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ユメニッキ

奇妙な夢の世界。

完全にホラー

2016-12-21 16:59:56 | 夢日記
私と数人の仲間は貧しく
街の底辺のまた底辺にいる
チンピラのような生活

仲間同士つるんで
夜中あてもなく徘徊し
一応ボロボロの家に
住んでいる


しばらく会わずにいて
仲間を訪ねると
引っ越していた

そこには元からの住人がいて
いちいち絡んでくる

床が汚いと文句をつけ
私は仲間にコロコロで
カーペットを掃除させるが

大きな毛玉などが
なかなかとれないので
自分もやりはじめる

そうか、金もとうとう尽きて
高層だけど、こんな狭いところに
元の住人2人+仲間2人でいるのか

部屋数は3~4つあるが狭く
しきりもない
外の壁もないのか、
夜景が見える


元の住人2人にこれ以上
毎日いびられながら暮らすのは
まっぴらだと
私は自分でも思いもかけず
つっかかる


ある夜、仲間の男Aと夜中に
1階の炊事場みたいな場所
(大きなアルミのシンクがある
で肉を小さな靴下に
何個も詰めている

A「こうすれば、誰にも分からねえさ」

いいアイデアだと
2人で笑いながら
私は念のために靴下を
二重にして詰めている

暗に元の住人を殺して
バラバラにして
詰めている後ろめたさがある

その場所は、横の壁が
ガラス張りで、外から丸見え

明かりはつけていないが
誰かこの街の1人くらいは
私たちが何をしているのか
不審に思う目撃者がいても
おかしくないのでは?と
思っている


その後、あるイジワルな女が来て
「あんたたち、みんなに焼肉パーティーして
 ふるまったそうじゃないか
 景気がいいことで」
と含み笑いを浮かべる

私「私らにそんな金あるワケないだろうが」

なんとか誤魔化す理由を
急いで考えるが浮かばず
この女はすべて知っているのでは
という勘が働く


炊事場の隣りには
大きな木造りの机があり
柄の悪い大男が
酔っ払ったようにもたれかかりながら

「オレたちはここでこうして
 考えているようなフリをして
 あー今日も疲れたって
 もたれてるだけなんだよ!」

と高らかに笑う
権力者かなにかか?


ある日の深夜
仲間だけになった部屋に
いつかの肉を与えた動物たちが
恨みを持って化け物と化し
こっちに向かっているのが
私にだけ分かる

ドロドロの真っ黒い廃油みたいなのが
アスファルトの道に
大量に流れていて

動物はそこに浸かったか
知らずに飲んだかして
より正気を失っているのが
映像として見える


仲間の男が帰ってきて
少しのニオイでも
動物ならすぐにたどって、
この部屋を見つけるだろう

他の仲間はそんなことは
まったく感じず、すっかり
寛いで喋っているが
ここにいたら危ない!


そう思っていると
ガラス戸越しに
馬のような動物が
こっちを見つめているのが見えて
ギョッとする

顔はガビガビに荒れ、
怨念のような姿で
ボーっと立っていて
ガラス戸を蹴破ってきたら
ひとたまりもない

仲間たちもようやく気づき
パニック状態になる


私は一番外に近い場所にいて
ラッキーだと思い
そうっと外に出る

壁づたいにある
パイプのようなものにしがみついて、
下まで降りようとするが
上から化け物と化した猫が

「私がコレくらいの棒を
 降りられないとでも思うのか?」

言う通り、猫のほうが身軽だし
頭を下にして棒をつたい降りることも出来る
かといって、この高層から
飛び降りることも出来ず
絶体絶命



目が覚めた後も、自分の早鐘のような鼓動で体が揺れるほどだった
なぜこんなホラーなユメを見たんだろう?
近年ないくらいの恐さだった