最初にAとBが
街から街へと気ままに渡り歩いて
いろいろと上手くやりながら
楽しんでいるユメを見た
***
AとBは屈強な白人男Cに
ずっと監禁されていた
Cは裕福なのか
マンションの一角を改造して
2人を閉じ込め
1日1回、外から帰った後に
監禁部屋に入り
様子を確かめるのが習慣
Aは長い金髪で白い肌
Bは短い黒い髪
2人とも美人な白人女性
Bは消極的だが
Aはなんとかここから
2人で脱出する方法を
ずっと考えていた
部屋は牢獄のように何もなく
コンクリートで暗い
Cがある日、ドアを開けた時
Aは食糧として与えられた
大きめの缶詰?を熱くして
Cの首元目掛けて押し付けたため
Cは慌ててAを殴ってドアを閉め
震える手でやっとカギを閉める
***
Cは、それからAには
食糧をやらず弱らせよう
もしくは死んでも構わないと
1週間ほど放っておく
様子を見るため
もう一度ドアを開けると
中は暗く、電気もつけず
音もしない
死んだか?
と思った瞬間、またAは
熱い缶詰をCの首元に押し付けて
押し倒し、Cは廊下の壁に
頭を強く打つ
Aの顔はすっかり痩せこけて
骨と皮のひょうたん形だが
恐ろしい力で気絶したCを
玄関前の部屋の真ん中にある
長方形のくぼみに入れて
頭を万力のようなもので
締めていく
手でハンドルを回すごとに
頭が締め上げられていき
破裂しても構わないと
右手でギリギリと締めていく
苦しむ顔や、破裂の瞬間を見たら
後々まで忘れることが出来ないだろうから
顔の部分をタオルで隠す
Cの顔の上はガラスケースになっていて
なぜか男の子も入っていて
まるでCと同調しているかのように
苦しく歪んだ顔で
パニックになってもがいている
それも見たくないため隠したいが
薄いガーゼタオルしかなく
1枚だけだと透けて見えてしまう
もう1枚を十字に重ねるが
それでも透ける
BはなぜかCのケースの
延長線上に寝ていて
Bもパニック状態で
両手を振って暴れるため
A:やめて!
とふりほどこうとする
Bのためにタオルがズレて
何度も両手をどけるが
Bは恐怖でバタバタと
動きつづけている
Aは、もうCの顔が
半分くらいに締められたところで
いったん手を止める
私はAの気持ちと自分の気持ちで見ている
自分の気持ちとしては
死体とこの少年をこのままにしたら
逃げてもいつか捕まるだろう
部屋中にAとBの指紋があるだろうし
用心深いCは監視カメラを
部屋中につけているかもしれない
ここを出る前に、手袋をして
部屋中を拭き
なるべく捜査を遅らせるため
証拠を消さなきゃいけないが
科学捜査技術が進んだ今
それもすぐに分かってしまうだろう
Aはそこまで考えているだろうか?
ものすごい執念の持ち主だが
長年の監禁生活で
いろいろ分からないことも多いだろうし
せっかく自由になったが
これからが大変だろうなと思う
街から街へと気ままに渡り歩いて
いろいろと上手くやりながら
楽しんでいるユメを見た
***
AとBは屈強な白人男Cに
ずっと監禁されていた
Cは裕福なのか
マンションの一角を改造して
2人を閉じ込め
1日1回、外から帰った後に
監禁部屋に入り
様子を確かめるのが習慣
Aは長い金髪で白い肌
Bは短い黒い髪
2人とも美人な白人女性
Bは消極的だが
Aはなんとかここから
2人で脱出する方法を
ずっと考えていた
部屋は牢獄のように何もなく
コンクリートで暗い
Cがある日、ドアを開けた時
Aは食糧として与えられた
大きめの缶詰?を熱くして
Cの首元目掛けて押し付けたため
Cは慌ててAを殴ってドアを閉め
震える手でやっとカギを閉める

***
Cは、それからAには
食糧をやらず弱らせよう
もしくは死んでも構わないと
1週間ほど放っておく
様子を見るため
もう一度ドアを開けると
中は暗く、電気もつけず
音もしない
死んだか?
と思った瞬間、またAは
熱い缶詰をCの首元に押し付けて
押し倒し、Cは廊下の壁に
頭を強く打つ
Aの顔はすっかり痩せこけて
骨と皮のひょうたん形だが
恐ろしい力で気絶したCを
玄関前の部屋の真ん中にある
長方形のくぼみに入れて
頭を万力のようなもので
締めていく
手でハンドルを回すごとに
頭が締め上げられていき
破裂しても構わないと
右手でギリギリと締めていく
苦しむ顔や、破裂の瞬間を見たら
後々まで忘れることが出来ないだろうから
顔の部分をタオルで隠す
Cの顔の上はガラスケースになっていて
なぜか男の子も入っていて
まるでCと同調しているかのように
苦しく歪んだ顔で
パニックになってもがいている
それも見たくないため隠したいが
薄いガーゼタオルしかなく
1枚だけだと透けて見えてしまう
もう1枚を十字に重ねるが
それでも透ける
BはなぜかCのケースの
延長線上に寝ていて
Bもパニック状態で
両手を振って暴れるため
A:やめて!
とふりほどこうとする
Bのためにタオルがズレて
何度も両手をどけるが
Bは恐怖でバタバタと
動きつづけている
Aは、もうCの顔が
半分くらいに締められたところで
いったん手を止める
私はAの気持ちと自分の気持ちで見ている
自分の気持ちとしては
死体とこの少年をこのままにしたら
逃げてもいつか捕まるだろう
部屋中にAとBの指紋があるだろうし
用心深いCは監視カメラを
部屋中につけているかもしれない
ここを出る前に、手袋をして
部屋中を拭き
なるべく捜査を遅らせるため
証拠を消さなきゃいけないが
科学捜査技術が進んだ今
それもすぐに分かってしまうだろう
Aはそこまで考えているだろうか?
ものすごい執念の持ち主だが
長年の監禁生活で
いろいろ分からないことも多いだろうし
せっかく自由になったが
これからが大変だろうなと思う