宇宙ミッションに選ばれた
男2人、女2人
それぞれの分野のプロ
男性チーフが宇宙船内を案内する
入り口は壁際にありチューブ型
チーフ:壁に〇〇のフンがついてるぞ
壁を見ると
透き通った黄色?の丸い顔で
黒い2つの目が可愛いともいえる
虫(胴体がない)が張り付いていて
こっちを見ているような感じ
黒いシミがフンか?
特に笑えることでもなく
前のクルーの後について
私も中に入る
チューブを通るときは
私達もヒトから芋虫のような形態となり
さっきの虫と変わらないなと思う
自分でもあまり気持ちの良い形状とは思えないが
これも私たちだ
もぞもぞと這って
チューブを抜けると
少し開けた狭い共有スペースがある
私は個室の広さが気になり
4つに分かれたうちの1つに
すぐ入ってみると
ドーム型の天井は
ガラスを複雑に組み合わせたような素材で明るい
ヒトの形に戻り
立って両手をあげると
腕が少し曲がるくらいの高さ
横幅も1 m ほどで
私:狭い!
こんなところで
息が苦しくならないだろうか?と不安になる
チーフがすぐにレジャースペースに連れて行く
そこは縦横数十メートルの海で
みんな驚きの歓声をあげる
空は暗く曇っているが
好みによって快晴にも変えられる
チーフ:
刺激が欲しくなるだろうから
ここでは嵐
が起きたり
予測不能なことがランダムに起きるように
設定してあるんだ
ふと横を見ると
小柄な女性の体が
うつ伏せに浮いている
人形? 死体?
誰も突っ込まないまま
男性クルーのAが
早速海に入ってみる
濃い緑色っぽい水の色で
砂浜から波の中に入ると
急に足がつかないほど深いらしく
顔まで浸ってしまい
それを見てみんなで笑い
私も、僕もと入っていく
私:私も!
A:気をつけろよ
確かに底はどんな形なのか
普通の海と違って
形のわからないプールのよう
深いところがあって
何度か沈んでも
顔まで浸かりそうになるたびに
浮き上がるのもフシギ
A:無理するなよ
と私の腰を持ち上げる
A は背が高く
そのまま2人の腰に
大きなタオルを巻き
2人並んでくっついた状態になる
男女2人ずつで長期間一緒にいたら
好きになる感情も生まれてくるかもしれないが
もう1人の女性クルーはゲイなので
男女2組のカップルにはなり得ない
これは男性クルーは知らない
本人が話すタイミングに任せよう
私も今はそんな恋愛感情は全くないため
このタオルはあまりに親密すぎて居心地が悪く
海からあがって
しばらくして取ってしまう
小学生が運動の時にかぶる
紅白の帽子がフックにさがっているほか
普段着る作業衣も全て同じデザイン
サイズも全て同じに見えるので
男性クルーB:
自分は私物が混ざったり
誰か失くした時
自分が間違えてるとかいわれる
トラブルを避けたいから
イニシャル1文字でもいいから
ペンで衣類やシューズなどに
早めに書いて欲しい
強制するつもりはないが
頼むよ
私もそんなことで
いざこざになるのは面倒だから
いいアイデアだと
すぐに書こうと思う
みんなも賛成の様子
長期間のミッションの間には
いろいろあり
ストレスでぶつかることも
当然予想される
みんなプロのため
感情のコントロールはできるが
怒る場面もあるだろう
男2人、女2人
それぞれの分野のプロ
男性チーフが宇宙船内を案内する
入り口は壁際にありチューブ型
チーフ:壁に〇〇のフンがついてるぞ

壁を見ると
透き通った黄色?の丸い顔で
黒い2つの目が可愛いともいえる
虫(胴体がない)が張り付いていて
こっちを見ているような感じ
黒いシミがフンか?
特に笑えることでもなく
前のクルーの後について
私も中に入る
チューブを通るときは
私達もヒトから芋虫のような形態となり
さっきの虫と変わらないなと思う
自分でもあまり気持ちの良い形状とは思えないが
これも私たちだ
もぞもぞと這って
チューブを抜けると
少し開けた狭い共有スペースがある
私は個室の広さが気になり
4つに分かれたうちの1つに
すぐ入ってみると
ドーム型の天井は
ガラスを複雑に組み合わせたような素材で明るい
ヒトの形に戻り
立って両手をあげると
腕が少し曲がるくらいの高さ
横幅も1 m ほどで
私:狭い!

こんなところで
息が苦しくならないだろうか?と不安になる
チーフがすぐにレジャースペースに連れて行く
そこは縦横数十メートルの海で
みんな驚きの歓声をあげる
空は暗く曇っているが
好みによって快晴にも変えられる

チーフ:
刺激が欲しくなるだろうから
ここでは嵐

予測不能なことがランダムに起きるように
設定してあるんだ

ふと横を見ると
小柄な女性の体が
うつ伏せに浮いている
人形? 死体?
誰も突っ込まないまま
男性クルーのAが
早速海に入ってみる
濃い緑色っぽい水の色で
砂浜から波の中に入ると
急に足がつかないほど深いらしく
顔まで浸ってしまい
それを見てみんなで笑い
私も、僕もと入っていく
私:私も!
A:気をつけろよ
確かに底はどんな形なのか
普通の海と違って
形のわからないプールのよう
深いところがあって
何度か沈んでも
顔まで浸かりそうになるたびに
浮き上がるのもフシギ
A:無理するなよ
と私の腰を持ち上げる
A は背が高く
そのまま2人の腰に
大きなタオルを巻き
2人並んでくっついた状態になる
男女2人ずつで長期間一緒にいたら
好きになる感情も生まれてくるかもしれないが
もう1人の女性クルーはゲイなので
男女2組のカップルにはなり得ない
これは男性クルーは知らない
本人が話すタイミングに任せよう
私も今はそんな恋愛感情は全くないため
このタオルはあまりに親密すぎて居心地が悪く
海からあがって
しばらくして取ってしまう
小学生が運動の時にかぶる
紅白の帽子がフックにさがっているほか
普段着る作業衣も全て同じデザイン
サイズも全て同じに見えるので
男性クルーB:
自分は私物が混ざったり
誰か失くした時
自分が間違えてるとかいわれる
トラブルを避けたいから
イニシャル1文字でもいいから
ペンで衣類やシューズなどに
早めに書いて欲しい
強制するつもりはないが
頼むよ
私もそんなことで
いざこざになるのは面倒だから
いいアイデアだと
すぐに書こうと思う
みんなも賛成の様子
長期間のミッションの間には
いろいろあり
ストレスでぶつかることも
当然予想される
みんなプロのため
感情のコントロールはできるが
怒る場面もあるだろう