らく成形型が更新されているんだと思います。
もう一つの相違では、現状品は黒色材質ですが
新部品は、材質色がグレーとなっています。
ブレーキペダルパッドについては、かなり違っていて、、、
現状部品は、ゴムが経年劣化で硬化しています。新部品の方は、ゴム質は柔らかいのですが
成形型自体が違います。。。
これは、アフターパーツかな・・・?
お値段、 Brake Pedal Pad, Automatic, $6.99
次にキックダウンスイッチのメンテを実施するため、外します。
キックダウンスイッチメンテは、アクセルリンクシャフトの裏側に有ります。
こちらは、板金にハマッているだけなので、簡単に外せます。
コネクタを引き抜いて・・・外せました。(^_^)
チョイと汚れてます。
シャフトが当たるスライドする部分は、こんな感じに引っこ抜けますね。
・・・パーツNo
濡れ雑巾で汚れの除去・清掃。
キックダウンスイッチを確認する理由は、走行中まれにキックダウンが動作しない現象が有
ったため。。。
清掃後、部屋に持込み導通確認を実施です。。。
硬いスイッチを手で動作させて・・・OK。
こちらもOKでした。。。スイッチ自体に問題は無いようです。
モリブデングリーススプレーを持ち出して・・・
摺動部への塗布。。。
スイッチカバーが摺動するここにも塗布。。。
更に電極端子へ、接点復活剤を塗布します。。。
車体側のコネクタへも同様に。。。
車体側の取り付けブラケットにパチンと填め込み・・・
取り付け固定が完了。。。
アクセルリンクシャフトを動かして、スイッチが入ることを確認します。。。
OK・・・(^_^)v
夏休み前に調達していたアクセルペダルとブレーキペダルパッドの交換を実施しました。
ドアーを開けての作業が続くため例によって、ドアースイッチを殺してイルミ照明を点灯さ
せない様に細工します。
フロアーマットとフロアーカーペットを外して、、、作業開始。。。(^_^)
まずは、ブレーキペダルパッドから外します。。。グイッとラバー部分をめくるとあっけな
く外れました。
ペダル横角が、ツルツルに摩耗していますね。。。
パッドは全体にカチカチに硬化しています。
続いて、アクセルペダルの撤去。。。ここのクリップを・・・
外します。。。ホコリだらけ・・・
クリップはこんな状態です。
アクセルペダルを上に引き上げて、、、
アクセルリンクシャフトから抜きます。。。これも、簡単に外せます。
アクセルリンクシャフトは、こちらのブッシュと勘合。。。
ホコリまみれ。(>_<)
ブッシュ内側シャフト摺動部分は、キズや摩耗が見られます。
帳番部分は、まだ元気。。。
僕のSLのアンテナロッドを交換しました。。。
アンテナ動作については、ここ最近、5回に1回位の割合で最終段で格納が止まってしまう
ってなことが有って、再度ラジオをON/OFFさせていちいち手でもって格納・・・なん
て異常な動作がありました。
更にアンテナが伸びきった状態で、進行方向にソリが出てきている状態となって。。。
そろそろ寿命かな?・・・ということで、新品部品に更新です。。。(^_^)
ロッドは、海外調達で Hirschmann Antenna Mast $16.99
約¥1700程です。。。安い (^_^)v
パッケージに交換方法が印刷されていて、スパナ1本で交換作業が出来ます。
旧ロッドの取り外し。。。
ロッド固定の二面幅ネジを緩めて、ラジオスイッチをONするとこんな感じにそのまま勝手
に抜け出ててきます。
この状態で、ギア歯の位置方向を確認。。。覚えておきます。
新旧部品比較。。。
現行ロッドは結構ヤレが来ていて、細かなキズが着いていますね。
プラスティックのケーブルギアも若干の摩耗も見受けられます。。。
それと、収納クセがバッチリと着いて、これがロッドのソリの原因と思われます。
さて、新ロッドの取り付けを。
先程記憶したの旧ロッドケーブルギア位置に併せて、新ロッドのケーブルギアを止まるまで
挿入します。
後は、ラジオスイッチをOFFにしてケーブルギアを軽く押し込むと本体側のギアと噛み合
った所で巻き込みが開始さるので、ロッド本体を保持しながら引き込みをアシスト。。。
アンテナロッド引き込みが終了した所で、固定ナットを締め込み完了。。。
僕の場合、作業は1人で問題なく出来ました。
最後にラジオスイッチにて、アンテナの出し入れをして異常の無いことを確認して終了。
アンテナロッドの伸びもピシッと決まって チョー、お手軽な交換作業でした。。。(^_^)v
温度制御基板のリレーが予想動作通りにON。。。この時のメーター表示は、
デジタル温度計と実車アナログ温度計の表示が、、、結構、イケテル。。。(^_^)v
デジタル温度計の温度表示は、スペック上かなり正確なので 25年以上前の我がSLのア
ナログ温度計、所謂 ご参考温度ではなくて、実質値という見方でもかなり正確です。
さて、クーラント温度は更に上昇を続けます。
この頃になると、リザーバータンクのオーバーフローラインからもクーラントが循環してい
るのが判ります。
・・・サーモスタットがチャンと働いていてレジエーター循環モードへ移行しているのが判
ります。
88.5℃になった所で、、、実験その2を開始~ (^_^)
電動ファンのクーラーリキッド圧力センサーを直結にして、、、
電動ファンを動作させます。。。
程なく、クーラント温度が低下。。。電動ファンの効果が確認出来ました。。。(^_^)v
出来上がった温度センサーを実車に取り付けて確認をしてみることに。。。
仮のメクラ用ボルトを外して、、、
温度センサーを組込んだM10ボルトを取り付けます。
更にセンサーケーブルを接続して、
制御基板に接続。
制御基板に12V電源を繋いで、、、センサー出力が表示されました。
エンジン停止状態で、35.1℃を表示。。。この日は、外気温が36℃程なので、、、
まあ、こんな感じでしょう。。。(^^;)
基板のリレートリガー温度設定は、30℃でしたので この時点でリレーが動作状態です。
(赤LEDが点灯します。。。)
実車確認実験では、エンジンONで様子を観るのでリレートリガー温度を80℃に設定し直
します。
いよいよ、実験開始~ (^_^)
画像は、エンジンONの直後です。制御基板LED表示が歯抜けになっていますが これ
は、LED点灯が有る一定の周波数で点滅点灯しているために、デジカメのシャッタースピ
ードとの関係で、こんな感じに暗状態を撮影することが有るためです。
エンジン始動後、みるみる温度が上昇していきます。
約5分ほどでこちらの温度。。。やっぱ、夏場なのでクーラント温度上昇が速いですね。
メーターインスト表示は、こんな。。。良さげに合っています。(^_^)v
間もなく、リレー動作温度に到達。。。
80.1℃で、リレーがONしました。
・・・撮影画像は、ちょいとタイミングを逃していますが、、、。(^^;)
つづく
センサーの電極ケーブルには、こちらのコネクタを装着することにします。。。
センサーは、3端子なんですが、丁度良いのが無く・・・エーモンの4極コネクタ。
これで、妥協。(^^;)
実は、センサーボルトのM10ヘキサより小さいコネクタと言うことでチョイスしましたが
電線の太さサイズがアンマッチ。。。これは、承知で入手です。
センサー電線を耐熱タイプに置換えます。
更に熱収縮チューブで保護。。。なんか、、、かっちょ悪・・・(T_T)
コンタクトの取り付けは、ケーブルサイズが違う為でハンダで補強。
中継ケーブル側もコネクタのコンタクトを固定します。
・・・こんな感じに完成~ (^_^)v
チョイと不格好でいかにも素人加工といった感じですが、、、まあ、機能重視ってことで。
こんな案配でケーブル接続します。
早速、通電して機能確認を実施。。。
手で暖めると・・・温度が上昇。。。OK~ 動いています。。。ヽ(^◇^*)/
センサーの取り付け加工です。
温度制御基板キットに付属している温度センサーを加工するため分解しました。。。
温度センサーは、単なる熱電対(抵抗体)では無くてトランジスタの様な形状をしていま
す。・・・電極が3本有るんですね。。。
確認の為、分解したセンサーのカバーを取り付けボルトに挿入。。。
イメージ通り。。。(^_^)v
更にセンサーカバーを10mm程カットしてエポシキ系接着剤でボルトに接着固定します。
更に、センサー本体も組み込み。。。
こんな感じで、クーラントが漏れないように密閉。