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ユメニッキ

奇妙な夢の世界。

指を切る

2020-11-12 15:53:28 | 夢日記
昔住んでいたアパートに
帰省している



忙しくバタバタしていた中で
ようやくとれた休み

昔の小さなブラウン管テレビで
『LIFE!』の総集編をやっていて

スタジオでウッチャン達が
これまでの出演者やコントのハイライトを
シーズンごとに流して
振り返ってトークしている

綾瀬はるかちゃんも出ている

途中から全然見たことのない
出演者ばかりになり

アレ? これ知らないな
途中1年位見ていなかった時期があったから
その時こんな人たちが出てたんだ
ずっとレギュラーのムロさんすらいない

テレビを見ながら
そのすぐ横にある
中が3、4段くらいに分かれた
透明ケースの中を片付けている

人気の女性アイドルのドラマの
いろんなシーンが
回ごとにまとめてあり

それを手元にある容れ物に入れて
最終的には1~最終回まで
番号を振ってきちんと並べようと思うが

見てもどの回なのか思い出せず
一度ぐちゃぐちゃにしてしまったら
もう二度と元に戻せないから

ひとまとまりになっているのは
混ぜないにようと気をつける

シーンを立体化(!)したものなので
伸縮はしても全然入らない
もっと大きな容れ物にしなきゃ

テレビを見ながらやっているので
集中力が半減する



なぜかわからないが
鋭い包丁で慣れないことをしようとして
左手の指を深く切ってしまい
すぐに血が滲み出してくる

動揺するが
そのまま作業を続けて
また同じ左の中指の
上のほうを切ってしまう

どうしてこうなるの!?と焦る

手元が引き寄せられるように
指に向かって違う箇所に
包丁が入ったまま
今度は引っかかって抜けない

落ち着いて 落ち着いて
そのまま抜かなきゃ

なんとか抜いて
傷口から血が出てきて

もう一人では無理だ!と
傷口を押さえて
家庭に必ず1個ある
救急箱を掴んで階段を降りて
母に助けを求める



実際のアパートの1階は
食事用のテーブルと
父の無線スペースだったが

もっと寛いだ居間のような部屋で
父はテレビを見ていて
母は家事が終わって
座って何か別の手作業をしている

私:見て! こんなに包丁で切っちゃった

母は顔色ひとつ変えずに
何か諭すように
普段の私が注意散漫
心ここにあらずでいるから
こういうことになるんだ
みたいなことを淡々と話して
何もしてくれない

こんなに切ったのに?!

私:ここなんかざっくりと深く切っちゃって!

V 字型になった
生々しい傷口を見せる

母:あーあー、だから○✕

とまた説教めいたことを
他人ごとのように話すが

私はそれどころではなく
全然話が頭に入らず
この状況を受け入れられず
ぼんやりしている

父は私の慌てぶりを
机越しに振り返って見て
薄笑いしている


私:
どうしたらいい?
お願いやって!

母は救急箱を開けると
サージカルテープが何箱があり
それでいきなり巻くつもりか?

消毒しなくていいの?
何か薬を塗って
ガーゼを当てて巻くんじゃないの?

それより病院で縫ってもらうレベルじゃないの?
それも怖いけど

こんなの自然に治る
とでも言うように落ち着いている母

これから1、2ヶ月の間
中指を使う度に
この何箇所もの切り傷を気にしながら

頭を洗ったり
手を洗ったりしなきゃいけないのか

治るには長期間かかるのに
切ってしまうのはあっという間だ

時間を戻して
切る前の手に戻したい
と後悔が湧いてくる


目が覚めて、どこも切っていない手を見て
ありがたいとさえ思うほどリアルだった